生涯青春の人生に学ぶ
サミュエル ウルマンの”青春”という有名な詩がある。
『青春とは人生の或る時期を言うのではなく、心の様相をいうのだ。
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いゆく。』
この歌碑が車で1時間30分程度の山形大学工学部の庭にある。
この山形大学工学部が”青春”という詩を世にひろめた。
国の重要文化財に指定されている山形大学工学部
『人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐れと共に老ゆる。
希望のある限り若く、失望と共に老ゆる。』
サミュエル ウルマンの”青春”歌碑
この詩を翻訳したのが山形大学工学部(旧米沢工専)の講師 岡田義夫先生であり、
それをひろめたのが当時の学長(校長)だった森先生の新聞への投稿だった。
格式高い美しい日本語だ。
この詩が世にでるまでの経緯
83歳で山形大学工学部の博士後期課程に進学した玩具メーカー”タカラ”の
創業者の佐藤安太さんの『生涯青春の人生』の記念講演があり聴いてきた。
今までの物つくり人生を、人間としてどう生きるかを”技術”として捉え、
”生涯青春の人生”を創造する事を研究している。
佐藤安太(タカラ創業者)さんの講話
自分の子供よりも若い教授の下で素直に学んでいる姿には感銘した。
83歳の佐藤さんの記念講演、サミュエルの詩、そして学生達との会話。
全てからエネルギーをもらった小旅行だった。
佐藤さんはNPO法人ライフマネージメントセンターの理事長でもある。
(以下のHP参照)
http://www.ikigai3v.org/
サミュエル ウルマンの”青春”歌碑全景
米沢側から見た吾妻連峰
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