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被ばく線量値のウソ!

ガラスバッジ(個人線量計)メーカがガラスバッジは
1方向から被ばくするレントゲン室等の放射線管理区域で使うもので、
福島のような全方向照射では約30~40%低くでると伊達市議会で説明した。
(ようやく彼らの間違いを認めた!)

ガラスバッジのウソは以下ご覧ください。

従い、ガラスバッジで測定した被ばく線量値年間1mSvは、
正確には年間約1.43~1.67mSv相当となる。
ガラスバッジによる測定結果で住民の被ばく量は予測より少ないとして、
除染基準を緩和する伊達市は極めて問題。
又各自治体のガラスバッジによる住民の被ばく量測定は、
ガラスバッジ本来の使い方から逸脱している。
ガラスバッジのウソ、そして伊達市の欺瞞は明らか!!

http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2015/01/post-156b.html


除染や避難は空間線量(周辺線量当量)で規定されている。
0.23μSvは以下の計算式から導いたもの
(0.23μSv-0.04μSv)×8760h×0.6=1000μSv(1mSv)になる。
ここの0.6の係数は8hが屋外、16h室内(屋外の0.4倍)とした場合の加重平均。
0.04μSvは3.11以前からあった、空間線量の平均値。

内閣府・文科省・規制庁は空間線量(周辺線量当量)を使っている。
環境省(福島県も)は実効線量(空間線量の0.6倍)を使っており、
規制庁までが最近になって実効線量を主張するようなった・・・

福島県(福島医大⇔放医研)の外部被ばく線量値の評価は実効線量だが、
この実効線量の概念は市民には理解できていない。
各自治体は、理解しないままにこの2つの数字を混用している。
これが混乱の元凶・・・

先ずは、空間線量(周辺線量当量)を出した後に、
実効線量を出すべきだが、
その区別を市民に説明する事なく、
空間線量と実効線量をそれぞれの立場で都合の良いほうを
使い分けしている。
周辺線量当量(空間線量)と実効線量の双方の数字を出せば、
市民にとっては誤解が少なくなるのだが・・・


【ガラスバッジの嘘】
http://49981367.at.webry.info/201402/article_10.html

【投稿記事~個人線量計の嘘~】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-09-09

【個人線量計の嘘】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-08-11-1



参考までに地元新聞への投稿記事


『被ばく者人格権最優先の施策を』
環境省が除染目標を空間線量から個人線量へと方針転換し、0.3~0.6μSv/hでも年間
1mSvを超えないとした。前面に付けた個人線量は体が背後からの放射線を遮る為に、空
間に置いた時より約30%も小さくなる。個人線量計は一方向から被ばくする医療従事者に
は適してしるが、無限方向から被ばくする場合には正確性に欠ける。24時間個人線量計
を保持する事にも限界があろう。屋外での長時間労働者は空間線量0.23μSv/h以下でも
年間1mSvを超える。今回の方針は個人線量計による矮小化と数字目標値の緩和により、
より大きな被ばくを県民に強要し、国がすべき健康管理を被ばく者に負わせる構図に映る。
汚染した土地を原状回復する事は加害者の当然の責務であろう。国は原発事故の責任を
取らずに、汚染状態を放置し被ばくを強要する。その間の補償もしない対応は社会的常識
を逸脱している。国や市町村には被ばく者の人格権を最優先するよう施策転換を望みたい。

 


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