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東京五輪を返上せよ!

福島原発の収束も福島の再生も未だに終わっていない。
そんな中で東京五輪にうかれていいのか?
その金を福島の再生と福島県民への償いに使うべきだ!

東京五輪は安倍晋三首相が「福島の汚染水はアンダーコントロール」と
全世界にウソをついて招致した。
安倍内閣は「東京五輪のため」という美名の下で、
人権を制限する「共謀罪」法を無理やり成立させた。
東京五輪を口実に、民主主義が壊されようとしている。

ウソだらけの東京オリンピックは返上すべきだ。


『東京オリンピックを返上せよ』は以下ご覧ください。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2016-05-21



以下は毎日新聞の記事の一部を掲載
まったく同意だ!


【東京五輪病を返上!】
  2つの理由(酷暑と異常なメダル競争)

牧 太郎(客員編集委員)

○ 東京五輪を返上しろ!なんて書いていいのだろうか?何度もちゅうちょした。
毎日新聞社は東京五輪オフィシャルパートナー。いわば、五輪応援団である。
でも、恐る恐るサンデー毎日のコラム「牧太郎の青い空白い雲」(7月25日発売)
に「日本中が熱中症になる“2020年東京五輪”を返上せよ!」と書いてしまった。
すると、意外にも、知り合いの多くから「お前の言う通り!」という意見をもら
った。返上論は僕だけではないらしい。

○ その最大の理由は「非常識な酷暑での開催」である。日本の夏は温度も湿度
も高い。太陽の熱やアスファルトの照り返し。気温35度、もしかして40度で行わ
れるマラソン、サッカー、ゴルフ…自殺行為ではあるまいか?沿道の観客もぶっ
倒れる。
サンデー毎日では書かなかったが、日本にとって最悪な季節に開催するのは、
アメリカの3大ネットワークの“ごり押し”を国際オリンピック委員会(IOC)
が認めてからである。メディアの「稼ぎ」のために健康に最悪な条件で行う
「スポーツの祭典」なんて理解できない。

○ もう一つの理由は「異常なメダル競争」である。日本オリンピック委員会
(JOC)は「金メダル数世界3位以内」を目指しているそうだが、オリンピック憲章
は「国家がメダル数を競ってはいけない」と定めている。
日本人力士を応援するばかりに、白鵬の変化技を「横綱にあるまじきもの」と
イチャモンをつける。
そんな「屈折したナショナリズム」が心配なのだ。
「東京五輪のためなら」でヒト、モノ、カネ、コンピューター…すべてが東京
に集中している。地方は疲弊する。
ポスト五輪は「大不況」…と予見する向きまである。
返上となると、1000億円単位の違約金が発生する。でも、2兆、3兆という巨
額の予算と比較すれば、安いものではないか。

○ 東京五輪は安倍晋三首相が「福島の汚染水はアンダーコントロール」と全世
界にウソをついて招致した。
安倍内閣は「東京五輪のため」という美名の下で、人権を制限する「共謀罪」
法を無理やり成立させた。
東京五輪を口実に、民主主義が壊されようとしている。
少なくとも、我々は「東京五輪病」を返上すべきだ!
(8月7日毎日新聞「牧太郎の大きな声では言えないが…」より)















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