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放射能汚染はどこまで改善したか?

【放射能汚染はどこまで改善したか?】

3月10日に東京・日本科学未来館で開催されたシンポジウム。
以下の4つのテーマで専門家からの解説があった。
1.大気への放出と飛散実態はどこまで解明されたのか?
2.陸はまだ汚染されているのか?
3.海へ流れ出した放射性物質はどこへ行ったのか?
4.農業は復興できたのか?

このつのテーマで専門家が説明し、
それにフロアの市民が質問・意見交換するといったスタイル。
又それぞれの研究テーマをポスター形式で説明するセッションもあり、
その後に今後研究すべきテーマをフロアの市民から意見を聴き、
専門家が答えるといったスタイルで、
今までにない形式で非常に良かった。

小生からは、福島の200人弱の子ども達が甲状腺がんに罹患し、
福島県(専門家検討委員会)は放射線の影響は考えにくいとの
中間報告を出してしるが、
ヨウ素の初期被ばくの実態は分かっていない。

是非早急にヨウ素の拡散状況と初期被ばくの実態調査をして欲しいと要望した。
東京大学のM教授が、現在実態調査中(環境省からの3年間の委託研究テーマ)で、
その研究結果を3月19日の保健物理学会で発表するとの回答であった。

ここには福島県の専門家検討委員会の委員の一人(Kさん)も参加されて、
M教授とヨウ素の初期被ばくの現状について意見交換していた。

M教授の保健物理学会での発表結果が、
今後の福島県や国際機関が発表している甲状腺がんの
原因の見解にどう影響与えるか見守っていく必要がある。



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