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放射線審議会どの

原子力規制庁主管で有識者(御用学者も含む)で
放射線防護に関し放射線審議会を実施している
今年6月に開催された、第141回の審議会で議論されたのが
放射線防護の方針を空間線量ではなく
個人線量で実施する事に関する審議が行われた。
しかし、規制庁の事務局から提出された資料には
伊達市の個人線量測定で不正や捏造、
間違いが明らかとなった早野・宮崎論文が参照されていた。


そこで放射線審議委員会に以下を質問。(質問の一部のみ)

第141回放射線審議会の資料は以下。
http://www.nsr.go.jp/data/000235881.pdf

【質問7】:P16のグラフについて

①空間線量から国が試算する線量値(空間線量値の0.6倍、青色の線)を
 超えて被ばくしている人もいます。
 従い、国の示す屋外8H以上屋外で働く人(農水産業や土建業等に携わって
 いる方)がいる。その人達は青色の線を超える可能性さえ考えられる。
 この青色を一つの目安とする事は市民のリスク管理からは正しいものと考えます。
 なぜ平均値で議論しているのかの論拠を示してください。
 むしろ最大値で議論すべきではないでしょか?


②個人線量計の計測に基き、個人線量当量を採用した場合は同じ家族であっても
 被ばく線量値が異なります。
 この事は家族間の分断、地域間の分断、職業毎の分断等、大きな社会問題が
  でてくる可能性があります。
  この分断を無視してまでなぜ、個人線量当量での管理を議論をしているのでしょうか?

③伊達市の個人線量測定に関する早野・宮崎論文は個人情報の取り扱いに
  不正があった事が判明しました。また上記①で指摘した平均値での議論、
  バックグラウンド値の引き過ぎ、データを3倍に捏造したという事実、
  他にも論文の内容に関しても黒川眞一氏らから多くの間違いを指摘されています。


こうした中で、放射線審議会としてはこの論文を採用する事は放射線審議会の信頼を
損なうものと考えます。
放射線審議会のご見解を聞かせてください。

尚、批判記事は以下をご覧ください。
https://hbol.jp/183049

報道記事は以下ご覧ください。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39764010Y9A100C1000000/








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