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廃炉はいばらの道

以下は某学者のFBからの転載

『炉心貫通(メルトスルー)して格納容器の底に散らばったデブリを取り出す技術は世界のどこにもありません。
米スリーマイル島原子力発電所の過酷事故では、溶け落ちた燃料棒がまだ圧力容器の中に残っていて炉心貫通(メルトスルー)しませんでした。
したがって、圧力容器を水で満たし、遠隔ドリルで圧力容器(厚さ25センチの鋼鉄)の底のデブリ(100トン)を 5年かけて取り出すことができました。

一方、福島第一原発では溶け落ちたデブリが格納容器の深さ 45メートルの底のどこにどうあるのか、また、格納容器の2.5センチの薄い鋼鉄でできた底が無傷かどうかさえも分かりません。...
「水を1万トン入れたが全部漏れた」(2011年5月12日東電「水棺」断念)

水を満たさないで遠隔ドリルで削り出すなど、再臨界を誘発しかねず、危険に過ぎます。
「福島について日本人はあるとき社会的判断が必要となる」(当時の米国原子力規制委員会 レイク・バレットNHKスペシャル2014年4月20日)

100兆円かけて地下を掘ってコンクリートを流し込み、地上を石棺で覆うことだと私も考えています。
いずれ老朽化するでしょうけれど。
https://www.youtube.com/watch?v=haUZtQ9mK0U

チェルノブイリでは、デブリを取り出すことを断念しています。幾世代か将来の子孫が半減が進んだデブリを将来の技術で取り出してくれるかもしれない。それまで、我われの世代は石棺を造営することによって放射性物質が飛散しないように責任をもつというものです。それがロシアの社会的判断です。』


NHK特集で東電は40年の廃炉は諦めていないとしている。
しかし、専門家からは、40年の廃炉は困難との意見も出始めている。
全ての真実は2020年の東京オリンピック終了後に出てくる。
それまでは政府も東電も30年~40年の廃炉と言い続けなければならない。
排気塔の撤去や建屋の一部撤去時に
再び放射能が周辺地域に流出する可能性は否定できない。

そんな危険地帯に、2020年までには避難解除し、周辺住民を戻すという日本政府!
2020年までに、原発事故を無かった事にしたい日本政府も
東京オリンピックで訪れる海外からの記者やジャーナリストによて
福島の実態や真実が暴かれるだろう・・・


以下はたんぽぽ舎からのメルマガの一部転載。

1.廃炉作業、待ち受けるのはいばらの道「汚染水もう置き場なし」
  安倍政権は次の時代でも原発に頼ろうとしている
  人間のおごりと過信によって取り返しのつかない原発事故を
  起こしたことを忘れたかのように
  3/12(火)7:00配信「AERA dot.」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190311-00000056-sasahi-soci

2.過ち認め原発ゼロへ「安全第一はウソだった」
  小泉純一郎元首相・独占インタビュー〈AERA〉
  3/13(水)11:30配信「AERA dot.」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190312-00000045-sasahi-soci









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