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「美味しんぼ」の原作者が書いた真実

『一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、
逆に支配者にとって不都合な真実を語る人間を、つまはじきにする日本の社会の姿』

人気漫画「美味しんぼ」の原作者の雁屋哲氏がこう書きこんだブログが話題になっている。

以下はブログの最後の部分を一部転載。
全文は以下をご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/dreamtoday/e/c6b45451f75fc11bbaf1a1b3f6baf9a0


安倍晋三首相は2013年9月7日にIOC総会で、オリンピックを東京に招致するための
演説を行いましたが、福島第一原発について、
「福島の放射能は、福島第原発からの放射能に汚染された水は福島第一原発の
港湾から0.3キロ平方メートル以内に完全にブロックした」
「福島の現状は完全にコントロールされている」
「福島第一原発はこれまでに東京にダメージを与えていないし、これからも与えない」
と言いました。


そんな嘘を言った人間が、私が実際に体験した鼻血を風評だというのですから
呆れるばかりです。
また、その嘘を見逃すこの日本の社会にも呆れるばかりです。
一つの国が滅びるときには必ずおなじことが起こります。
支配階級の腐敗と傲慢。
政治道徳の退廃。
社会全体の無気力。
社会全体の支配階級の不正をただす勇気の喪失。
同時に、不正と知りながら支配階級に対する社会全体の隷従、媚び、へつらい。
経済の破綻による社会全体の自信喪失。
これは、今の日本にぴったりと当てはまります。

私は社会は良い方向に進んでいくものだと思っていました。
まさか、日本と言う国が駄目になっていくのを自分の目で見ることになるとは思いませんでした。
一番悲しいのは、腐敗した支配者を糾弾することはせず、逆に支配者にとっては不都合な
真実を語る人間を、つまはじきする日本の社会の姿です。

雁屋 哲










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