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福島民報編集局長殿

6月28日の元原子力規制委員長の田中俊一が
福島市で開催された講演会要旨が掲載されていた。
復興に向けた田中氏の呼びかけとして
3つの言葉が綴ってあった。
これを読んで驚いた・・・
彼こそ放射能の勉強をしたほうがいいし、
この記事を書いた記者はじめデスク、編集局長こそ
県民よりも放射線について勉強すびきだとう・・・
以下は福島民報編集局長にメールした内容
福島民報編集局長殿
 
8月2日付けの田中俊一氏の講演会要旨の読んで、あまりにも酷い
講演内容であった事(新聞記事から判断すればですが・・・)。
そしてその内容のデタラメさを、まったく検証しないままに記事にして
しまう御社の記者および編集局の無知さに呆れております。
 
まずはジャーナリストであるべき福島民報の編集局長はじめ記者の
みなさんが放射能について学ぶ事が必須です。
講演会内容を正しく理解できない記者が正しい記事を県民に伝える
事はできません。
原発事故から8年経過しても、御社には未だに放射線の健康被害と
原発のプラント技術に関する専門記者(科学記者)がいない事には
失望を禁じ得ません。
 
原発事故や放射線に関する記事は今後20年、30年、50年と続きます。
福島県民に正しい情報を提供する為(ジャーナリストとして)には、専門
知識を有し、検証できる科学記者を育てる事が重要です。
単なる広報紙であってはいけません。あった事を無かった事にしてしまう
今の政府や御用学者達の発言を監視・検証し県民に正しく伝える事が
ジャーナリストとしては最も重要なミッションです。
福島民報はジャーナリストを捨てたのでしょうか?
 
以下、この記事に対するコメントを記します。
 
彼が呼びかけと事として(記事から)
△ 福島復興には放射線に対する不安克服が不可欠
     ⇒不安は個人の価値観の問題、これを否定する事は
      ふくしま県民の更なる分断を招く。
     放射線量は地域によりまちまちで、また個人による価値観が異なる。
     不安克服と福島復興とはまったく関係ない話。
     あたかも不安が復興を妨げていると言った言葉は上から目線の対応。
    原発事故は無かった事に」したい、御用学者(政府)の言葉。
    原子力事故を防げなかった事への反省も謝罪もない。
 
△ 不安は心の問題だが、正しい知識を学ぶ事で克服fできる
    ⇒こんなバカげた話は科学からはほど遠い。
     不安がる人は正しい知識を身に着けていないと捉えられる言葉で
     まさに価値感を否定し人権を侵すほどの妄言と言える。
     ふくしま県民を分断する言葉。
 
    田中氏及び福島民報各位には是非、政経東北に掲載された伊藤浩志医師の記事
    『ふくしまは何故分断するのか』の3月号の記事を読んで欲しい。
   
△自ら学ぶことなしに不安を克服することは不可能
    ⇒この言い方は放射能を不安がる人は、学んでいない人と捉えられる。
     しかい、実態は放射能を不安がる人達の大半は放射能の健康被害について
     学んで結果として、その個々人の価値観として、避難等を選択した人達。
     まさにふくしま県民を分断させる言葉で、人権侵害で許容できない。
    
 
 
尚、田中俊一氏が保健物理学会誌の巻頭言に書いている事が如何にデタラメで
あるかについて小生がまとめたものを添付します。
(ブログにも記載。間違いあればご指摘ください。修正します)
 
『伊達市アドバイザーの責任を問う』
 
 
又政経東北に掲載された伊藤浩志医師の記事『ふくしまは何故分断するのか』の
3月号の記事をお読みください。
関連したブログは以下をご欄ください。
 
反論やご意見を歓迎いたしまので、是非忌憚の無いご返信頂ければと思います。
 
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