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田中俊一の詭弁・妄想

【田中俊一の詭弁・妄想】

田中俊一氏の講演が福島市で実施された。
その記事が福島民報(8月2日付け)に掲載されていたが、その内容に驚いた。
取材した記者の捉え方として記載されていた田中俊一氏の呼びかけが、間違ったメッセージで、彼の詭弁・妄想と言える。
このメッセージが、更に福島県民を分断する事にならないかと危惧。
田中俊一氏の講演が9月18日に再び福島市開催されるようだが、県民に間違ったメッセージをおくり、更なる分断を起こさせないように祈るばかり・・・。

福島民報に記載された『復興に向けた田中氏の呼びかけ』の間違いは以下。彼が呼びかけ事として(福島民報記事から)

△ 福島復興には放射線に対する不安克服が不可欠...
 ⇒不安は個人の価値観の問題、これを否定する事は、ふくしま県民の更なる分断を招く。
 放射線量は地域によりまちまちで、また個人(年齢、性別、職業、放射線レベル等)による価値観が異なる。不安克服と福島復興とはまったく関係ない話。あたかも不安が復興を妨げていると言った言葉は上から目線の対応。原発事故は無かった事にしたい、御用学者(政府)の言葉。原子力事故を防げなかった事への反省も謝罪もない。

△ 不安は心の問題だが、正しい知識を学ぶ事で克服できる.

   ⇒こんなバカげた話は科学からはほど遠い。
不安がる人は正しい知識を身に着けていないと捉えられる言葉で、 まさに個々人の価値感(年齢、性別、職業等で異なる)を否定さに人権を侵すほどの妄言と言える。ふくしま県民を分断する言葉。
田中氏及び福島民報、更に主催者各位には是非、 政経東北に掲載された伊藤浩志医師の記事 『ふくしまは何故分断するのか』の3月号の記事を読んで欲しい。
    関連したブログは以下をご欄ください。
  https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-13

△自ら学ぶことなしに不安を克服することは不可能
   ⇒この言い方は放射能を不安がる人は、学んでいない人と捉えられる。
しかし、実態は放射能を不安がる人達の大半は放射能の健康被害について学んで結果として、その個々人の価値観として、避難等を選択した人達。まさにふくしま県民を分断させる言葉で、人権侵害で許容できない。
    
尚、田中俊一氏が保健物理学会誌の巻頭言に書いている事が如何にデタラメであるか
について小生がまとめたものが以下。
思い違いがあれば修正いたしますので、ご意見頂ければ幸甚です。
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