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横浜市の休校対応のお粗末

横浜市に新型コロナウイルス感染拡大を防止する為に学校の休校を要請していたところ、3月3日から13日までの休校を決定しとの返事が届いた。(以下)この決定の根拠は新型コロナウイルスの潜伏期間の2週間を考慮したとの事であった。しかしながら、この決定には医学的・疫学的根拠から正しい判断であるとは思えない。そこで以下の質問を提出、回答期限を3月5日とした。横浜市の決定はあまりにもお粗末な決定と言わざるを得ない。


横浜市
教育委員会事務局 小中学校企画課長 石川 隆一さま
教育委員会事務局 健康教育課長 植村 一人さま
cc健康福祉局健康安全課長殿

新型コロナウイルス感染拡大対策へのご尽力に感謝申し上げます。
3月3日から13日までの休業とする決定したとの以下のご回答を戴きました。その根拠が2週間の潜伏期間を考慮した決定と伺っています。

しかしながら、
1)潜伏期間は感染した時期から2週間であり、もしも家庭内で休校期間中に家族や友人等から感染した場合には、その児童・生徒が登校すれば、感染を広める事にもなります。

2)2週間の潜伏期間を過ぎ、発症(陽性)しでも軽い症状の児童・生徒が登校する事によって感染拡大する事になります。

3)感染の無い地域でさえも3月一杯休校とする学校(地方自治体)があるにも関わらず、最も感染者の多い横浜市が2週間のみの休校にしたとする科学的・疫学的根拠を教えていただきたくお願いいたします。

上記の理由により2週間の休校では足りず、この判断はあまりにも安易と言わざるを得ません。
横浜市の間違った科学的根拠の下での決定に横浜市民はもとより全国民が呆れているのではないかと危惧するものです。
又延長する可能性もあるとの事ですが、延長する事によって学校や家庭に更なる混乱が生じる事が危惧されます。
上記1)2)の問題点及び3)の質問について3月5日中にご回答いただくと共に、問題があると判断した場合は、速やかに休校の延長をするようにお願いいたします。


    ーーーー以下は横浜市からの回答ーーーー


×× ×様

このたびは、ご意見をお寄せいただきありがとうございました。
お問い合わせいただいた件について、次のとおりお答えします。

新型コロナウイルス感染症に関しましては、文部科学省からの通知により、感染の流行を早期に終息させるための極めて重要な時期であること、また子どもたちの健康安全を第一に考え、感染リスクに備える観点から、臨時休業を行うよう依頼がありました。
そのため横浜市では、3月3日(火)から3月13日(金)まで臨時休業とします。
期間中は、部活動も実施いたしません。期間中における情勢の変動等により、休業期間を延長する場合もございます。

令和2年3月2日
横浜市教育委員会事務局 小中学校企画課長 石川 隆一
(TEL:045-671-3266 FAX:045-664-5499)
横浜市教育委員会事務局 健康教育課長 植村 一人
(TEL:045-671-3275 FAX:045-681-1456)

尚、担当者の氏名は行政である事から、そのまま掲載します。

以下は横浜市に提出した要請書は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2020-02-17

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