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専門家会議の欺瞞

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。実態は爆発的に感染している可能性が大きい。政府や専門家会議、東京はじめ各自治体のお粗末・欺瞞が明らかになってきた。


★4日間待機の欺瞞
専門家会議が以前から出していた新型コロナ受診条件『37.5度以上の発熱が4日以上続き、咳などの症状が出て、感染者と濃厚接触した可能性がある』について、専門家会議のメンバー(釜萢日本医師会常任理事)が「それは誤解だ。症状が4日間続けばぜひ電話などで相談してくださいという意味だった」と言い始めた。自宅待機中の病状悪化、死亡事例が報じられる今になって、なんという欺瞞。これは政府の迷走と同じ。埼玉県の無策による不幸を繰り返させるな!
https://mainichi.jp/articles/20200423/k00/00m/040/215000c?fbclid=IwAR1zUdLVW9nEy0Hn6kyj-svLslyND9nKEYuyjBDoim85Kql8w38vLa2CbkM
★感染者数の欺瞞
慶応病院では新型コロナ以外の入院者全員にPCR検査を実施したところ陽性が6%だった。
日本時間の24日未明に、ニューヨークの無作為抽出(市民3000人)の大規模抗体検査の結果が出た。約14%に抗体形成確認。PCR 検査でこれまでに水面上に発覚していた累積感染者数26万人の10倍以上、270万人というのが、ニューヨーク州の実際の感染者数の推計値。但し、ニューヨークタイムズ記事によれば、ニューヨーク市の感染率は21%。

東京は、1ヶ月ほど早く感染が始まり、当初からクラスタ追跡から漏れて無症状ないし軽症のまま一度も接触者相談センターに電話もせず、繋がらずに周囲に(あるいはモノ介して縁なき人に)感染させたケースが指数関数前期の緩やかな増加ながら広範に起きていて、現在PCR検査に対して異常に高い陽性率ながら過半数が感染経路不明という状況から、20%台の抗体確認率になってもおかしくない。

感染者の1割が発症、発症者の1割が重症化、重症者の5割が死亡しているから、日本では仮に8%程度が感染しているとすれば、感染は1千万人、発症は100万人、重症化は10万人、死者は5万人。ワクチンが間に合わなければこうなるだろう。
政府は『緊急事態宣言は5月6日まで。延長の有無は大型連休中に判断』としているが、解除できる状態ではないことは明らか。日本の感染者数、死者数が少ないのはウイルス検査数が少ないからであり、すでに感染爆発が起きている。

日本赤十字がわずか500人とはいえ、検査の精度自体の研究を兼ねて抗体検査を行うとのこと。結果は本人には伝わらない。今後は都民皆が、自分は感染者だという自覚をリアルにもって行動すべきだ。


★新たな専門家会議を立ち上げよ
政府は後手後手で思いつきや的外れ対策をやめ、本気で長期対策を打たなければならないが、現在アベ政権や専門家会議のメンバーでは日本人の命は救えない。野党や医師会が率先し新たな専門家会議を立ち上げるべきだ。メンバーは大学を中心に感染症、疫学、臨床医、そして経済学者と弁護士からなるメンバーで12~13人ぐらいで構成すべき。無恥・無能・無策・無責任のアベ晋三や新型コロナウィルス対策の責任者不在では終息は無理だ。
『無能な厚労省と専門家会議』は以下ご覧ください。

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