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福島医大国際シンポジウム

月5日の福島医大の国際シンポジウムが開催される。事前に質問を受け付けているので、質問を出してみた。1質問が200文字以下との制限つきなので、6回に分けて質問を送った。
このシンポジウムの構成をみると、放射能の影響による健康影響(甲状腺がん等)をメンタル的な要因に転嫁しようとしているようにも感じる。

福島県立医大の国際シンポジウム
https://sites.google.com/view/fukushimaidai2022sympo/

プログラム・要旨
https://drive.google.com/file/d/1p6qd5J0uJrUFgBroSOcq77bXzs9GilC1/view

以下は提出した事前質問。
全てに答えるちは思えないが、国連科学委員会(UNSCEAR)や福島医大に問題提起できる、良いチャンスでもある。

【国連科学委員会2020レポートについて】
1.甲状腺への取り込み率を日本人は15%、欧州人の半分にした根拠を教えてください。レポートに記載の以下の参考文献を見ると
K5、L3、N2、Z6、 Z7
日本人のヨウ素摂取量は多いことを証明する根拠になっていない。データは古く、試料数も少なく、すべては査読を受けた論文ではない。詳細は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-02-18

2.
①屋内にいた場合のプルームの影響(吸入摂取の内部被ばく)はいくらにしたのか?長期間屋内退避の効果はどう評価したのか?
②日本の家屋は木造で50%のevacuation effect とは具体的にどのような評価か?
③欧米はいくらに評価するのか?10%か?木造と鉄筋(マンションやコンドミ等)の退避効果はそれぞれいくらにした?

3.汚染された露地野菜からの経口摂取はどう評価したか?山木屋住民が3月13日から摂取制限の23日まで毎日200g摂取で1100万Bq×2.2kg=2420万Bq
幼児の場合は2.42×10⁶Bq×2.1×10⁻⁶=5.08sV(大人は1.05sV)
甲状腺等価線量は100mSvを大幅に超える。詳細は以下。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-01-21

4.新しい website ( 1Q 2022予定) には以下の小生の質問への回答が項目毎に掲載されますか?
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-01-20
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-01-20-1
注:23 electronic attachments には小生の項目毎の回答にはならないでしょう。


【過剰診断について】
1.過剰診断論は、「子どもの甲状腺がんは進行しない」というトンデモ論理。8割以上に浸潤やリンパ節転移が生じ、肺転移や再発。裁判を起こしている患者のがんは治療必要なのか不要なのかも答えない。既に高野氏の論文も過剰診断論も否定されている。http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/pdf/20210223ookuma.pdf
過剰診断に関する福島医大のご見解は?

2.過剰診断と考えるがん患者は全体の何%とお考えですか?
3.すべて過剰診断だと主張するなら福島医大の執刀医の見解と矛盾します。甲状腺がんの発症は地域差が歴然とある事は放射能の影響である可能性は否定できません。甲状腺がんが放射能の影響の可能性が低いというなら、上記2と矛盾します。すでに転移している患者がいます。患者への冒涜と考えます。ならば原因は何とお考えでしょうか?

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