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鈴木元氏へ質問提出

甲状腺評価部会の座長やUNSCEAR2020レポートに大きな影響力をもっている、国際医療福祉大大学院教授の鈴木元氏にUNSCEAR 2020レポートにおける内部被ばく線量の矮小化について質問してみた。最初に質問に対し回答は得たが、納得できるものではない為、再質問と追加質問をしてみた。今日現在回答は届いていない。

 
国際医療福祉大学大学院
 鈴木元教授さま

先日の質問は如何でしょうか?
お忙しいところ申し訳ございませんが、至急ご回答頂きたくお願いいたします。またUNSCEAR2020レポートを読んでいると、更に以下の疑問に突き当たります。本件についてもご意見賜れば幸甚です。
 
1.甲状腺への取り込み率を西洋人の1/2にした事。(先日の質問)UNSCEAR 2020レポートのパラグラフ148及びA64 A-2、A-4(未発行)
 
2.屋内の退避効果を平均値の1/2にした事。
しかもシミュレーションでの検討結果を反映。(0.1~0.95のバラツキの中心値が0.5)UNSCEAR2020レポートのパラグラフ149及びA68、A-10
 ⇒リスクを考慮するなら、最大の0.95また1とすべきではないか。古い隙間だらけの日本の家屋なら、すぐにも1になりますし、新しい家屋でも時間が経過すれば1に近くなります。日本の家屋なら、リスクを考慮すれば最大の1にすべきかと思います。日本の家屋での実験結果の論考や論文等はないのでしょうか?
(隙間だらけの日本の古い家屋や、最近の新しい木造家屋、マンション等のいろいろな条件でシミュレーションすべきです。)
 
3.経口摂取については、爆発当初から出荷制限までの3月22日までの汚染された農産物の摂取を無視。経口摂取による初期内部被ばくはまったく考慮されていない。レポートのA72には『調査試料採取前に発生した経口摂取について情報なく、一般的に経口摂取によるセシウム放射性核種の摂取のみ反映する(ヨウ素放射性核種は通常、調査開始時までには測定不可能となっているため)』との記述あり。
浪江町津島地区から関西方面に避難している住民の話から、原発事故当時は露地野菜を洗って食べたとの証言がありました。また以下の記述や証言もあります。このような住民の初期被ばくは無視されています。
 
①浪江町民が津島に避難した3月12日以降、避難先で路地野菜の炊き出しを食べた。
(3月15日、38km北西部の雑草は123万Bq/kg★)
★:この雑草と同じ汚染の野菜を幼児が200g摂取した場合に甲状腺等価線量は51.7mSv。400g以上摂取すれば100mSvを超える。
 
②3月16~17日の川俣町の原乳(ヨウ素131は1,190~1,510Bq/kg、3月20日には最大で5,300Bq/kg)が福島県内でヨーグルト加工し出荷。
⇒原乳2L(毎日200ml×10日(注2))で約1万Bq。                        
 乳児で甲状腺等価線量が60mSv程度(4Lなら120mSv) 
注2:3月21日:出荷制限(ホウレンソウ、原乳)
        出荷制限なし(アサツキ)
注3:3月23日:出荷制限、摂取制限(ホウレンソウや小松菜等葉物野菜)
 
③未公開福島県中央卸市場データ(3月19日)
福島市のアサツキ(注2)
・I-131 48,000Bq/kg ・I-132 76,000Bq/kg     
・Cs-134 64,000Bq/kg ・Cs-137 64,000Bq/kg      
大玉村のホウレンソウ (注3) 
・I-131  43,000Bq/kg ・I-132 73,000Bq/kg               
・Cs-134 90,000Bq/kg ・Cs-137 89,000Bq/kg 
福島県内各地で10,000Bq/kg以上の野菜が3月22日まで出荷されていた。
 
詳細は以下Our Planet TVのURLを参照ください。
出荷制限の3月23日まで大玉村のホウレンソウ―(注3)と同等レベルの汚染された野菜を 1日 200g(大人は400g)摂取すれば、13日(爆発は12日)から23日までの11日間のI-131の平均汚染度は19日(8日目)の約1.1~1.15倍程度と想定されるので
 
例1:幼児が1日200gを摂取した場合の甲状腺等価線量は                 
  43,000×0.2×12日×1.15=118,680Bq
  118,680Bq×2.1E-06 Sv/Bq=249mSv                    
  ( 注:摂取量が400gになれば2倍の498mSv)
例2:大人が1日400gを摂取した場合の甲状腺等価線量は 
  43,000×0.4×12日×1.15=237,360Bq
237,360×4.3E-07=102mSv 
(注:摂取量が800gになれば204mSv)     
  いずれも甲状腺等価線量は100mSvを超える
 
③事故後10日間廃棄処分の牛乳を3世帯で飲んでいた。
原乳2リットルで約1万Bq。                                      
乳児だと甲状腺等価線量が60mSv程度 (4L飲めば120mSv)
 
④元京都大・今中氏の飯館村個別訪問インタビュー結果                      
(3月15、16日何をしていたか、何を食べたか、いつ避難したか?)   
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/ISP/ISPmemo12126.pdf               
住民の答えが以下。              
・給水を待つ間に屋外で飲食した。                                  
・当時淡水魚を食べていた。 ・イノシシを食べた。  
尚、飯館村住民は摂取制限が出る3月22日まで高濃度に汚染された路地野菜を食べていた事が想定される。
 
4.避難が遅れたり、留まった住民は対象外(無視)
1号機のベントや水素爆発後の以下(①~⑤)の住民の被曝線量値(内部被ばく+外部被ばく)をどう評価したのでしょうか?
・1号機のベント :3月12日 14:30頃
・1号機水素爆発:3月12日 15:16
①爆発当時300人が北西3kmの双葉町役場に残っていた。
②双葉町民の一部は12日12:00~18:00に避難開始。
③双葉町民の一部には13日以降に避難した住民もいた。
④原発から北西部にあたる浪江町赤字木地区は3月16日には最大170μSv/hであった。
津島地区も100μSv/hを超えていた。(3月13日には220μSv/h程度と予測)
⑤避難先から牛に餌をやりに行っていた方もおられたそうです
 
5.ほとんどの評価が平均値。最大値で評価すべきではないでしょうか?レポートのパラグラフ158には以下の記載があります。
『本委員会の平均実効線量の更新された推定値は、概して、範囲の上限ではUNSCEAR2013年報告 書より数十パーセント低く、範囲の下限では10分の1よりも低く、平均甲状腺吸収線量は、範囲の上限 でUNSCEAR2013年報告書における値の約2分の1であり、下限では、10分の1よりも低い。この差 は、本報告書において、経口摂取による被ばく線量のより現実的な推定を行ったことと、放射性ヨウ素 摂取に対して日本人集団に固有の線量係数を用いたことに大きく起因する』
 
上記から2013年比は当然小さくなります。昆布摂取による吸収線量の1/2と屋内退避効果1/2をすべて1にすればUNSCEAR2020レポートの内部被ばくは約4倍になります。これはほぼ2013レポートと同等か、それ以上に大きくなります。表8もなぜ平均実効線量なのでしょうか?平均の定義もあいまいです。意図的に平均を使って矮小化の誘導をさせているではないかと考えますが??如何でしょう?
 
6.上記の1及び2を考慮しただけでも、避難地域住民は(レポート記載の10~20倍の約2000人程度)の2~4%の住民が100mGy以上の被ばく(A130、図A-ⅩⅤ)をしている事になります。
避難対象外の住民は(レポート記載の10~20倍の)10~20%は20mGの被ばく(A131、図A-ⅩⅥ)になると推定します。更に上記の3及び4項を考慮すると、高線量被ばく者が更に増えると予想します。
UNSEAR 2020レポートはあまりにも非科学的であり、不誠実であるように感じます。読めば読むほど問題が多い(被ばく隠し?)レポートであると感じますが、如何でしょうか?以上至急ご見解を頂きたく、お願いいたします。
 
   ーーー鈴木元氏からの2回目の回答ーーー
××様
UNSCEAR2020の 文献 K61のKusuhara論文が同じグループの学会発表プロシーディングです。
 
        鈴木
 
  ーーー鈴木元氏への再質問ーーー
国際医療福祉大学大学院
鈴木元教授さま
 
お忙しい中、早速のご回答ありがとうございます。
ご回答に関し以下の疑問について再回答いただければ幸甚です。
 
1.添付いただいた2つの論文のうちTakashi Kudo論文はUNSCEARレポートの検討の対象外になっています。従いUNSCEARがTakashi Kudo,論文を参照して結論を導いたという事は無い考えますが鈴木先生がこの論文をUNSCEARが参考にしたとする理由は何でしょうか?
 
2.頂いた論文はサンプル数、地域、男女、年齢ともに限定的であり、日本人全体、特に原発事故当時の食料事情が悪化し食べ物が偏っていた子供たちに適用するには乱暴すぎませんか?もしもそのような子供たちにも適用するなら、その根拠やエビデンスを開示頂きたくお願いいたします。
 
3.以下は大阪大学医学部・本行忠志名誉教授のコメントです。以下のコメントに対するご見解・反論等をお聞かせください。
 
★Kudo 2020について
・40歳前後の男性ボランティア15人のデータのみでもって日本人の放射性ヨウ素甲状腺取込み率とするのは余りにも厚かましすぎると思います。
・本研究(長崎)とKunii 2016 (東京)22名、Nagataki 1967 15名の取込み率がほぼ同じなので、地域や時代に関係なく日本人の取込み率はみな同じとするのは余りにも短絡的。
・外人と比較するのであれば、同じ核種、同じ投与方法等全く同条件で観測すべきところ、比較しているのは、核種、同じ投与方法も異なるICRP1975のデータのみというお粗末さ。
・ちなみに(当然ですが)肝心の小児に関するデータは全くありません。
 
★Kunii 2016について
・Kudo 2020と同様に22名の成人のみで日本人すべてとするのは厚かましいです。
・7名にヨウ素10mgを14日投与したら放射性ヨウ素甲状腺取込み率が下がったとしていますが、いくらなんでも10mgは多すぎます。
 
4. ある市民から以下の質問・情報を頂いています。
原子力安全委員会が定めたI-131の係数は。成人の経口摂取で等価線量係数が3.2×10-4mSv/Bq、これは、ICRPが定めた係数、 4.4×10-4mSv/Bqの 3/4です。実効線量係数が1.6×10-5mSv/Bq、これは、ICRPが定めた係数、 2.2×10-5mSv/Bqの3/4です。この3/4なる勘案比を、UNSCEARは1/2にしたのでしょうか?それとも、さらに1/2すなわち1/2×3/4=3/8にしたのでしょうか?
 
参考リンクは、
 
上記の情報に基づき、以下の疑問にご回答頂ければ幸甚です。
 
1. 日本人(原子力安全委員会)の等価線量係数や実効線量係数はICRPの3/4にしているのは事実でしょうか?
2. その理由はどうしてでしょうか?
3. UNSCEAR2020レポートでの係数はICRPの1/2と理解しますが、正しいでしょうか? (3/8ではない)
 
尚、鈴木先生は、原子力安全委員会が「原子力施設等の防災指針」や「環境放射線モニタリング指針」などを定めたとき、放医研担当者ないしは安全委員会の専門委員と聞いております。いずれにしても、この論文をUNSCEAR2020レポートの検討の対象にしたとしても、日本人全体が1/2にするのは上記理由からも非科学的であり、リスク管理からも乱暴すぎるという事には変わりはないと考えます。是非、UNSCEAR2020レポートを見直しすべきと考えます。
 
以上について再度ご意見いただければ幸甚です。
 
尚、UNSCEAR2020レポートの日本語のプレスもはなはだ誤解を生ずる内容で、未だに環境省はUNSCEAR2020レポートの全文を読んでいず、日本語のプレスだけで判断している事が明らかとなりました。実にお粗末です。
 
この事実は昨日の阿部とも子議員(立憲民主)主催の、環境省・内閣府・規制庁の会合で明らかになりました。原発事故時のヨウ素剤の配布計画、避難計画に至っては、まともに検討されていず、福島事故当時の反省を活かせず現場を知らない官僚の無能さに呆れています。こんな状況で原発の再稼働を進める事には不安を感じました。
 
―――以下はご参考です。―――
 
【UNSCEAR 2020レポートの転載】
 
1.放射性ヨウ素摂取に対する線量係数
A60. 日本人には、従来から1日当り最大で数万マイクログラムの安定ヨウ素を含むヨウ素が豊富な 食習慣がある[K5, L3, N2, Z6, Z7]。安定ヨウ素は主に海産物および特に、日本人の食生活の一般的 な構成要素である藻類に含まれており、代表的なものとして、コンブ(藻類の海藻)は、日本における ヨウ素の総摂取量に対して最大で 90%を占めることがある[K4]。対照的に ICRPの標準的な体内動態 モデル[I12, I13]では、安定ヨウ素の一般的な直接摂取レベルを、成人で約200μg/日と仮定している。
 
A61. このヨウ素が豊富な食習慣の結果として、日本人が経口または吸入摂取した放射性ヨウ素の 甲状腺への部分的な取り込みが、ICRP の標準値である 30%よりも低い可能性がある。例えば、 Kusuhara and Maeda [K61] は、長崎の調査において甲状腺が正常に機能している 15 人の日本人男 性被験者について、部分的な取り込みの平均値は 16.1%±5.4%を得ており、東京での同様の調査で は、12.8%±5.7%であった[K52]。
A62. UNSCEAR2013 年報告書[U10]において、放射性ヨウ素の摂取による線量評価は、公衆の 個人については、当時の ICRP の標準的な線量係数に基づいていた[I14]。これらの年齢別の線量係 数は、ICRP によって、標準のヨウ素体内動態を表す標準的な 3 コンパートメントモデル[I13]と標準的 な線量評価モデル[I14]を用いて導出された。
 
2017 年に、ICRP は、Leggett [L3]のモデルを基礎とし た、成人におけるヨウ素の体内動態モデルを採用した[I21]。この新規モデルは、日本人に対して、よ り適切である可能性のある下記の 3 種類の食習慣を対象に、様々な物理・化学的形態の放射性ヨウ 素(血液への吸収を示すタイプと 1 µm の空気力学的放射能中央径(AMAD)を有する粒子状のエア ロゾルであるヨウ化メチル蒸気と元素状ヨウ素蒸気)の吸入および 131I、132I、133I、132Te の経口摂取に 対する線量係数を計算するために用いられていた。
− 一般的な食習慣(放射性ヨウ素の部分的な取り込み (U)は 15%) − 昆布が豊富な食習慣(U = 5%); − 西洋式の食習慣(U は約 30) (一部の日本人の集団において一般的である) 線量係数は、実効線量の他、甲状腺、赤色骨髄、女性の乳房および結腸の線量について導出され た。
 
A63. 成人女性、成人男性、10 歳児、1 歳児に対して、吸入摂取および経口摂取の指標線量係数 が計算された。さらに、妊娠 35 週における急性摂取に対して、子宮内被ばくによる胎児の甲状腺吸 収線量および実効線量に対する線量係数が評価された。
 
A64. モデル計算とそのパラメータ値についての詳細は補足資料 A-2 において、結果として得られ た線量係数については、補足資料 A-4 において詳述されている。本委員会は、放射性ヨウ素の摂取 による線量の推定において、日本人の典型的食習慣に対する線量係数を用いており、これらの線量 係数を用いることで、UNSCEAR2013 年報告書[U10]で用いられた線量係数を用いるよりも、放射性ヨ ウ素の摂取による線量が約 2 分の1低くなった
 
K61 Kusuhara, H. and K. Maeda. Determination of kinetic parameters for 123-I thyroid uptake in healthy Japanese. EPJ Web Conf. 153: 08007 (2017). L1 Lebel, L.S., R.S. Dickson and G.A. Glowa. Radioiodine in the atmosphere after the Fukushim
 
K52 Kunii, Y., H. Yoshimura, K. Mukaikasa et al. Effect of inorganic iodine administration for two weeks on thyroid uptake in healthy Japanese. Nippon Naibunpi Gakkai Zasshi 88: 526-526 (2012). (Japanese
 
以上 よろしくお願いいたします。
 
  ―――鈴木元氏からの第1回目の回答―――
 
××様
 
日本人全体の甲状腺ヨウ素取り込み率の調査は、放射性物質を用いた人の検査が難しくなっているため、実施が困難な状況です。添付の論文は、現代の状況を反映する数少ない貴重な論文です。Kunii論文では24時間ヨウ素取り込み率が13%、ヨウ素の低容量連続服用で6%まで低下することを記述しています。
また、Kudo論文は、既にご存じかと思いますが、24時間ヨウ素取り込み率を16.1%と報告しています。測定数が少ないとの懸念に応えるために、Kudo論文ではヨウ素代謝のパラメータの実測値をもとにモンテカルロシミュレーションを行い、甲状腺への24時間ヨウ素取り込み率の平均と標準偏差を求めております。その結果は18.6±6.0%でした(Table 2). UNSCEARはこれらの情報を重要視していたのだと思います。
 
鈴木
 
   ーーー最初の質問ーー
国際医療福祉大学大学院
  鈴木元教授さま
 
 
日頃のご尽力に感謝申し上げます。
大変お忙しいとは存じますが、以下の質問にお答え頂きたくお願いいたします。
 
鈴木先生が県民健康調査検討委員会や甲状腺検査評価部会等で発言されています通り、UNSCEAR2020レポートでの内部被ばくの評価では、日本人は昆布を食べているとの理由で西洋人の1/2に評価しております。UNSCEAR2020レポート及び県民健康調査検討委員会では、以下の理由で内部被ばく線量を矮小化しているのではと危惧しております。
 
添付の大阪大学医学部本行忠志名誉教授の『日本人のヨウ素摂取量についての考察と原発事故における安定ヨウ素剤についての検証』の論考も併せてお読みいただき、ご見解を頂ければ幸甚です。また、なぜUNSCEARがこのような査読も受けていない論文を参照して、このような過小評価されたのかも併せて教えて頂ければ幸甚です。
 
【質問】                                                    
放射性ヨウ素の体内摂取量から甲状腺に集まる係数をICRP係数の1/2 を採用し、以下の ①~③の理由及び、添付の本行名誉教授の論考から、内部被ばく線量値を矮小化したと考えます。本件に対するご見解をお聞かせてください。                        
※日本人は西洋人に比較し昆布の摂取量が多い為に甲状腺に集まる放射性ヨウ素が甲状腺に集まるのは西洋人(注8)の半分(15%)とした。                         
注8:西洋人は30%としている。 
 
①最近の研究(2015年学術誌論文:K5)によると「特に若い人に食事パターンの変化に伴い、ヨウ素不足が徐々に増加しうる」とある。
K5 Katagiri, R., K. Asakura, K. Uechi et al. Adequacy of iodine intake in three different Japaneseadult dietary patterns: a nationwide study. Nutr J 14: 129 (2015)
 
②日本人が放射性ヨウ素を摂取した場合に甲状腺への取り込みは、16.1±5.4%や、12.8±5.7%とした。この時の被験者は15人及び6人のみで、日本人全体の平均とは言えない。
 
③福島県によるとがん患者の尿中の安定ヨウ素は1Lあたり「100μg」台と少なかった。
  (日本人は300μgと言われてきた。)
 
以上 よろしくお願いいたします。

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