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鼻血論争(3)

福島県のA氏のツイートをきっかけに三度鼻血論争で盛り上がった。そのツイートを転載する。今まで多くの反論者が参戦してきたが、まったく反論者がいなくなった。
科学的「疫学的)に証明されている事実は最終的には勝利する。

★【A氏】原発事故直後のさまざまな鼻血にまつわる話を、「1F構内で働いていた誰一人として鼻血を出してない」として否定する人には、「原発構内で幼い子供が働いてますか?」といえばいいだけの話
 
★【小生】1F事故現場の労働者はチャコールフィルター付きの全面マスクを装着していたので、吸入被ばくは少ない。1号機のベントでプルームを直接吸い込んだ子ども含めた近隣住民と同じではない。あの時口内で金属の味がしたとの証言も。鼻血は鼻の粘膜への被ばくが原因。詳細は以下ご覧ください↓
★【A氏】金属の味がしたとの証言は、僕がお世話になっている浪江の方からも聞いています。

★【Bさん】熊本学園大学のチームが、鼻血その他の事象に関して滋賀県木之本町(福一から600km)に住む人達と丸森町(福一から60km)を比較鼻血を出した人の数は双葉町3.8倍 丸森町3.5倍。福島原発に近い町では他の健康障害、頭痛、目眩、吐き気、疲労などの症状もかなり多かったとの事です。


★【小生】調査したのは岡山大、広島大、熊本学園大。双葉町は多数の症状で木之本町比で有意に多く、鼻血は双葉町のオッズ比で3.8、丸森 町は 3.5。事故と鼻血の因果関係は疫学的に証明されている(注)。一方因果関係が無い事は証明されていない。因果関係を否定する人は科学を知らない人。
http://saflan.jp/wp-content/uploads/47617c7eef782d8bf8b74f48f6c53acb.pdf
 
★【小生】日本の疫学研究の権威者の言葉。『臨床研究は疫学のルールに従って研究を行うこと。人を対象とした研究を行い、人に関する科学的な主張をする場合は、疫学理論に基づいて研究を行って、その結果に基づいて主張する事が20世紀後半からの医学のルール』。疫学結果がすべて。

【注:某大学の疫学研究者の権威者の言葉を記録の為に以下記載しておく】

『現在、臨床研究を行うというのは、疫学のルールに従って(疫学の用語を使って、疫学理論に従って)研究を行うということなんです。

人を対象とした研究を行い、人に関する科学的な主張をするということは、疫学理論に基づいて研究を行ってその結果に基づいて主張するというのが、20世紀後半からの医学のルールなのです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/i-kenkyu/index.html

ここのところを押さえないと、UNSCEARの問題も、被ばくによる人体影響(発がん影響・例えば甲状腺がん)も永遠に意見が食い違うことになります。』


以下の関連ブログもご覧ください。

【鼻血論争3バカトリオ】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2014-05-13

【鼻血は放射線の影響】
【放射性物質と鼻血論争】
【再び鼻血論争】
【放医研への公開質問】
【鼻血論争に関する放医研からの回答】

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