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県民健康調査検討委員会での呆れた発言

9月1日に開催された県民健康調査検討委員会をWebで見た。
事前にUNSCEAR2020/21報告者検証ネットワークが公開質問していた、UNSCEAR報告書では、日本人の甲状腺への取り込み率は1/2にした事に対し委員から質問が出た。

 東京農工大・澁澤氏が検証ネットワークの公開質問に記載の『甲状腺への取り込み率の1/2』の疑惑に対し、鈴木元氏は東大の15人の成人(平均値:18.6%)と、伊東病院の成人22名(平均値:13.×%?)を根拠に説明

このデータはいずれも成人を対象としており、対象者数が少ない事、平均値での議論である事、そのデータの提出の要求等、どなたも疑問を持たなかった事に、この検討委員会のメンバーのリテラシー・専門性に疑問を持たざるを得ない。

鈴木元氏の思惑通りに、いつまで同じ議論をすのか?この鈴木氏の発言に対する問題提起・反論が必要だ。(記者会見等や公開質問等で)

環境省の神ノ田氏及び宮城県立こども病院の室月氏はUNSCEAR報告書を読んでいない事が明確となった。8月31日の検証ネットワークの記者会見資料と画像を環境省に送る必要がある。次は環境省を重点的に攻める必要がありそうだ。

 福島大富田教授がUNSCEAR報告書への疑問を発言。検証ネットワークの公開質問や資料がだんだんと浸透(侵略?)し始めた。成果が出てきている証拠。

記者会見でおしどりマコさん、TさんらのUNSCEAR2020/21報告書の疑惑の追及に対し感謝したい。
しかしながら、司会(福島県・県民健康調査課の主幹)が質問の途中に遮る場面があり、福島県の対応が問題だ・・・県民の代表として質問している記者やジャーナリスの疑問に徹底的に答える事が福島県としての責務であろう。

都合の悪い事実を覆い隠そうとする姿勢が垣間見られる。福島県は県民を向いて(県民の為に)仕事をする事を忘れているようだ。

以下はツイッター等での発言

★『甲状腺への取り込み率の1/2の』疑惑に、鈴木元は東大の15人の成人(平均値:18.6%)と、伊東病院の成人22名(平均値:13.×%?)を根拠に説明。いずれも成人対象で、対象者数が少なく、平均値での議論。どなたも再質問しない。この検討委員会のメンバーのリテラシー・専門性大丈夫か?

★【Hさん】つまり、小児を含む日本人のヨウ素摂取量が減っている、世界標準と比べて桁違い多いということもないが、二つの論文、あわせて30人くらいの大人のデータをもとに、ヨウ素取り込み率を半分にした。しかしそれは、私ではなくこちらのデータをみたUNSCEAR側の判断だ、というのが鈴木元さん。

★【HGさん】10人、20人程度の観察で「日本人すべて」というのは、どうみてもおかしいと小学生でもわかると思います。また、当たり前の話ですが、比較研究は比較するもの同士(この場合日本人と外人)に対し同じ条件、同じ方法で計測や観察するのが基本です

★【小生】健康調査検討委員会発言で、環境省の神ノ田氏も宮城県立子ども病院の室月氏も、いまだにUNSCEARを信仰し、UNSCEAR報告書を読んでいない事は明確。東京農工大・澁澤氏や福島大・富田氏らのUNSCEAR批判は検証ネットワークの公開質問や記者会見が浸透してきた証拠。次は環境省にヒアリング実施!?

UNSCEAR2020/21報告書批判(線量評価の矮小化・改竄等)や過剰診断論批判(科学的根拠なし)+緑川論文批判等の記者会見(8月31日開催)の動画は以下よりご覧いただけます。

https://youtu.be/VJ8RwAIQcFg








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