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安達東高校の有効活用により地域活性化案(第2版)

今年3月に、ご検討の要請していた『安達東高校の有効活用による地域活性化案』に『エネルギーの100%自給モデル地区(営農型太陽光発電等)』を追加し、第2版として以下福島県の関係部門に再要請した。

安達東高校の農場内に、営農型太陽光発電を設置し、エネルギーの100%自給モデル地区にする案また、5項目のスケジュール案にも具体的な目標年度等を追記した。

今回の知事選挙でも県立高校の統廃合の見直しもが争点となっている。今年度中に青写真を示してほしい。尚、本提案については二本松市市長や市議員にも伝えている。

以下が再提出したもの


『安達東高校の有効活用による地域活性化案』

                            第1版2022年 3月3日 
                            第2版2022年10月24日
福島県
企画調整課××主幹殿

県立高校改革室 ××主幹・××殿
 cc企画調整課××××課長殿

     地域振興課×××課長殿
    県北地方振興局××主幹殿
    エネルギー課××長殿

日頃のご尽力に感謝申し上げます。
TELでもお話しましたが、以下『安達東高校の有効活用による地域活性化案』を作成いたしまたので、ご検討頂きたくお願いいたします。

子供達の数が減ったとして高等学校改革で、単なる数合わせによって安達東高校の廃校(二本松工業高校との統合)が決定されました。この決定によって岩代地区、とりわけ地元の小浜地区の過疎化が急激に進む事が危惧されます。この改革(改悪)は、以下の点から利点よりも子供達や地域にとって多くの弊害があり、福島県が進める復興・再生・地域活性化や人口減少対策とは逆行する施策であると言えます。

福島県教育委員会には、以下の『安達東高校統合化に対する新たな提案』を数回に渡り提出しましたが、県は既定路線を崩さず、統廃合を決定してしまいました。

統合化によって地域の過疎化が加速する事を食い止める事が、この決定を下した福島県の責任(償い)であろうし、最後までその責任を全うすべきであると考えます。

そこで以下のような『安達東高校の有効活用による地域活性化案』を提案しますので、早急にご検討頂きたくよろしくお願いいたします。まずは半年程度で可能性を検討いただき、実現するための問題点や課題等をまとめて頂ければと思います。

今後は具体的な調整や意見交換等を進めながら、まずは福島県主体で青写真を示していただき、その後は二本松市や地元への説明会や意見交換会の場の設定が必要であろうかと思います。

1. 安達東高校の特徴としての設備や機能は以下(他にもあるかもしれません)

農場や花栽培のハウス
食品加工設備や調理台等
養鶏・養蜂の取り組み
シクラメン等の栽培・販売
有機JAS認証
地元伝統野菜の継承
和室・懇談室・茶室
体育館・グラウンド

2. 現状の日本社会・世界状況の認識

コロナ禍でリモートワークが主体となり、地方で遠隔での仕事が可能となった。
コロナ禍では都会の密よりも田舎の疎のほうが好まれる時代になった。
コロナ禍で地域のコミュニテイまでも崩壊してしまった。
ロシアのウクライナ侵攻やコロナ禍によって物流や生産が止まり、海外からの輸入にも頼れなくなった。
エネルギー安全保障や食糧安全保障を日本人自ら考えるようになってきた。
コロナ禍でリモートワークが可能となった今、自らの食糧は自ら作る事は家族の命を守る事に繋がると気づいてきた。(多くの日本人が田舎で暮らし、週末と通勤時間が空いた時間には「ダーチャ」で農作業する事が今後の日本人の生き方ではないかと思い始めている)

首都圏での今後の大きな地震や水害、火山噴火に備えてのリスク分散の為にも、地方に拠点を移す事も考える必要があるのではないか。
日本の食糧の自給率向上や、自給自足、地産地消による二酸化炭素削減(輸送なし)による地球環境保全と食の安全保障が必須
休耕地の森林化による生態系の悪化。
休耕地の活用は喫緊の課題(いくらでもある。安達東高校の農場活用可能)
消費者からの食の安全要求(化学肥料を使わない有機農法が理想)
農家の高齢化対策が喫緊の課題
少子・高齢化、中山間地域の過疎化
地球温暖化によるカーボンニュートラルの実現

3. 今後の安達東高校の有効活用方法(案)

上記の日本の状況や世界の状況を踏まえて以下を提案いたします。
コロナ禍でのリモートワーク、サテライトオフィス(3~5社目標)
IT企業やベンチャー企業の誘致(2~3社目標)
食品加工企業の誘致(1社目標)
移住者・二地域居住者の誘致(家族の食糧は自給もできる。)
ダーチャ村の建設(5~10世帯目標)
有機農法・農業やその他の農業に関する研究施設や研修所
(県農業試験場の第2圃場+福島大学の第2圃場+研修所、普及事務所)

建設中のサッカー場(車で3分)の合宿宿泊施設(2Fを宿泊施設へ改修)
地域コミュニテイの場(下長折地区の『ダーチャ村』との連携・イベント広場等)
岩代第3体育館
第2岩代グラウンド
地域の観光・地域活性の為の総合拠点・発信場所
エネルギーの100%自給モデル地区(営農型太陽光発電等)

4. 実現の為の施策(案)~福島県が実施すべき事~
福島県や二本松市からのベンチャー支援や補助制度と受け入れ体制確立
受け入れ体制強化には地元NPOや支援団体育成や二本松市との連携
有効活用コンテストやビジネスコンテストを全国から募集
教室をリモートワーク・サテライトオフェス化への改修(1F、ネット回線必須)
合宿場や宿泊施設への改修(2F)
ダーチャ村建設(農場の整備・分割や宿泊ハウス建設等)と管理

IT企業・ベンチャー企業の誘致活動とPR
ダーチャ村入居、移住・二地域居住者誘致活動とPR
有機農法・農業やその他の農業に関する研究施設や研修所の建設
農家の高齢化対策、人口減少対策、過疎化対策
休耕地対策、休耕地の有効活用
地域のコミュニテイの復活・再生
小浜地域の空き家対策
駐車場の整備
管理者の業務委託(二本松市・岩代支所?)
エネルギーの100%自給の為の営農型太陽光発電等の設置
(周辺地域も含めたエネルギー自給率100%のモデル地区へ)

※以下は原発事故前のダーチャ村での活動。
https://www.youtube.com/watch?v=eAlcPG8s2zU

福島県に提出した『安達東高校統合化に対する新たな提案』は以下
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2020-10-05

5.スケジュール案

①半年(22年末頃)を目途に上記実現の青写真を示し、実現の為の問題・課題整理、
②その後半年かけて二本松市や地元との意見交換やヒアリングビジネスコンテスト実施(22年度末目標)
③その後半年かけて、最終案と予算案の策定(23年9月頃)。
補助制度の確立。 
④予算を通した24年4月からは業者選定、企業誘致のPRや広報、募集等開始。できるところか一部工事開始。
⑤3年後(25年4月)からは運営開始。(2.5年後から部分的運営開始)

といったスケジュールになろうかと思います。                          

 

 

 

 

 

 

          

 


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