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福島第一・1号機は倒壊の危機!

 【福島第一・1号機は倒壊の危機!】
  ~東日本壊滅の恐れ?~              

森重春雄さんの当初の想定では震度6強での倒壊予測としていましたが、このたび建築学会の協力を得て偽装実験の解明(シミュレーション)した結果、震度5強・震度6弱(200ガルでも倒壊してしまうという結果の報告がフェースブックであった。

この程度の地震なら頻繁にある。昨年の春、今年の春の福島県沖の地震では震度6弱?200ガル以上)。これは危機的状況。東電はようやく(予定より早めて?)原子炉内部のロボっトでの再調査をするとアナウンスをしたが、緊急対策が必要だ。原発回帰の議論よりも、デプリ取り出しよりもも最優先して取り組む最重要課題!福島県・原子力安全対策課も危機感が無い。

原発ゼロの会への報告と東電を呼んでの至急ヒアリングの実施が必要。
原子炉倒壊すれば東日本が壊滅する!?

森重さんの当初のシミュレーション・検証結果は以下をご覧ください。

以下は元三菱の技術者の森重さんのフェースブックからの転載

『厳しい現実を皆さまにお知らせしないといけません。東電フクイチ1号機の原子炉を支えるペデスタルの鉄筋は剥き出し、または破断しています。1本も残らずです。

今月初めにに規制庁、IRID、東電からペデスタル開口部損傷の写真が最初の写真の通り公開されました。開口部の損傷状況が深刻であることを示しています。ペデスタルの内部も燃料デブリが直接落下し滞留していますからもこのようになっていることは間違いないでしょう。

以前から指摘していたようにペデスタル内側の鉄筋周囲はこの写真のように剥き出しになり地震時に全く機能しません。

これと同時に鹿島建設が犯したこの1号炉ペデスタル実験偽装の解明を建築学会の協力得て実施していますが、新たな発見がありました。1200℃の燃料デブリがペデスタル内側の鉄筋回りのコンクリートをはく離しさらにその内側にインナースカートもむき出しにしました。

インナースカートは格納容器の底に溶接されペデスタル内を立ち上がり、ペデスタルの心棒になっています。1200℃ですから鉄は溶かしませんが熱膨張します。このインナースカートは30mm厚さあり高さが3mで直径6.2mあります。1200℃の熱を受けて膨大な熱荷重が発生します。その引き上げ重量はおおよそ20万tです。

原子炉1000t、ペデスタル500tです。剥き出しになっていないペデスタル外周の鉄筋は35mmで180本ありますが切断までの耐力が最大でも合計2万トンです。

熱荷重による引き上げ力20万tに対し21500tですから、熱荷重は難なく原子炉とペデスタルを持ち上げ残っていた鉄筋を切断します。事故時に持ち上げられた高さは約40mmです。ペデスタルは今は冷えていますので隙間は見えないですが、コンクリートのひび割れがペデスタル表面に残っていると思います。鉄筋はその内部で切断されています。

原子炉とペデスタルは鉄筋に支持されず自重だけで保っていることになります。想定される転倒加速度は容易に計算されます。約200ガルです。

今年、昨年と200ガルを超える地震が到来しています。ペデスタル内の水位は下げましたが倒壊していません。なぜでしょう。原子炉周りには大きな配管が接続されています。

これも事故時に300mmくらい熱膨張していますので破断していると想定されます。今は破断されながらも原子炉を横から支えています。しかしその配管を支えている原子炉建屋も水素爆発で損傷していますのでいつまでもつか分かりません。本件は国会原発ゼロの会にも報告しますが至急対策が必要です』


『東工大瀧口教授の論文により、ペデスタルの熱膨張によりペデスタル外側の鉄筋が切断していることが判明。ペデスタルの縦筋全てが無効となり起き上がりこぼし状態です。計算すると200ガルでも倒壊します。
昨年、今年と200ガルを超える地震が来襲していますが倒壊していません。辛うじて本来の耐震構造でない原子炉周りの配管が防いでいるだけです。この配管も地震のたびに損傷しますので、やがて200ガルでも倒壊します。』

 

 以下は参考。
東海第二原発が攻撃され高レベル放射性廃液の20%が漏れたら、首都圏で40万人の死者。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/166319

福島原発1号機倒壊したら<死者は何十(百)万人、がん患者は何百万人、強制避難は何千万人想定されるのか?是非、上岡さんにシミュレーションして欲しいと福島県・原子力安全対策課に依頼した・・・・が・・・

倒壊したら、どんな核種がどれだけの量(Bq)、どれだけの期間放出され続けるのか?すべてにおいて未知だし、安定ヨウ素剤の保有も必要になる。

 


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