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NHKの福島医大論文報道を質す

NHKが福島医大の論文『外部被ばくと甲状腺との因果関係は認められなかった』という一方的な誤った報道をした。


メデイアの記者もバカではない。一方的な情報にしか触れる機会がない事が原因。彼らに検証する時間はあまりない。UNSCEAR2020/21報告書を妄信していたメデイアも「UNSCEAR2020/21レポート検証ネットワーク」の記者会見等やアウトリーチでの活動で、UNSCEAR批判報道をしてくれた。

NHK福島の記者はまともなので、以下から是非多くの意見をNHKに出せば理解してくれる。一方的な誤った報道ではなく、加藤論文や津田論文の同時に報道すべきと意見提出しよう。
医大の大平論文などは『明らかにする会』からの公開質問には全く答えていない。小生からの質問には1回目は以下の回答がありましたが、再質問には答えてこない。


【福島医大論文のデタラメ】
【医大論文取り下げ要求】
黙っている事は認めた事になる。
以下から是非以下からNHKに意見を!↓
NHKの福島医大論文の報道は、以下のUNSCEAR2020/21報告書とも異なっている。
UNSCEARは甲状腺がん発生の可能性を認めている。この事は放射線の影響を認めている。


小生のツイッターから
★『UNSCEAR2020/21報告書のパラグラフ222『5歳以下で被ばくした女児集団を生涯追跡すれば、16-50件の甲状腺がんが生じる可能性がある。但し被ばく無しでも生涯で600-700件程度が生じ、増加分は誤差に紛れて識別できない』報告書は放射線による甲状腺がん発生の可能性を認めている。』

【メデイアのUNSCEAR批判が始まった例】

  7月21日にいわき市で開催されたパブリック・ミーティングや福島県庁での『UNSCEAR2020/21レポート検証ネットワーク』の記者会見 等をきっかけに、NHKや東京新聞、朝日新聞や産経新聞、福島民報、そして地元月刊誌・政経東北等が批判報道し始めた。UNSCEAR報告書を再検証すべきとの世論形成に大きな影響力を与えた。


1)NHK 
『国内の研究者らで作るグループが報告書の検証結果を発表し、甲状腺被ばくの原因となる
放射性物質のヨウ素131が、原発事故の発生直後、大気中にどれだけ存在したか試算した部分で、元となった論文のデータを誤って引用し、被ばく量を少なく評価しているなどと指摘しました』、『グループ側は結論の撤回を求めています』と報道した。 

NHKの批判報道は今までのUNSCEAR報告書は正しいものとしている県民や市民にとっては、
大きな影響力を伴う画期的な報道であった。(UNSCEARの主張も同時に報道)   


2)東京新聞 
 『誤ったグラフやデータが複数ある。論文引用の誤りで被ばく線量の過小評価をしている。科学的な報告書とは程遠い』との研究者グループの批判をUNSCEARの主張と併記した。
   
3)産経新聞  
『風評は科学を凌駕する』といった記事を7回連載で掲載。第1回目の記事はいわき市での
パブリック・ミーティングを取り上げた。その記事の中で、参加した市民や学者からの意見を取り上げ、『UNSCEARが20年報告書作成にあたり、日本から7000万円の資金が提供された為「被爆影響を小さく見せようとする意図がある」という声もくすぶる』、

『UNSCEARがいう独立は被害者から独立し、政府側に立つことか』、『UNSCEARの報告書は一般市民には議論する機会が与えられなかった』、『20年報告の結論撤回を求める緊急声明やハースらを追及する質問の事例集も並び』、『沈着速度が3桁間違って表記されている』、『であればUNSCEARは20年報告で被爆量の推定値を過小評価していることになる』、『会場からは反発の声が上がった』といった記事も、鈴木元氏の意味不明のコメントと共に併記した。


4)朝日新聞 
『被ばく影響割れる見解』と、両論併記の記事を10月6日に国内研究者たちの批判記事を以下のように報じた。

①本行忠志大阪大名誉教授
・「被曝に関する様々な要因に対し、推定しうる最小値かそれ以下の値を採用して大幅な過小評価をしている」と批判。
・被曝線量の引き下げにつながった「昆布効果」問題の裏付けデータが55年前にわずか15人を調べたもので「全く参考にならない」。
・直近の日本人のヨウ素摂取量は世界標準と比べて多いと言えず、評価は事実に基づいていない。
・避難中の食品による被曝も、事故直後は汚染された野菜などが市場に出回っていたことが明らかになっており、「不確実なものには最大値を採用する予防原則にも逆行する」と指摘。

② 津田敏秀岡山大教授:
 ・がん多発の原因とされた過剰診断説についても「科学的に検証されていない」

③ 種市靖行医師:
・過剰診断を防ぐため、甲状腺がんの腫瘍の大きさについて、厳格な基準に基づいて検査。
5ミリ以下の結節を精査していず、命を脅 かさない小さながんを見つけている過剰診断にはあたらない。
・高感度機器でがんの詳細な形態がわかり、手術に至る症例が減っている。
「高感度機器は過剰診断を防いでおり、報告書は逆のことを言っている」

詳細は以下の「UNSCEAR2020/21報告書に日本側はどう関与したのか」をご覧ください。

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