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ふざけるな!経産省!(2)

【福島で公聴会を開催せよ!】

2月6日に仙台で実施された『GX基本方針』の説明・意見交換会に関するツーとと参加者の報告を転記


★昨日、仙台で実施された『GX基本方針』の説明・意見交換会も、経産省からの説明開始前から大荒れ。福島県からの参加者も多く、何度も『福島県での公聴会』開催を要求するも検討するとの回答。『2月10日の閣議決定はあり得ない』との声に、『まだ(日にちは)決定していない』と逃げた。


★現地での参加者やZoomでの参加からの質問には原子力ムラが準備している模範解答を繰り返すだけで、まったくかみ合わない。真摯な対応とは程遠い。彼らの情報はIAEAや原子力ムラからだけで、まったく多様性に欠けた、無知と思える回答ばかり。これで日本は沈没・破綻まっしぐら!失われた20年にも涙!


東北経済産業局には以下を要求した。
①議事録の作成 ②福島での公聴会の開催 ③動画の公開または経産省からの回答の書き起こしの公開
以下は福島からの参加者のFBからの記事の一部を転載(若干修正)。


対応は大阪会場と同じ、資源エネルギー庁電力ガス事業部原子力立地対策室 前田博貴室長と、資源エネルギー庁長官官房総務課需給政策室 廣田大輔室長の二人。


エネ庁が説明を開始する前に「この会の議事録をとって公開してほしい」と要求しましたが、議事録をとるかどうか、公開するかどうかは検討するとの回答だったため、会場から抗議の声が殺到し30分近く押し問答となりました。結論として議事録はここではなく中央でとっている。庁内では共有するが、一般公開するかどうかは検討中」と「検討一点張り」でした。


今までの埼玉、大阪の会場でも、今回も、オンラインからの意見も、ほとんどの意見はGX方針に反対意見ばかりだと思います。ここで出た意見もパブコメと同じく、議事録をとって公表するよう、今後の意見交換会の会場と連携して要求し実現させたいです。


エネ庁の説明は、エネルギー危機を煽る内容で50分も続きました。大阪会場ではこの後の質疑に6時間半かかったとのことで、司会から、会場の都合で遅くとも午後6時半には終了したいとアナウンスがありましたが、全員が意見を述べて終了は午後7時でした。
会場からの意見を以下にまとめました。福島からの参加者はわかっている範囲で私たちを含め6人でした。初めに3人が意見を述べ、後半でまた3人が述べました。


福島からの参加者Mさん:
原子力を活用するのは間違った選択。経産省は事故の被害についてどのようにとらえているのか。事故はまだ収束していない。避難者はもっといる(資料では2万2千人と)多くの人が家を追われ故郷を喪った。原子力の選択は愚かな選択だ。ロシアのウクライナ侵攻が示しているのは、原発は核兵器になりうるということだ。
原発を無くすのが一番安全な方法。原発事故によって生まれた、・原子力の依存を少なくする・運転期間40年ルール・規制と推進を分けるというルールが、何故たった12年しか経ってない時点で原発回帰なのか
原発への依存は地球の危機を招く。許しがたい。私たちは我慢に我慢を重ねた。どれほどこのGX方針で落胆しているか。国民の損失をどのように考えているのか。

福島からの参加者Sさん
原発近くの町から、12か所も避難場所を変えた。その恐怖、今でも夜中に目覚めると汗をびっしょりかいている。事故から12年しか経っていないのに何を考えているのか。それは福島県民だけじゃない。原発はやめてくれ、福島の被害を繰り返さないでくれ。みんな頑張って12年間廃炉が前提でやってきた。福島に来て県民の声を聴くべきだ。今はまだ非常事態宣言が続いている。今このこと(原発回帰)をする時期なのか。

福島からの参加者Oさん:
原発事故によって人権を奪われた。避難した人が福島県からの追出し裁判によって避難住宅を追い出され多額の家賃を請求されている。福島に在住している私たちも年間追加被ばく線量20ミリシーベルト基準の中での暮らしを余儀なくされている。原発によって人生を狂わされた人たちの声を福島に来て聴くべきだ。政府方針の説明会ではなく、県民の声を聴く「公聴会」を計画してほしい。
 





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