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福島大・シンポジウム動画の公開

3月3日に福島大学で開催された『疫学学科誌「福島特集」&UNSCEAR2020/2021報告書検証シンポジウム』の動画を公開しました。是非ご覧ください。

原発事故によって高濃度の放射性プルームが3月15日から16日にかけて、福島県や関東地域を含む周辺地域にもたらされた事は事実。このプルームはUNSCEAR2020/2021報告書の推定値の二桁以上もの放射性ヨウ素が飛散した事が明らかになってきた。UNSCEARの歪曲・改竄・偏向は明らか。

福島医大の論文集「福島特集」はあまりにもレベルの低いもので、3月4日に開催された福島医大のシンポジウムからも、事故から12年過ぎても、医大は甲状腺がんと被ばくの関係を検証する事が出来ずにおり、彼らにその能力がない事も明らかとなった。福島医大は「検証する能力が無い」と宣言する事が、福島県民の為。


放射性被ばくによる甲状腺がん多発を今も否定している、UNSCEAR、日本政府、福島医大等はあまりにも非科学的であると言わざるを得ない。300名以上もの若者が甲状腺がんで苦しんでいる現実を忘れるわけにはいかない。

動画は以下からご欄ください。
https://www.youtube.com/watch?v=BNgGbA-f8OY&t=1020s

 

**転送歓迎****

3.3福島大シンポジウム申込者の皆さま

先日はありがとうございました。
シンポジウムでの各講演者のスライドや動画を公開したサイトを作りましたので、ぜひご利用ください。

 http://natureflow.web.fc2.com/HP/indexa.html


シンポジウムには理系専門家の解説に馴染みのない市民の方や文系の方も多く参加されたと思いますが、ぜひ何度も聞き返したり、読み返したりして学習してください。決して優しくはないので、全てを完全に理解することはできなくても、その論理的本質はしっかり理解できるものと思います。

福島県立医大の専門家が彼らのシンポジウムで現時点において、線量と悪性ないし悪性疑いと診断された結節の発見率の間において、統計学的に有意な量・反応関係は明らかになってはいない」と結論づけました。

これを「科学的エビデンス」と福島医大は主張しているわけですが、県立医大の研究者たちが12年間総力を上げて取り組んだことの結論がこれだとすれば「噴飯もの」です。それが、「噴飯もの」であることはきっとご理解いただけると思います。

また、このサイトを皆さまのお知り合いやメーリングリストでぜひ広めて下さい。
小児甲状腺がん多発を原発事故がもたらした放射線被曝によるものであることを認めさせることは、事故による
健康被害を東電や政府、自治体に認めさせる上での1丁目1番地です。また、良識ある研究者たちの力だけではまだ不十分です。多くの市民がこの科学的論理を理解することが必要だと思います。

自身で学習を深めると共に拡散よろしくお願いいたします。

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ある方がまとめて下さった記事の一部を転載。

【表題】福島第1原発事故(2011)がもたらした小児甲状腺がん


福島第1原発事故から12年が経過した。原子炉から飛散した放射性物質が人体にどの様な影響を与えているかについて、世間での評価は定まっていない;それは「健康被害がある」に対して「ない」という両方の言説が市井に流布されているからである。状況を正しく理解しなければ有効な処方ができない。福島原発事故による被ばく被害を明らかにするため、20227月研究者・市民科学者が中心となって「UNSCEAR 2020/2021レポート検証ネットワーク」(以下、検証グループ)が結成され、同報告書の検証と批判を行ってきた。

福島県立医科大学(以下、福島医大)の。研究者達が中心になって論文集『福島特集号-東日本大震災後の 10 年』を日本疫学会誌(Journal of Epidemiology)で公表した(202212)。同特集号での判断は、県民健康調査による小児甲状腺がんの増加原因は放射線被ばくではなく高感度超音波検査スクリーニングによるものだとしている。

検証グループはUNSCEAR2020/21報告書と日本疫学会誌福島特集号(2022,12)で述べられている「被ばく原因による甲状腺がん多発を否定する」論説に科学的証拠がないとする声明を発出した(2023. 3. 3)

そして同時に検証グループが中心になって「日本疫学会誌『福島特集号』&UNSCEAR2020/21レポート検証シンポジウム」を開催した;その動画は次のサイトでみることができる:

https://www.youtube.com/watch?v=BNgGbA-f8OY&t=1020s

このシンポジウムでは疫学、物理化学、物理学、放射線物学、医学、患者支援など多方面の専門家が詳しく報告し、総合的な解説がなされた。










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