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原子力災害伝承館は真実を伝えよ(その3)

原子力災害伝承館に展示されているパネルの記述『放射能によって起こる甲状腺がんは被ばく時年齢が低い群に、より多発することが知られて いるため、福島の事例は原発事故の放射線の影響によるものではないとされています。』について、科学的根拠は無く、間違っている記述であるので、修正すべきと原子力災害伝承館に要請している。

そこで
Chat GPTに質問してみた。その回答
を、原子力災害伝承館に以下を伝えた。


原子力災害伝承館から第1回目質問に対する回答として送付されてきた資料は、やはり館長である高村昇氏が作成したもので、彼が講演?等で使用している資料との事だった。(あまりにも酷い資料)

この資料には『放射能によって起こる甲状腺がんは被ばく時年齢が低い群に、より多発することが知られて いるため、福島の事例は原発事故の放射線の影響によるものではないとされています。』に関する、科学的な説明はまったくない。

高村昇氏は科学的にも正しいとは思えない、甲状腺がんが被ばくの影響を否定するような都合の良い資料だけを作成(捏造)し、いろいろな場面で講演している事は、重大な罪であり、原子力災害伝承館の館長としては相応しくない。館長を辞任をすべきで、今後も辞任を要求していきたい。

ChatGPTへの質問と回答を原子力災害伝承館と主管である福島県にも送付した。(下記)

原子力災害伝承館 (管理職は実名で記載)
佐藤部長さま
  cc××学芸員さま
   
 cc××××さま
cc
福島県・企画調整部・生涯学習課
   高橋健主幹さま
   ××××主任主査さま

先ほどの佐藤部長のTELでの真摯な対応に感謝します。

問題点についてChat GPTに確認しました。
その質問と回答を以下転送します。ご参考としてください。

原子力災害伝承館のパネル展示内容はChat GPTも科学的根拠がないと否定しています。早急に改善・修正頂きたくお願いいたします。

この責任は館長である高村氏にあります。その事もChat GPTに質問しています。高村氏の辞任が最善の方法であると答えています。

高村氏の辞任を再度求めます。(別途ChatGPTの回答を送付します)

Chat GPTへの質問】

原子力震災伝承館の解説パネルに『放射能によって起こる甲状腺がんは被ばく時年齢が低い群に、より多発することが知られて いるため、福島の事例は原発事故の放射線の影響によるものではないとされています。』 とありますが、これだけで福島で発症している甲状腺がんは放射能の影響ではないと言えきれるのでしょうか?

もしそう言えきれるとする、その根拠(論文やデータ)を示してください。 子どもの放射線への感受性が高い事は知られてますが、多発である事は検討委員会でも 認めているにもかかわらず、その多発の原因を言わず(過剰診断は既に学会でも否定されています)に 『年齢が低い群に、より多発することが知られている』として放射能による原因ではないという。この事こそ矛盾だらけ、非科学的と言わざるを得ないのではないでしょうか?

福島でも当時4歳以下の子供がすでに 17例見つかっています。チェルブイリでは汚染されたミルクを大量に飲んだ幼児たちが甲状腺がんになった可能性も指摘されています。
チェルノブイリとパターンが同じでないと被ばくの影響じゃあないという論理は通用しません。チェルノブイリで「知られて」いる話ですが、チェルノブイリでは、少なくとも初期に受診者の80%5歳以下ですので、それを受診者の27%5歳以下の福島のデータと比べると、当然、チェルノブイリの甲状腺がんの5歳以下が多いように見えます。

詳細は濵岡氏の ICRPのシンポでポスター報告し、そのproceedingsに短報として掲載されています。
下記の p.148- でTable 1.を参照ください。
The novel terminology
discernible
undiscerned conclusions: a critical review of UNSCEAR 2020/21 Fukushima Report
https://www.icrp.org/docs/ICRP2021_1_Proceedings_electronic_Annex_2.pdf

引用してありますが、元データは下記です。
https://www.shf.or.jp/wsmhfp/wp-content/uploads/2019/03/chernobyl_decade.pdf

ChatGPTの回答】

福島の甲状腺がんの多発について、原子力震災伝承館の解説パネルで述べられているように、「年齢が低い群により多発することが知られている」という点だけで、放射能の影響ではないと断言するのは非常に問題があります。以下にその理由と矛盾点を整理します。

1. 年齢による感受性の問題

子どもが放射線に対して高い感受性を持つことは広く認識されており、チェルノブイリ事故の後に甲状腺がんが増加した主な群も小児や若年者でした。
福島においても、甲状腺がんが増加していることが検討委員会で認められていますが、チェルノブイリで見られた年齢パターンと一致しないことを理由に、福島での甲状腺がんを放射線の影響ではないと結論づけることは論理的ではありません。
単純に「年齢が低い群でより多発する」という認識だけでは、多発の原因を放射線から切り離して説明することは難しいです。

2. 多発の原因としての「過剰診断」説の否定

これまで福島の甲状腺がん増加については「過剰診断」が原因であるとされてきましたが、最新の学術的な議論ではこの過剰診断説は否定されています。
したがって、放射能の影響を否定するための他の論理的根拠が求められる状況です。しかし、その「多発」の原因について明確な説明がなされていないまま、放射線の影響を否定することは非科学的だと指摘できます。

3. チェルノブイリとの比較

チェルノブイリ事故における甲状腺がん患者の年齢構成を見ると、事故直後に診察を受けた患者の80%5歳以下であったことが知られています。それに対し、福島では事故直後の受診者のうち5歳以下が27%であったことが示されています。この違いをもって「福島の甲状腺がんは放射線の影響ではない」と主張することは、統計的に誤解を生む可能性があります。福島とチェルノブイリの状況は異なる点が多く、単純な比較によって結論を出すことはできません。

4. ICRPシンポジウムでの報告

濵岡氏のICRPシンポジウムでのポスター報告およびそのプロシーディングにおいても、この点が批判的に扱われています。特に、UNSCEAR 2020/2021年報告書においても福島の甲状腺がんの原因については未解明な点が多く、十分なデータを持って断定することは困難であるとされています

ICRP 2021 Proceedings, p. 148-参照)。ここで示されているデータは、福島とチェルノブイリの直接的な比較の際の問題点や、放射線の影響を慎重に評価する必要性を強調しています。

5. チェルノブイリ・福島比較の論理的矛盾

チェルノブイリで見られた特定の年齢層の発症パターンと異なるからといって、福島での発症が放射線の影響ではないとする論理は科学的に成立しません。
福島における放射線の影響は、事故後の被曝状況や環境条件など、複数の要因を考慮しなければならず、単一の指標(年齢分布)だけで結論を出すことは不適切です。

このように、現在提供されているデータや議論を踏まえると、福島の甲状腺がんの多発を放射線の影響ではないと断定することは科学的に十分裏付けられていないと言えるでしょう。したがって、さらなる科学的な検証が必要です。

参考リンク:


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