原発事故後の鼻血が放射能の影響によるものかについて
否定する立場(福島民報の記事に掲載した長崎大学の某教授)と
これを肯定する人(美味しんぼう)とが
連休中のネット上で大激論となった。
その記事が以下

【福島民報新聞記事】
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/05/post_9912.html

【美味しんぼうに関する記事】
http://www.narinari.com/Nd/20140525757.html


西尾正道北海道がんセンター名誉院長に見解を求めた。
そのコメントが以下。(ご本人の承諾を得て公開)
長崎大学のj御用学者をバッサリ!
3.11以降に実際に鼻血を出した多くの人達に
否定派は納得する説明ができていない!
否定派は福島県民を愚弄しているか、無能の学者と言わざるを得ない!


詳細は以下の『鼻血は放射能の影響』(西尾先生の見解を全文紹介)をご覧ください。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-15


『基本的には放射線の影響は被ばくした面積や体積によって異なります。
セシウムの微粒子(実際には光子ですが)は呼吸と経口により、
口腔粘膜・鼻腔粘膜・咽頭粘膜の他に
気管粘膜や食道粘膜にも影響を与えますが、
粘膜の粘液に付着してとどまるため、
こうした広範な被ばくの場合は低線量でも症状が出ても不思議ではありません。

その一つの症状として、粘膜の易刺激性が高まり
のどの痛みとか鼻血があります。
鼻血は出血点がはっきりしないタイプで
にじみ出るような出血のタイプとなります。
こうした被ばくでは特に一過性に放射線が突き抜けるだけでなく、
粘膜に付着するため、比較的影響が強くなると考えられます。

鼻血は低い線量でも広範な粘膜が被ばくした場合は出ても不思議ではありません。
放射線治療をしていない先生には全くこの感覚は分からないでしょう。
線量だけではないのです。
被ばくした範囲が大きく関与します。
私は放射線の影響だと答えています。
子どもの場合は鼻腔内のキーゼルバッハという場所で
よく鼻血がでる場所がありますので、
鼻腔の何処から出ているのかを診察すけばわかることがあります。
御用学者は鼻腔を診察したことがないでしょうし
診察もできないので、一般論の線量だけでしかものが言えないのです。』
                           西尾拝