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福島第1原発に白煙

福島第1原発の6号機で白煙が出たとの事で
福島県に問い合わせしたところ以下の解答が来た。


×××様

いつもありがとうございます。
原子力安全対策課の××です。
本日お問い合わせいただきました「白煙」について、
26日(水)の段階で県が確認している情報は次のとおりです。

・JNN福島第一原発情報カメラにおいて6号機付近から白煙が吹き上がったのは、
 6月25日14時42分頃とされている。
・その時間帯には、6号機の非常用ディーゼル発電機の定期の手動起動試験が
  行われている。
・東京電力からは、トラブルやけが人等の発生に関する通報連絡はない。
 なお、現在6号機の炉心には核燃料は装荷されていない。
・発電所敷地境界のモニタリングポストやダストモニタでは有意な変動は確認されていない。
・県や国が設置する県内のモニタリングポスト、リアルタイム線量測定システムや
 ダストモニタ等でも有意な変動は確認されていない。
・原子力規制庁においてもトラブル等に関する発表はない。

以上のことから、「白煙」については、非常用発電機の運転に伴う排気(排気ガス中
の水分)の可能性が高いと考えています。
なお、一般的に内燃機関から白煙が出る原因として燃料油や潤滑油の燃焼異常である
ことが多いとされていますが、今回は異臭や目の痛み等を訴える作業員等も出ていな
いことから、燃焼異常による白煙ではないと私はみています。

この解答に対し以下のメール福島県に出した。


××主幹殿
  cc××室長殿

迅速な回答ありがとうございます。
以下気になる点です。
これだけの騒ぎを起こして福島県の対応の不備を危惧します。

1.なぜ東電を呼んで状況や原因を説明させないのか?
2.『非常用発電機の運転に伴う排気(排気ガス中の水分)の可能性が高いと考えています。』と
  ありますが、なぜ推測なのか?東電からの情報か?
3.なぜこの時期に時間に白煙が出たりも関わらず、東電からの説明はないのか?
  (なぜ福島県は推測だけで物事を進めるのか??)
4.しっかりと科学的に東電から説明してもらい、県あるいは東電のHPに現象と原因、
  再発防止策を掲載すべきではないか?
5.県民やメデイアにはなぜ今回の問題について説明しないのか?
6.東電、政府、福島県の感覚が国民や県民と乖離していないか


多くの県民は東京オリンピックを前に、東電及ぶ政府(経産省)は不都合な真実を
できるだけ隠し通すと見ています。
そして福島県も忖度し、一緒になって不都合な真実を隠していると考えています。

その不信感を払しょくするのが福島県の役割です。
東電が、規制庁が何も言わないから安全だという事が間違っていたという事は
すでに原発事故で実証済みです。
信頼される福島県でなくてはなりません。

小生の民報新聞(火曜日)への投稿記事(甲状腺がんの中間発表に関する多くの疑問)
も福島県は答えるべきです。

以上、回答をお願いします。
















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平和の詩

毎年朗読される沖縄の6.23「慰霊の日」での『平和の詩』。

「沖縄慰霊の日 “この幸せをいつまでも”『平和の詩』朗読、
糸満市の小学校6年生の叫び」(動画4分15秒)

https://mainichi.jp/articles/20190622/k00/00m/040/279000c

『生きているから笑い合える 
生きているから未来がある 
令和時代 明日への希望を願う新しい時代が始まった 
この幸せをいつまでも・・・』


沖縄戦で亡くなられた人々に思いを馳せ
日常の平和こそが幸せなのだという事を
この小学生は改めて国民に教えてくれた。


『沖縄の悲劇』は以下ご覧ください
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2015-07-04

















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知ろうとしない人を素人という

【知ろうとしない人を素人という】

ネットを見ていたらある医師が講演会で
『知ろうとしない人を素人という。
思慮しない人は知りようがない・・・』
と言う言葉になるほどとうなずく・・・

プロ市民というのは思慮して、
知ろうと努力する市民の事を言うのだろう・・??
権力やメディアをを監視し、ダメなものはダメと言える市民・・・


そして、あるジャーナリストの言葉を思い出す。
『知らない事は怖い事
 知らせないのはもっと怖い事
  知ろうとしないのはあなたの責任
 知っていて何もしないのは、
  いったいあなたは誰ですか?』


いくつになっても、知ろうとする心が
長生きするコツ、ボケないコツだと
いった事を著書にしていたジャーナリストもいた。

何事にも興味を抱いて、いつまでも学ぼうとする気力があれば
人はいつまでも元気にいれるのだろう・・・???

いつまでもプロ市民でありたい・・・
プロ市民が元気のもとになる・・・











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県民の疑問に答えよ!

【甲状腺評価部会は県民の疑問に説明せよ】

今回の甲状腺評価部会の報告に納得している福島県民は少ない。
科学者の責任を果していない。

第13回の甲状腺検査評価部会の資料1-1の表1、図7、図8等では明らかに
地域差がでてるにも関わらず、結論では『線量が高くなるほど甲状腺がん発見率が
高くなる関係(量反応関係)は認められなかった』としている

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/330651.pdf?fbclid=IwAR3DiQ3x1VJY2G2w2rpFwXbFkgZXAFGYp5oo7KEt-StPfBmRWvOuxa8ofcg


最も理解しがたいのが資料1-2です。
この資料の中のUNSCEARの推計甲状腺吸収線量の区分けで

①福島県のMAPが図1、図2、図3、図4で異なる事、
②双葉町や大熊町が最も低い地域に区分されている事。
③伊達市が比較的低くなっている事
④福島市と郡山市は線量はほとんど変わらないはずなのに郡山市は低く区分されている事
⑤いわき市も最も高いエリアに区分されている事
地域区割りが疑問がある。

以下に疑問に答えて欲しい。
①図1、図2、図3、図4のMAPの区分けが異なるが何が違うのか?
②UNSCEARの推計甲状腺吸収線量の区分けはどのようにして推定したか?
  UNSCEARの推計甲状腺吸収線量の区分けが信頼できない
③『線量が高くなるほど甲状腺がん発見率が高くなる関係(量反応関係)は認められなかった』
  と結論としているが、図1~図4のオッズ比の表は県民誰もが理解できない。
  これでは誤魔化されたとしか思えないのでは・・・
④地域割にも納得できない。ここを分かり易く説明必要
⑤資料1-1と資料1-2があまりにも飛躍し過ぎて、国民や県民には理解できない。
⑥何故手術までしたのか?手術が正当な判断だとすれば、手術が必要な子ども達が
 同じ比率を当てはめれば全国に1.5万人程度存在する事になる。
この子ども達を放置しておく事は倫理上許されるのか?


島医大の大平論文の地域割はセシウムの線量分布をもとにした分析で
恣意的な地域わりで、1巡目は地域差が無いとした論文を出した。
一方ではセシウムの線量による評価(大平論文)、
もう一方ではUNSCEARの推計甲状腺吸収線量の区分け
による評価(これも納得いくものではないが)・・・
論点(地域割)が統一されていないのが問題。
都合の良い方をその都度採用しているといったイメージです。

福島医大も大平論文のデタラメを押し通す事はできず、
2巡目では地域差が明らかに出てきた事を 隠し通せなくなったのだろう・・・
福島医大の出すデータは恣意的で信用できないという事につきる。


詳細は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-18

小生の以下の公開質問にも評価部会は答えるべきだ。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-02

https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-04


また「甲状腺がん支援グループあじさいの会」は以下の質問状を福島県に提出した。

いずれも福島県民がもっている疑問に対し納得いく説明をすべきとの意見。
科学者としての責任を果していないの。
単なる研究や論文の為に福島県民がモルモットにされているのか現状なのだ。


---以下は転載ーーー

甲状腺がん支援グループあじさいの会」は6月18日(火)午前、甲状腺評価部会の
報告書案を受け、県民健康調査課と意見交換を行いました。
福島県からは、県民健康調査課の菅野達也課長、二階堂一広主幹兼副課長、
福島秀行主任主査の3人。あじさいの会からは、牛山元美代表世話人、千葉親子
事務局長、甲状腺がん患者本人(事故当時中学生)1人、甲状腺がん患者の母親
1人の計4人が出席しました。
患者本人が県との意見交換に参加するのは初めて。患者家族が参加するのは、
今年3月下旬に続き2回目です。
県に手渡した要望書は以下のとおりです。

※「あじさいの会」ホームページより
https://www.ajisainokai.net/post/20190618













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甲状腺がんが放射線の影響ではないとする見解への疑問

【甲状腺がんが放射線の影響ではないとする見解への疑問】

甲状腺検査評価部会は甲状腺がんが
放射線の影響ではないとする見解をまとめた。
この結論に多くの県民は納得していない。

2巡目以降の発見率は中通りは会津の約2倍との論文もある。
甲状腺がんの最大の要因はヨウ素131による初期被曝。
ヨウ素がセシウムの30倍もあったエリアも発見されている。

放射線の影響でないとすれば、全国に約1.5万人の子ども達が
甲状腺がんと推定できる。
発見された子ども達はスクリーニングによるものとすれば、
何故手術までしたのか?
手術が正当な判断だとすれば、手術が必要な子ども達が
全国に1.5万人程度存在する事になる。
この子ども達を放置しておく事は倫理上許されるのか?

全員が放射線の影響でないとする、誰もが納得いく科学的説明が無い。
2巡目以降のある程度の子ども達は放射線の影響とみるのが妥当ではないか?
矛盾だらけの結論に対する疑問に丁寧に答える事が科学者の責務であろう。


公開質問状は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-02



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東京タワーとスーパータワー

東京・御成門から三田(田町)まで歩いてみた。
増上寺から見た東京タワーが西日で眩しい・・・

そして長い間お世話になった会社にも寄ってみた。
退職時と変わらずスーパータワーの姿は健在であったが
会社自体は傾きかけている・・???

東京を歩いていると外国人が多い事に驚く・・・



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安達東高校統合化に対する新たな提案

政府の、まち・ひと・しごと創生基本方針案の骨子の中に
『地域社会の担い手育成、高校に実践的な教育を実施』がある。
まさに地域への定着率の高い高校生を
地域の担い手として育成する事が必須。

復興庁は福島県の避難地域に対しても
『学校教育の魅力づくりに関する調査事業』を
重要テーマと捉えている。
中通地域もこれを適用すよう福島県が復興庁に提案し
予算獲得すればいい。

福島県の復興には、担い手の育成が必須であり、
福島県が2023年までの小規模高校の統合化を計画。
その計画に上げられた安達東高校を魅力ある学校にし、
入学者を全国から集める事がまさに地方への移住者促進に繋がる。

政府と福島県が一丸となり、予算も獲得しながら、
安達東高校を『あだち未来創造高校』に改名し、
人材つくりと同時に地域づくり、移住促進を実施すべきだ。


是非、福島県教育委員会には
政府と一体となって、斬新なアイデアで
地域の担い手つくりの為に魅力ある高校に改革し
統合化ではなく、新たな魅力ある高校を創造して欲しい。
それが、高校改革の本来のミッションとなるべきだ。


【安達東高校統合化に対する新提案】は以下ご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-03-27



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なぜ、福島は分断するのか

脳神経科学者の視点から月刊誌『政経東北』に論考が掲載された
『なぜ、福島は分断するのか(第2回)』を読んだ。
この論考は3月号から6月号の4回にわけて掲載された。

この論考では『一般人(市民・被害者)』と『政府系科学者』という対極の見方をしている。
政府(加害者)⇒正義で、反政府(善良な市民・被害者と書くべき!)⇒悪と
いったイメージで使っている一部の科学者がいるが、
この確証バイアスに陥ってしまった一部の科学者が科学者全体の信頼を失わせている。
残念ながら、『確証バイアス』に陥ってしまった一部の科学者はこの論考をじっくり
読んでいただき、自ら『確証バイアス』に陥っていないか、見つめなおす事をお勧めしたい。
『過剰に見られがちだった不安(情動反応)には、生物学的な合理性があることが
明らかになってきている』し、

『つまり原発事故の損害を、いまよりはるかに正当に評価できる可能性が見えてきた』

『科学者に理解できなかった不安の内実を正当に評価できるようになれば、原発事故で

被災者が失った価値を言葉にしやすくなる』

是非、確証バイアスに陥って科学者には理解を深めて欲しいとせつに希望する。

 以下はこの論考で気になった部分(重要と思われる部分)を書きだしてみた。

『科学は公平中立という幻想』
『科学と価値観の混同』
『放射線の健康影響をめぐる言葉は自分の価値観を相手に押し付ける為の権威づけの
道具として使われてきた』

『科学者でさえ科学に対する認識はは特定の偏たりがある』
『専門家でさえバイアスから逃れられない』
『確証バイアスとは自分に都合のいい情報は受け入れやすく、そうでない情報は受け入れ
にくい傾向を示す』

『誰もが(高等教育を受けた人や人生経験豊富な人も)自分の主張に反する意見や証拠を
無視し、自分の主張に確証を与えるてくれそうな証拠を探そうとする』
『バイアスを避けれない私たちは後付で、もっともらしいストーリーをでっちあげてしまう』
『不確実性が高くなると、なおさらバイアスがかかりやすくなる』

『自分の置かれた立場が不安定だと、自分の立場を無意識うちに守ろうとして、なおさら
扁桃体が活発化しやすくなり、強烈なバイアスがかかってしまう』
『原発事故のような不確実性が高い健康リスクの問題を議論する祭、科学と価値が混同され、
出口なき感情的対立に陥ってしまう原因だろう』

『一般の人たちは「政府系科学者」のアバウトな感覚を理解した上で・・・・もう少し自分達と
科学者では「バイアスのかかり方が違うんだ」という事を強く認識する必要があるだろう』
『脳科学の進歩で、過剰に見られがちだった不安(情動反応)には、生物学的な合理性が
あることが明らかになってきている』

『つまり原発事故の損害を、いまよりはるかに正当に評価できる可能性が見えてきた』
『科学者に理解できなかった不安の内実を正当に評価できるようになれば、原発事故で
被災者が失った価値を言葉にしやすくなる』

 詳細読みたい方は以下のバックナンバーを購入ください。

http://www.seikeitohoku.com/back/201904.html














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二本松市の個人線量測定のデタラメ

放射線審議会が場の線量から個の線量へ放射線管理を変えた。
今後、各省庁の放射線管理方法が個の線量に変わる可能性がある。
しかしながら、個人線量測定のデタラメは酷い。
早野・宮崎論文のデタラメはその典型、
今一度個人線量測定方法を正しく測定すべく、今までの間違いを正していく必要ある。

ICRPが年間1mSv/y以下を規定している中で、
年間1mSv以上のバックグラウンド値を過剰に引いている
二本松市の問題を無視する事はできない。
これはまさに市民への騙し・・・
科学者の責任としても是非、問題を議論して欲しいと
現在、原子力学会の某部会、保健物理学会等で議論を開始してもらっている。

この個人線量測定のデタラメデータ(過剰なBG値を差し引いた)が
復興庁や文科省の 副読本等にも悪用されている。
放射線審議会資料にも悪用されている。
二本松市の教育委員会作成の放射線副読本にも流用されている。

大方の日本の大学や研究所は場の線量や放射線の環境動態
そして生物への影響に関する研究はしているが
個の線量に関する研究・検討を行っている機関は皆無。

今後もあらゆる支援を得ながら個人線量測定に関するデタラメを正していく。
二本松市個人線量測定監視協議会(仮称)の設立も検討中。
興味のあるかたご一報ください。


ーーーー以下は再掲----


二本松市民のみなさまへ 
    ~子ども達の個人線量測定のデタラメ~           

原発事故以来、子ども達の生活が激変し、親御さんともども甲状腺がんへの不安を抱えたり、罹患しながら将来への不安等大変なストレスを持ちながら生活しているのが現状です。二本松市としても原発事故発生以降、子ども達に個人線量計を配布し、外部被ばく線量(バックグラウンド値を差し引いた追加外部被ばく線量)を測定し、その結果を子ども達に通知しています。

しかしながら、二本松市のバックグラウンド(BG)値(原発事故前の自然放射線量)は、1.02mSv/y~1.26mSv/y(年度毎に異なる)と他の市町村(福島市と伊達市は0.54mSv/y)と比較しても過剰に差し引いています。原発事故前の二本松市のBG値は0.49mSv/y(空間線量値)程度でありますが、人体の前面に装着する個人線量計が計測するBG値は空間線量値の約半分程度(宇宙線はエネルギーが高いので屋内と屋外もほぼ同じで、この比率は今後の更に検証必要)に下がります。
 
小生が専門家と一緒に二本松市内3個所のBG値を測定し、小学生の平均的な行動パターンを考慮した場合の個人線量計が計測するBG値は約0.24mSv/yです。この値から比較すれば二本松市のBG値は最大で1.02mSv/y(二本松市)も過剰に差し引いている事になります。

 この事を昨年9月頃に市の健康増進課に指摘したところ、今年3月に間違いを認めH23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv/y、0.07mSv/y、H25年:0.26mS/yvを追加修正した被ばく線量値を全児童・生徒に『お詫び』として通知しています。

修正の理由は市庁舎に置いたコントロールバッジがラドンを検出した事によるものとしています。6年間もラドンの影響に気づかなかった事が常識的にもあり得ない事です。修正値の根拠を具体的数字で市民に説明している訳ではなく、この修正値は小生の指摘からもほど遠いものであります。その事についても健康増進課と教育委員会に今年7月に再質問(詳細は以下のメールをご覧ください)していますが、未だに回答はありません。

この問題を修正しても実際に被ばくしたトータルの被曝線量値が変わる訳ではなく、追加被ばくかBGによる被ばくかの比率が変わるだけで(BG値を明記していない事も問題!)、有った事を無かった事にする訳にはいきません。被ばくの真実を明らかにする事は我々大人たちのせめてもの子ども達への償いであり責務であろうと考えます。

この間違った矮小化された追加外部被ばく線量値(追加被ばく値として片づけられる)は政府の『放射線リスクに関する基礎的情報 』にも記載されており、今後政府の帰還政策や賠償政策、そして国連科学委員会やIAEA等国際機関等のレポートや全国各地の裁判等で悪用される事を危惧しています。又二本松市教育委員会作成の放射線の『副読本』にも掲載され、間違った内容で小中学生に教育されています。本件についても教育委員会に質問していますが、未回答のままです。

BG値の取り扱い(特に二本松市の問題)は放射線に関連するいくつかの学会でも問題視されております。二本松市及びアドバイザーの名誉の為にも早急に修正する事を期待します。


                                      二本松市  ×× ×

                
     ---以下が2018年7月に質問している内容----



二本松市健康増進課
  ××課長殿


日頃の健康増進、放射線測定に関し感謝申し上げます。
二本松市のHPには個人線量値の平均値が修正された数値が記載されています。
その修正内容はH23年:1.53mSv→1.83mSv、H24年:1.44mSv→1.51mSv、H25年:0.72mSv→0.98mSvとなっています。そしてバックグラウンド値についてが木村真三氏のメッセージといった形で記載されて いますが、今回の修正に関する理由やその具体的な数値等がまったく記載ありません。そこで以下にについてご回答ください。

1.H23年、H24年、H25年のそれぞれ0.2mSv、0.07mSv、H25年:0.26mSvを追加修正した理由とその数値の根拠(特にバックグラウンド値の修正)

2.H26年、H27年、H28年が修正されない理由

3.二本松市としての理想とするバックグラウンド値の定義と実際に使用したバックグラウンド値とのかい離についての説明

4.個人宛てに出した修正値の通知書について
  (今年3月頃の29年の測定結果の通知書に記載)
①どのように数値を修正したか?
②修正の理由はどのように説明したのか?
 具体的なバックグラウンド値の修正値を示したのか?
③H29年に測定していない子どもに対してはどのように修正した通知を出しているか?
→信頼回復の為に間違いを修正し正しい測定が求められます。

5.HPには以下の記載があります。
『もし、正確な値を出してもらいたい場合には個別対応を行いますので、健康増進課までお問い合わせください』とあります。是非正確な値を出して欲しいと願っています。個別対応は具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?保護者への信頼回復の為に丁寧な 納得いく説明が求められます。間違ったままの過小のデータが国、県、裁判所、東電、国際機関等から悪用される事を危惧するものです。

6.添付の小生が作成した『個人線量測定の問題提起』に関するご意見や反論

7.H23年、H24年、H25年、H26年、H27年、H28年、H29年、H30年に採用したそれぞれのバックグラウンド値 (追加質問)

以上今月7月末までにご回答いただきたくお願いいたします














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福島県はまっとうな仕事をせよ!

【福島県はまっとうな仕事をせよ!】

復興庁は31日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の避難者数が、
5月14日時点で5万1184人だったと明らかにした。
前回4月9日時点で5万人を下回る約4万8千人になったと発表していたが、
福島県が避難者数を精査した結果、実際は約4千人多かったことが判明した。

福島県によると、4月に県内自治体に要請した実態調査で、
南相馬市がこれまで「不明」だった親族や知人宅などへの
避難者数を2730人と報告したことが主な増加要因としている。


福島県は避難者の数を集計するにあたって、
県内は災害対策課が県内各市町村から上がった人数を
何の検証もなく、小学生並みの足し算集計をしているだけ。
県外は避難者支援課が復興庁から得た、
全国の都道府県からあがった避難者の人数を入手している。
その合計人数を避難者の人数として災害対策本部が発表している。

しかしながら避難者の定義を
各市町村、県、復興庁で統一されていない。
福島県避難者支援課と災害対策課に避難者の定義を
各市町村、福島県、復興庁で統一する事と
避難者の支援は県外・県内を問わず避難者支援課で
一元化すべき事を要請した。
現在両課長が検討開始したとの連絡を得た。

福島県には小学生でもできる仕事ではなく、
制度設計をしっかと行う能力を持つべきと提言した。
制度設計を行うのは主幹か課長の仕事。
ここが無能だと今回のような問題が頻発する。
この問題は氷山の一角。
更なる集計見直しが出る事は必至。
またこのデタラメな数字が環境創造センターの
コミュタンで展示されている。
正確な人数が確定するまで、展示を引き上げるように
環境創造センターの企画要部長に要請した。
この問題は1月に指摘していたが、
一向に調査もせずに放置していたもの。
あまりにもお粗末な福島県と言わざるを得ない!

避難者が減る事が復興だと勘違いしている。
単なる数合わせの避難者数の低減によって
その数から対象外となった避難者は
行政からの支援も打ち切られる。

国からの福島県への避難者への補助金も減額され
隠れ避難者は完全に支援を打ち切られる。
福島県の避難者者支援課は
避難者打ち切り課と名称を変えたらどうか!


以下項目を福島県にお願いした。
1.避難者の定義を市町村、県、復興庁(各都道府県)で統一する事
2.県内外の避難者支援を避難者支援課に一元化する事
  (少なくとも集計は)
3.コミュタンの展示は正確な人数確定するまで展示物を引き上げる事
4.避難者数公表に当たって、避難者の定義も公表する事
5.実際に帰還した人数も公表する事
6.帰還人数と避難者数から漏れている人(隠れ避難者)の実態も公表する事(移住者扱い??)












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文科省に『放射線副読本』の回収要請

文科省が昨年11月に1450万部、総額1億7900万円を使用し小学生から高校生まで配布した放射線副読本内容は風評払拭・リスクコミュニケーション強化戦略を前面に押し出したもので、原発事故の反省姿の部分は削除。『原発の安全神話』が崩壊した今、今度は子ども達へ『放射線の安全神話」を刷り込み始めた。

文科省に以下のメールを送付した。



文科省初等中等教育局教育課程課
望月課長殿
橋本専門官殿
課内関係者各位殿


文科省が昨年11月に改定(改悪)された放射線副読本の内容について市民や学者から 多くの批判がでています。初めは、『放射線副読本』ですから、放射線のことが説明されていると思い込み、目を通したところ、いじめや復興の記述があり、全体の構成が不可解で違和感が残りました。又滋賀県野洲市では放射線副読本の回収を決定しました。

何故いわれないいじめの問題が発生したか?はそもそも誰が原因を作ったのか?いじめの加害者は子ども達であり、悪いのはいじめる子どもであるとの印象が強く、原因を作った国・東電の反省がすっぽりと抜けています。

そして風評被害とかたずける事は国と東電の加害者を消費者に転嫁する都合の良い言葉です。
更に、初期被ばくには一切ふれず、内部被ばく検査結果で健康に影響のないレベルと(14P)言い切っていますが、これではヨウ素による初期被曝した子ども達(甲状腺がんに罹患した子ども達も)や家族は救われません。

全体的に復興を進み、原発事故は過去のものであり、放射線安全神話を子ども達に刷り込む印象操作をしている悪質な副読本であると言えます。
しっかしと国・東電の責任を子ども達に伝えるとともに、いわれなき被ばくをさせる事に対し子ども達への謝罪と反省も追記すべきです。

又原発事故の加害者責任にまったくふれず、原発事故の悲惨さにも蓋をしてしまったいる事に、被災者としても違和感を覚えますし、子ども達への教育として果たして正しい事なのか?
アベ晋三が「過去も現在も未来も放射線の健康影響は無い」と言い切ってしまった事によって、東京五輪までに原発事故が無かった事にしたい政権によって、子ども達までもが不都合な真実を知る事ができなくなってきた事に、大きな危機感を感じます。

福島県の國井博指導主事が協力者として掲載されておりますが、どのような協力をしたのか、そして今回の改定(改悪)の趣旨・目的は何だったのかも教えていただきたくお願いいたします。
福島県の教育委員会の指導主事や鈴木元さんが協力者となっていながら、このような改悪をしてしまった事は非常に残念です。

1450万部も印刷し、『原発の安全神話』が崩壊した後には、子ども達に『放射能の安全神話』をすり込むやり方は国家的犯罪ではないかと思えるほどです。このような改悪された放射線副読本を一旦小・中・高校から回収すべきと考えます。

以下はこの副読本に関する評価記事や意見です。(他にもあり)

1.
改定(改悪)した放射線副読本についての問題点を2014年版との比較してくれた福島大学準教授の後藤忍さんのパワーポイントを入手しました。(福島市での講演も聞いてきました)
本人のご了解を得ましたので、公開致します。(添付)内容分析のまとめは42と43ページに記載されています。

2.
滋賀県野洲市の回収に関する記事は以下ご覧ください。
原発事故より「安全性ばかり強調」国の放射線副読本を野洲市教委回収

文部科学省が全国の小中学校と高校に昨年配布した「放射線副読本」の最新版について、滋賀県の野洲市教育委員会が、福島第一原発事故の被災者の心情に配慮せず、安全性を強調していることを問題視し、回収を進めていることが分かった。


改訂前に比べ、原発事故の記述よりも日常生活で受ける放射線量などの説明を優先した内容に、福島県からの避難者が憤りを表しているほか、専門家も「放射線被ばくのリスクは大したことがないと思わせる印象操作だ」と批判している。(後略) (4月25日「京都新聞」より抜粋)
  詳しくはこちらを
  https://s.kyoto-np.jp/top/article/20190425000018

3.
「放射線のホント」の問題点について市民団体がまとめたものが以下
政府が作成した「放射能のホント」は間違いだらけです。放射能被害を小さく見せようとする意図がありありで、子ども達への教育資料としては適当ではないと考えます。

  放射線被ばくを学習する会が作成した以下をご覧ください。
  http://anti-hibaku.cocolog-nifty.com/Hopnto_haikann/HontoVer3-2-comp.pdf

4.
全体的に復興を進み、原発事故は過去のものであり、放射線安全神話を子ども達に刷り込む印象操作をしている悪質な副読本であると言えます。
しっかしと国・東電の責任を子ども達に伝えるとともに、いわれなき被ばくをさせる事に
対し、子ども達への謝罪と反省も追記すべきです。

5.
何故いわれないいじめの問題が発生したか?はそもそも誰が原因を作ったのか?
いじめの加害者は子ども達であり、悪いのはいじめる子どもであるとの印象が強く、
原因を作った国・東電の反省がすっぽりと抜けています。

6.
そして風評被害とかたずける事は国と東電の加害者を消費者に転嫁する都合の良い言葉です。更に、初期被ばくには一切ふれず、内部被ばく検査結果で健康に影響のないレベルと(14P)言い切っていますが、これではヨウ素による初期被曝した子ども達(甲状腺がんに罹患した子ども達も)や家族は救われません。

7.LNTや子ども感受性について何故削除したのか?
放射線の最も基本的な原則(ICRP)をの削除したのか?放射線のいろはを復活させる
べきです。

8.EU,米国,コーデックスの値は緊急時の基準値であり,平常時の基準値は低いため,比較することは妥当でない。米国分は、自国内で事故がおきた場合の緊急被ばく状況
に対応するものとなっています。
日本の基準値は、「平常時の基準」ではなく現存被ばく状況に対応したものとなっています。
 https://ndrecovery.niph.go.jp/qaspot.php?record_id=578

9.例えば、17ページの「食品安全に関する基準」は印象操作と言わざるをえません。
「日本の基準値は、 他国に比べ厳しい条件の下設定されており、世界で最も厳しい
レベルです。そして、厚生労働省は、基準値を超える放射性物質を含む食品が市場に出回ることのないように厳しく見守っています」 安心のためには、「世界で最も厳しいレベルです」という印象操作のような表現ですが、安心を優先させたため、本来、放射線教育で学ぶべき事柄が脚注(以下に引用)になり、小さな字で書かれています。

10.いじめの防止には、科学的な知識の獲得とともに、相手のことを慮る気持ちの醸成
こそが大切であると思います。すでに、事故から8年以上が経過し、この副教材の対象者である中学生は事故時の記憶がない世代になりつつあります。


事故を、そしてその後の経過がどのようなものであったと記述し、伝えていくべきです。復興を放射線副読本に取り入れるのであれば、きれいな面を切り取った広告のような記述ではなく、復興のために放射線をどのようにして生活の場から減らしたのか、放射線への恐怖をどのようにして乗り越えたのかを記述されるべきです。


ご意見・反論を賜れば幸甚です。











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結論ありきの高度な猿芝居

【科学者の責任放棄!】
~結論ありきの高度のサル芝居か!!??~  

甲状腺検査評価部会が福島市で開催された。
部会長の鈴木元さんとちょっとだけ話す機会があり、
東大・森口さんたちのヨウ素の初期被ばくの研究結果を
何故反映させないのか?と質問をぶつけてみた。

又記者達の質問(たぶんNHK?)も同じような質問をしてたが、
公に公認されているのはUNSCEARの推計甲状腺吸収量であり、
森口さんや鈴木元さんらの研究結果は未だ公式??のものではないので、
今の段階では評価としては使えない。
もしUNSCEARが森口さんらの研究結果を反映したものを出せば
再度見直す必要はあると語った・・・

しかしながら、今回が評価部会は最終回で、
レポートを上部(検討委員会)に報告する事になっている。
この部会は解散なので、どうやって見直すのか??

『現時点においては甲状腺検査本格検査(検査2回目)に
発見された甲状腺がんと放射線被ばくとの関係は認められない』との文言に
他数名の委員会からは、断定的な表現を修正すべきとの意見がでた。

最終的には部会長と事務局(福島医大)で検討し、
委員の意見を聞いて最終報告にするとの
部会長一任を取り付けお開きとなった。

デタラメな大平論文(福島医大)や
間違いだらけの大平シミレーションを再度検証する必要性がある・・・
どなたかやってくれませんか?


https://mainichi.jp/articles/20190603/k00/00m/040/222000c?fbclid=IwAR3wwwxsVszImXUb0D3wWEDUrx4BKjrsIro5RDbA2anvSHHgBS5Uu5Vqmw8


部会長の鈴木元さんはじめ委員全員に公開質問を渡してきた。
詳細内容は以下のブログをご覧ください。
https://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2019-06-02











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科学者の責任放棄

【科学者の責任放棄】

甲状腺検査評価部会は甲状腺がんは放射能の影響は無かった?
との結論を6月3日に福島市で開催される評価部会で公表するとの事。

以下の疑問があり、多くの国民や県民は受け入れられないだろう
これこそ、科学者の責任放棄であり、科学者の政治への忖度であろう



以下の公開質問状を6月3日の評価部会のメンバー全員に渡してきた。


    【公開質問状】


甲状腺検査評価部会長殿


~甲状腺がんが放射線の影響ではないとする見解への疑問~

 今回の結論に多くの国民と県民は納得していない。
その理由として以下の疑問を国民と県民は抱いている。
その疑問に答えて欲しい。

1.今回の結論に至るに、すべての委員が納得したか?納得しない委員はいたか?その場合はどのような反論があったか?全ての委員は科学者としての責任全うしたと自信をもって言えるか?将来に放射線の影響だった事が判明した場合には、その責任を取る覚悟はあるか?

2.大平論文では地域差がないというが、大平論文の解析は放射能の影響が出にくい1巡目の解析結果によるもの。放射線量の比較的高いいわき市+新地町と会津地域を同じエリア(Cエリア)にした事によって、その影響が出にくくなっていないか?客観的な基準(行政区分ではなくヨウ素の131の線量によって区分すべき)に欠けた恣意的論文とは言えないか?なぜ、いわき市+新地町と会津地域を同一エリア(D)としたのか?

他の学者が大平論文のデータを会津といわき市を分けた分析した場合、甲状腺がんの影響が出にくい時期の1巡目でさえも、会津地域と比較し中通りやいわき市では約50%程度 発見率がアップしている。このような分類での分析は行っていないか?していない場合でも、この論文に対する見解は?(大平氏は反論しているが)

3.2巡目以降のデータでは明らかに地域差がでている。中通り(南部除く)、避難地域、いわきや中通り南部や猪苗代町等、そして会津地域に分類した場合の2巡目の発見率は中通り地域(南部除く)は会津地域の約2倍の発症率(発見率)になっているとの論文も出ている。この結果をどのように説明するか??この事からも今後3巡目以降は地域差が出てくるのではないか?今後AIを使うなどの解析が必要ではないか?

4.甲状腺がんの最大の要因はヨウ素131による初期被曝。東大の森口教授らの調査研究では、ヨウ素は必ずしもセシウムの量と比例しないとしている。場所によってはヨウ素131がセシウムの30倍もあったエリアも発見されている。福島医大の大平論文はその事を考慮していない。ヨウ素131の線量評価はセシウム137を使って評価したとすれば、放射線(ヨウ素の初期被曝)の影響は考えにくいとする結論にはなり得ない・・?地域差が無いと結論づけているが、必ずしもヨウ素131の強度の差、すなわち放射線の影響がないとは言えきれない?その事が丁寧に議論され、国民や県民に説明していない。

5.東大の森口教授らの検証・研究結果の今回の甲状腺が放射線の影響ではないとする結果を導き出す為にはどのような検討を加えたのか?
又実際のヨウ素のプル―ムの線量値に比較し甲状腺に摂取した量はチェルノブイリの1/10程度と小さいとしているが、森口教授らの研究結果は反映されたのか?
当日の個人の行動によって必ずしもチェルノブイリの1/10一般論として切り捨てはできないのではないか?

6.甲状腺がんの原因は外部被ばくよりもヨウ素136の吸引等による影響が大きい。当時高校受験の合格発表があり、子ども達は合格発表を見に、外に長時間滞在して被ばくしている可能性が大きい。水を得る為に外で長時間滞在した子どももいる。この影響を大平論文や評価部会ではどのように検証・評価したのか?セシウムの外部被ばくよりもヨウ素による初期内部被ばくの影響が大きい。個々人のヨウ素の初期内部被ばくをどのように検証・評価したのか?その検証もしないで地域差だけで結論を出した理由は何か?

7.放射線の影響ではないとすれば、全国に約1.5万人の子ども達が甲状腺がんに罹患していると推定できる。もし今回甲状腺がんと発見された子ども達はスクリーニングよるものだとすれば、何故手術までしなければならなかったか?手術が必要だった理由を教えて欲しい。手術が正当な行為とすれば、全国に手術を必要な子ども達が1.5万人程度存在する事になる。この子ども達を放置して置く事は倫理上許されるのか?すぐにでも全国の子ども達の甲状腺検査しなければ子どもの命が救えない事になるが??全国の子ども達のケア(検査等)はどのように考えているのか?放置しておいても良いのか?

8.地域差がないからと理由だけでは、甲状腺に罹患した子ども達全員が放射線の影響ではないとする理由にはなり得ない。1巡目に発見された子ども達の殆どは放射線の影響が出にくい時期にスクリーニングで発見された可能性が大きいとしても、2巡目以降に発見された子ども達は明らかに地域性がでている。その全員が放射線の影響でないとする論理的・科学的説明が無い。全員とは言えないがある程度(2の結果から判断しても半数程度?)の子ども達は放射線の影響があると見るのが妥当ではないか?

9.2020年には東京オリンピックが開催され、福島市でも野球やソフトボールの予選が開催される。事故から8年で、甲状腺がんの影響は放射線の影響とは考えにくいと結論を出したタイミングは、東京オリンピックを意識したものではないか?アベ晋三が、『過去も現在も未来も放射線の健康影響はない』と言い切った事に対する、科学者の忖度や政府からの圧力は無かったと自信をもって国民の前で言えるか?

10.生態学研究には限界があり、もっとも大事な事は疾患と地域との関連性を個人に当てはめる事はできないという事。セシウムの放射線外部被ばく量(ヨウ素の内部被ばくではない)との関連性が無かったとしても、個人一人一人に当てはめる事はできないのではないか?






























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