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規制庁が早野氏へご意向メール

【規制庁が早野氏へご意向メール〜放射線審議会報告書の採用めぐり】

放射線審議会の資料の中に当初早野・宮崎論文が含まれていたが、この論文の不正が発覚してから撤回されるまで、規制委員会の伴委員と福島医大の広報担当(日経の広報から転職)が関与していた事がOur Planet TVの情報公開で判明した。

早野・宮崎論文の不正の詳細ついては以下をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2019-09-18

『伊達市住民の被曝データを本人の同意なく論文に使っていた「宮崎早野論文問題」をめぐり、放射線審議会の事務局が、著者の早野龍五東京大学名誉教授にメールを送り、報告書掲載の可否について意向を確認していたことがわかった。同論文は、審議会が今年1月に取りまとめた報告書に盛り込まれる予定だったが、最終的に削除された。

「大町さま 伴委員が、個人情報の不適切な扱いというデータの信ぴょう性とは別の理由で宮崎早野論文を審議会の1Fフォローアップ対応の報告から削除するのは惜しいと。」放射線防護企画課長の佐藤暁氏は昨年12月19日、原子力規制委員会の伴信彦委員が、「宮崎早野論文」を審議会の「報告書から削除するのは惜しい」と訴えているとのメールを、同課の大町康氏送った。「早野さんのご意向を確認しないといけません。」と焦りを滲ませている。』

詳細は以下をご覧ください。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F2399&fbclid=IwAR1YTg6DgqLkVaP3eYy39lcSsIZHcNm86OlHzh3KvZiyq5Um2xG7zGIrpkE


本問題も含めた放射線審議会のデタラメな資料については、小生からも原子力規制庁(放射線審議会事務局)に公開質問を出していた。早野・宮崎論文に関する質問は以下のブログの質問7の④をご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2019-02-13

その質問に対する原子力規制庁からの回答が以下。
・ 御質問で挙げられている行政資料及び学術論文は、東電福島第一原子力発電所事故に関連して策定された空間線量と実効線量が関連付けられている放射線防護の基準のフォローアッを目的に、それら基準が制定された後の新しい知見として整理されたものです。

・ これら行政資料又は学術論文に対する御意見、御質問については、それらの作成機関、著者にお問合せください。
・ また、質問7③、④で挙げられている論文については、著者の一人である早野東大名誉教授自身により、不同意データが含まれているならば論文そのものの扱いに大きな影響を与える事態であるとの見解が示されていること等を踏まえ、放射線審議会の資料への引用を差し控えることとしました。
・ 当該論文については、当該論文の関係者において、個人情報の取り扱いの問題も含め調査・検討中であると承知しています。

詳細は以下のブログご覧ください。
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2019-02-27

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