五所川原の『立佞武多(たちねぷた)』
弘前の『ねぷた』、青森の『ねぶた』を見て、五所川原の『立佞武多(たちねぶた)』の館に入った瞬間に、立佞武多の高さには圧倒された。
4階までの吹き抜けの空間に、立佞武多の現物が保管されている。毎年新たに1台が製作され順繰りと3年間は同じねぷたが使用されるとの事。
高さ23mもあるタワーのような姿で威勢の良い「ヤッテマレ!カッテマレ!」の掛け声。最大高さ23mに達する3台を含め、15台ほどのねぷたが出陣する。
今年の様子は以下ご欄ください。
https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1249359
【弘前『ねぷた』】は以下ご覧ください。
【青森の『ねぶた』】は以下ご覧ください。
以下はウィキペディアから一部転載。
この立佞武多とよばれる山車は、禊ぎ祓いとして行われた夏の行事において、燈籠を作られていたものがいつしか組み人形として作られるようになったのが原形と考えられている。明治時代から大正時代にかけて巨大なものとなり、市内の豪商や集落などで競って作られていた。
しかし、電線が市街地に張り巡らされたことにより、巨大な山車の運行が困難になり、立佞武多は低形化された。結果、立佞武多そのものが幻となってしまう事となった。
1993年(平成5年)、市内のある家庭で先祖の遺品の整理をしていたところ、明治・大正期の立佞武多の設計図の一部と写真が発見された。この設計図を元に立佞武多を復活させようとするボランティア運動が始まり、彼らの手により、1996年(平成8年)に「立佞武多」として80年ぶりに復活した。