福島第一原発に潜入
原発事故から13年半。東電福島第一原発構内に初めて潜入した。某NPOが主催するサマーセミナーの一環。
セキュリテイチェックで事前登録しておいた免許証との写真との本人確認はともかく、一般見学者も指紋を取られるが、その場所が1か所しかない。しかも今日1日の為らしい。非効率と言える。25名ほどの団体であったが構内に入るまで30分程度かかった。
構内は長袖、長ズボンとの事だが、マスクは必要ないという。もしも放射能が浮遊しているなら、最も被ばくするのは吸入被ばくのはず。マスクは必須だ。やっている対策がチグハグであり、やっている感だけを見せていいるといった感じだ。規制庁は一体に何をしているのか?規制庁は人間を見ていない。
構内での携帯やカメラでの撮影は禁止されている。東電が撮った記念写真が、東電社内の検閲が通れば後日送付されてくる。当然、原子炉建屋等は写っていない。最寄り駅から第一原発までのバス車内の様子が以下の写真。東電のツアーガイドが乗り込み、若干の解説をしてくれた。
構内は長袖、長ズボンとの事だが、マスクは必要ないという。もしも放射能が浮遊しているなら、最も被ばくするのは吸入被ばくのはず。マスクは必須だ。やっている対策がチグハグであり、やっている感だけを見せていいるといった感じだ。規制庁は一体に何をしているのか?規制庁は人間を見ていない。
構内での携帯やカメラでの撮影は禁止されている。東電が撮った記念写真が、東電社内の検閲が通れば後日送付されてくる。当然、原子炉建屋等は写っていない。最寄り駅から第一原発までのバス車内の様子が以下の写真。東電のツアーガイドが乗り込み、若干の解説をしてくれた。
第一原発の第1号機から第4号機を見た率直な感想は、それぞれの原子炉建屋の距離が近すぎる。更に敷地が狭すぎるという事。一つの原子炉が事故を起こせば、連鎖的に次ぎ次と事故を起こし可能性が大きく、更に敷地が狭い為に救援が難しい。その事は今回の原発事故でその事を実証した。爆発した4つの原子炉建屋は無残!未だに、見学場所でさえも60μSv/hもある事にも驚く。1、2か月前には90μSv/hもあったとの情報もある。
基本的設計(特に事故対応の)が杜撰過ぎる。まさに人災だ!原子力に携わる研究者や専門家、事業者は反省すべきだが、未だに反省も無く、原子力推進に舵を切る。
全国の原発がこのような配置なら、一つの原子炉が一旦事故が起きれば、他の原子炉に近寄れなくなり、収拾つかなくなるという事。原子炉建屋の配置に関する基準や規制はないのか?規制庁は再稼働の条件として、どのような議論をしているのか?
全国の原発がこのような配置なら、一つの原子炉が一旦事故が起きれば、他の原子炉に近寄れなくなり、収拾つかなくなるという事。原子炉建屋の配置に関する基準や規制はないのか?規制庁は再稼働の条件として、どのような議論をしているのか?
デプリの取り出しも今だにできず、2030年までに本格取り出しを目指すとの事。廃炉とは更地にする事を目指すと東電社長が言っているようだが、40年廃炉など幻想にすぎず、その事実をいまだに国民に伝える事もなく『ウソ』を言い続ける国と東電・・・
40年廃炉には残り26年(2051年)。2030年からデプリの本格取り出しを目指すというが、デプリ取り出し完了後には、建屋や原子炉の解体に10年は必要だろう。最後の1gまでデプリ取り出しに残された期間は10年程度。1日平均250kgのデプリ取り出しが必要になってくる。
40年廃炉には残り26年(2051年)。2030年からデプリの本格取り出しを目指すというが、デプリ取り出し完了後には、建屋や原子炉の解体に10年は必要だろう。最後の1gまでデプリ取り出しに残された期間は10年程度。1日平均250kgのデプリ取り出しが必要になってくる。
デプリ取り出しを研究しているJAEAに質問したが、政府マターなので研究機関としては答えられないとの返事。40年廃炉には無理があり、幻想であり、国民を欺き続けている事は明らかだ。
【デプリ取り出しに関するJAEAからの回答】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-28
【デプリ取り出しに関するJAEAからの回答】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-28
【原子力規制庁への質問~原子炉間の距離に関する基準・規定について~】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-30
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2024-07-30
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