内部被曝
【内部被曝】
100歳で亡くなられた、
肥田舜太郎先生の著書『内部曝被』を改めて読んでみた。
国も国の機関(放影研や放医研)や
福島県や福島医大は内部被曝について避けてきた。
広島原爆の被爆者でもあり
4000人もの被爆者を診てきた医師でもある
肥田先生の功績は絶大だ。
「原爆ぶらぶら病」や内部被ばくによる「ペトカウ効果」に
研究結果、行きあたった事の成果が大きい・・・
原爆の被曝の状況とその原因を最後まで研究し
広く伝えてきた活動に敬意をもって感謝したい。
東大で開催された公開講座で
放影研や放医研の講師は
一切内部被曝には触れない。
彼らには肥田先生の「内部被曝」の著書を
真っ先に読んで欲しい。
4年前に早野教授の論文に対する、
反論文を肥田先生に書いていただいた。
小生も肥田先生と一緒に反論した。
その反論文は以下ご覧ください。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-14
最後に毎日新聞の記事を参考までにお伝えします。
… 広島原爆で被爆し、医師として被爆者医療に尽力した肥田舜太郎
(ひだ・しゅんたろう)さんが20日、肺炎のため亡くなった。100歳。
(中略)
軍医として広島陸軍病院在勤中の1945年8月6日に被爆し、
直後から被災者救護にあたった。
戦後、東京や埼玉で低所得者向けの診療所を開設し被爆者を診察。
30年にわたって日本被団協原爆被爆者中央相談所(既に解散)の
理事長を務め、全国の被爆者への医療相談に取り組んだ。
医師の立場から原爆被害の実態を伝えるため、欧米など海外約30カ国も訪
問。各国の反核団体と連携して核兵器廃絶を訴えた。
2000年代の原爆症認定集団訴訟では証人として出廷し、
長年の臨床経験と海外の文献研究を基に証言。原爆投下後に広島・長崎に
入った「入市被爆者」が、飛散した放射性物質を呼吸や飲食で体内に摂取し、
「内部被ばく」を起こしてがんなどの原因になったと訴えた。
国の認定手法の問題点を突き、原告勝訴の判決を引き出す力になった。…
人の心に寄り添えない科学者は「御用科学者」として政権公認科学者として広く広報して欲しい。科学者でなく悪魔に近い人間でしょう。
by taro-u (2017-03-28 06:12)
内部被曝は無かった事にしたい国の意向に沿った御用学者達は科学よりも名誉を重んじる輩達です。
by ゆうゆう (2017-03-29 12:53)