チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん
甲状腺がんが放射能の影響は考えにくいとする”ウソ”を暴きます。
是非ご参加ください。
『チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん ―線量過少評価で墓穴をほった UNSCEAR 報告-』出版記念講演会
5 月 13 日(土)14 時 30 分〜17 時 30 分 オンラインにて開催(参加費無料)
主催:福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会
共催:富山大学科学コミュニケーション研究室
今年 3 月 22 日時点で、福島県民健康調査で発見された甲状腺がん患者は 302 名、検査 外で見つかっている 43 名と合わせて福島県で 350 人近くの小児・若年性甲状腺がんの発 生が明らかになっている。通常、年間 100 万人に 1〜2 人とされている小児甲状腺がんの数 10 倍の発見率だといえる。
これほどの甲状腺がん多発の原因は福島原発事故による甲状 腺被ばく以外に考えられないにも関わらず、福島県民健康調査検討委員会および甲状腺 検査評価部会は放射線の影響とは考えにくいなどと結論づけている。これら見解を盾に政 府及び福島県政は原発事故がもたらした放射線被ばくによる健康被害を認めず、被害拡大 を防ぐ措置も取らず、原発事故被害者への補償も放棄している。
小児甲状腺がん発見率の異常な増大は事実として認めているにも関わらず、放射線の影 響を否定するための論理として、「過剰診断論」や「超高感度超音波スクリーニングによる効 果論」「肥満論」など様々な異説が福島県立医科大学の研究者や検討委員会主流派の「専 門家」らによってあたかも強い根拠があるかのように主張された。
放射線被害を否定するこうした見解に対し、委員会外部の専門家たちが厳しい科学的批 判を加えたが、それらを一挙に封じるため、日本政府(外務省)は国連科学委員会 (UNSCEAR)に多額の資金を提供し報告書作成を画策した。放射線起因説につながる諸論 文を排除し、それを否定する日本の研究者が自分たちの結論に沿うよう恣意的にデータや 文献を提供し、彼らの主導の下、創作されたのが UNSCEAR2020/21 報告書である。
それは 甲状腺被ばく線量を低く見積もり、甲状腺がん多発が放射線の影響ではないという主張で ある。同報告は被ばくによる健康影響否定の根拠として、東京電力や国・行政機関、それ らを支える専門家の最大の拠り所として用いられている。
日本のマスコミや国民は、国際機関の報告には疑問を持たず権威を感じる傾向がある。原 発事故被害者や支援者の中にすら、小児甲状腺がん多発問題を科学論争として正面から 闘えないという動揺が一部に存在する。しかし、UNSCEAR 報告書は科学的文献とよぶには 極めてお粗末である。
そのお粗末さを暴いたのが「明らかにする会」ブックレット第3号である。 今回の出版記念講演では、一見難解と思われるこれらの論争の本質的内容を、専門知 識を持たない普通の人たちが理解できるように、執筆者全員が工夫して講演を試みる。
放射線起因説及び UNSCEAR 批判に深い確信を持つために、多くの皆さんのご参加をお待ちしております。
★ブックレット第3号の紹介は以下の通り 解説&注文サイト http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/20230331NO3.html 「
明らかにする会」サイト http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/
<プログラム>
明らかにする会代表挨拶 山田耕作
司会: 林衛・藤岡毅
第 1 部 UNSCEAR2020/2021 批判 1.
【基調講演】
UNSCEAR 批判の意義と UNSCEAR 2020/2021 報告書の問題点
本 行 忠 志
2. UNSCEAR 2020/2021 報告書に日本側はどう関与したか
田 口 茂
第2部 福島甲状腺がん多発は原発事故による被曝である
3.チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん
加 藤 聡 子
休息(10 分)
4.「福島原発事故による甲状腺被ばくの真相」究明における
5. 福島原発事故による小児甲状腺がんの多発について
6.「原因不明の多発」として小児・若年性甲状腺がん放置を
第 3 部 UNSCEAR の問題点を考える歴史的視点
7. マンハッタン計画を引き継ぐ放射線被ばく研究 高 橋 博 子
8. 日本の専門家は被爆者の命と健康に寄与した先人達の原点に立ち戻るべき ─内部被ばくの影響を考慮したと称する似非科学パラダイムを乗り越えよう
藤 岡 毅
休息
第 4 部 質疑・討論 コメント 明智礼華/福島敦子
★お問合せは tsuyoshifujioka※gmail.com(藤岡)まで
原発GX法案に反対する
我が家の山野草と樹木たち
野鳥と暮らす(2)
初めて写真に捉えた『ガビチョウ』。名前も知らなかった野鳥。
『ガビチョウ』は今年になって、自宅周辺によく見かけるようになっていたが、はっきりと捉えたのは初めて・・・
巣箱に入りかけたヤマガラ・・・
それ以外にはシジュウカラ、メジロ、ホオジロ,エナガ、アオジ、ヤマバト・・・
ウグイスとキジは大きなさえずり声が聞こえる。
ガビチョウ~特定外来生物~
特定外来生物に指定されており、元々は日本には生息しない鳥だった。鳴き声を目当てにペットとして買われていたガビチョウがかご抜けして定着したと考えられている。現在は九州から南東北まで広く分布している。
詳細は以下ご覧ください。
チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん
<出版案内>
『チェルノブイリ並み被ばくで多発する
福島甲状腺がん』
~線量過少評価で墓穴をほったUNSCEAR報告~
出版 福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会
定価1000円+税 2023年3月31日発刊 耕文社
※ご注文は以下で受け付けています。(割引があります)
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=e5d2aa86aa692122
又は以下の『明らかにする会』のHPから
http://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/
本書まえがき 2011年の福島原発事故による被ばくは本当にチェルノブイリに較べ無視できるくらい小さかったのか。本書はこの「言説」の真相に関する決定的な報告である。当会の加藤聡子・山田耕作は昨年2編の論文を発表すると共に「原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)」との論争を通じて、福島の甲状腺がんの多発がチェルノブイリ並みの初期甲状腺被ばくによることを明らかにした。
意図的な隠蔽もあり、信頼すべき被曝データがほとんど存在しない福島において、被ばくの真実の追究は極めて困難である。不確実で曖昧な暴露量と現実に発生した病気があるとき、現実に発生した小児甲状腺がんから被ばく量を推定するという方法をとり、甲状腺がん発生率をチェルノブイリと比較することによって、UNSCEAR2020/2021推定の福島の甲状腺被ばく線量が約1/50〜1/100 に過小評価されていることを明らかにした。
これにより、“UNSCEARで推定された甲状腺吸収線量において、甲状腺がんの大幅な増加は予測されない、従って放射線被ばくとは無関係”というUNSCEAR2020/2021の主張のすべてが崩れた。
次いで本行論考では、UNSCEAR報告書の被ばく線量・健康影響評価に対する明快な反論がなされており、UNSCEAR報告書を読むときの座右においていただきたい力作である。さらに本書には、UNSCEARを中心とする内外の諸組織の被ばくの過小評価の実態について、他の検証委員による詳しい報告を加えた。
これらの結果は甲状腺がんに留まらず、従来報告されている、周産期死亡率・低体重児の増加、心筋梗塞、ガンの増加などの健康被害の究明に資するものである。健康破壊が顕在化している現在、福島原発事故による健康被害の実態を明らかにし、予防・治療を支援することは緊急の課題です。
それを日本政府の手で責任を持って進めるために、福島原発事故による全ての被ばく者に、安心して予防措置・検査と治療を受けられるよう健康手帳を早急に交付すべきである。
福島原発事故による甲状腺被ばくの真相を明らかにする会一同
2023年3月
目 次
まえがき … ……………………………………………………………………… 1
1 チェルノブイリ並み初期被ばくにより多発した福島甲状腺がん …… 加 藤 聡 子 3
2 UNSCEAR 2020/2021報告書の問題点 ………………本 行 忠 志 17
3 UNSCEAR 2020/2021報告書に日本側はどう関与したか ……………… 田 口 茂 49
4 マンハッタン計画を引き継ぐ放射線被ばく研究 … ………… 高 橋 博 子 68
5 「 福島原発事故による甲状腺被ばくの真相」究明における
津田─疫学誤用検出ツールキット─論文の意義 … …………山 田 耕 作 79
6 福島原発事故による小児甲状腺がんの多発について
─改めて因果関係を考える ………………… 大 倉 弘 之 89
7 日本の専門家は被爆者の命と健康に寄与した先人達の原点に立ち戻るべき
─内部被ばくの影響を考慮したと称する似非科学パラダイムを乗り越えよう… 藤 岡 毅 100
8 「 原因不明の多発」として小児・若年性甲状腺がん放置を続けてはならない・・林 衛 115
あとがき … ……………………………………………………………………… 120
【2022年4月発刊】 【2023年3月発刊】
(上記目次の冊子が以下)
原子炉倒壊の危機!?
東京電力は14日、福島第1原発1号機の原子炉圧力容器を支える土台(ペデスタル)内部を撮影したパノラマ画像を公開した。円筒状の土台内部の壁が、ほぼ全周で損傷し、鉄筋がむき出しになっていることが判明。東電は、ほぼ全周でコンクリートが消失していた可能性が裏付けられたとの見解を明らかにした。
14日(金)の規制委員会・第107回特定原子力施設監視・評価検討会で、福島第1原発1号機のペデスタル内部調査結果と、耐震性評価について東電が報告。
この問題は極めて重要(危機的!?)なので、記憶と記録の為に転載・・
東電資料:
https://www.nra.go.jp/data/000426855.pdf
東電の説明・規制委審議の動画:
https://www.youtube.com/watch?v=228aEzCwRps#t-3h12m27s
(3h12m15sから)
【NHK】
★福島第一原発1号機 原子炉の円筒形土台 ほぼ全周で損傷
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230414/k10014039011000.html
東京電力は、メルトダウンを起こした福島第一原子力発電所1号機の内部調査で、原子炉を支える円筒形の土台がほぼ全周にわたって壊れている状況が確認されたと原子力規制委員会に報告しました。
東京電力は土台が原子炉を支えられなくなった場合でも外部への影響は限定的と考えられるとしていますが、規制委員会は、早期に対応方針を示すよう求めました。
東京電力が先月下旬に行った福島第一原発1号機の内部調査の映像では、原子炉を支えるペデスタルと呼ばれる鉄筋コンクリート製の円筒形の土台が、底から1メートルほどの高さまで壊れて鉄筋がむき出しになっている状況が、半周以上の範囲で確認されています。
14日開かれた原子力規制委員会の検討会で、東京電力は、映像を詳しく分析した結果、残り半分ほどの範囲でも同様に壊れている状況が確認されたと報告しました。
そのうえで、ペデスタルが原子炉を支えられなくなった場合でも、周りの構造物に抑えられて大きく倒れることはなく、外部への影響は限定的と考えられると説明しました。
これに対し、原子力規制庁の担当者は「影響が小さいとする根拠が明確ではない」などと指摘し、規制委員会は原子炉を支えられなくなった場合に備えて、放射性物質の外部への拡散を防ぐための対応方針を早急に示すよう求めました。
1号機の耐震性について地元の福島県などからは懸念する声があがっていて、東京電力は改めて解析するとしています。
【福島民友新聞社】
★コンクリート 全周破損
440トンを支えるのは 放射化の鉄筋
圧力容器の土台内部、全周損傷し鉄筋むき出し 福島第1原発1号機
2023-4/15(土) 10:47配信 福島民友新聞
東京電力は14日、福島第1原発1号機の原子炉圧力容器を支える土台(ペデスタル)内部を撮影したパノラマ画像を公開した。円筒状の土台内部の壁が、ほぼ全周で損傷し、鉄筋がむき出しになっていることが判明。東電は、ほぼ全周でコンクリートが消失していた可能性が裏付けられたとの見解を明らかにした。
東電は内部の壁から厚さ0.6メートル、高さ1メートルのコンクリートがなくなったと推定し、土台の耐震性を再評価する方針だ。再評価は数カ月かかる見通しで、東電は「これまでも強い地震を経験しているが、土台の機能は維持されている」としている。
東電は14日、原子力規制委員会の会合でパノラマ画像などを示した。規制委側は「耐震性が十分でなかったとしても、外部に影響を及ぼさないことに重点を置きたい」と指摘した。東電によると、土台は内径5メートルで、壁の厚さは1.2メートル。耐震性の再評価は壁の約6分の1が完全になくなり、残りは厚さが半分になったとの条件で行われる。
画像は、3月に実施した1号機原子炉格納容器の内部調査で水中ロボットが撮影。東電はロボットの映像をパノラマ画像に処理するなどして、ロボットが到達できなかった場所の土台の状態を確認した。調査したほかの部分と似た状態で、コンクリートの一部がなくなり、鉄筋や鉄板が見えていた。底部や壁面には堆積物などがあった。
東電の電気料金値上げ要因は原発回帰
我が家の野鳥たち
【シジュウカラ】
満開の日中線しだれ桜並木
ふくしまの桃源郷
その後、この一帯を『花やしき公園』と命名したという。
岳温泉の満開の雪桜
チェルノブイリ並み被ばくで多発する福島甲状腺がん
購入先は以下ご覧ください。
合戦場のしだれ桜
大森城址の桜と吾妻小富士
3.11大津波の対策を邪魔した男たち
「3.11大津波の対策を邪魔した男たち」
大津波の警告は2002年夏、すでに発表されていた。ところが防災担当大臣が発表に反対、内閣府の防災担当が発表を止めるよう圧力をかけた。結局発表される事は無かった。内閣府の防災会議の津波対策は大津波の警告を無視し、1.8万人以上の命が失われた。国の責任は明らか
https://www.facebook.com/mako.oshidori/videos/1255514328724752
島崎邦彦著 青志社 2023/3/24発売された。
http://seishisha.co.jp/catalog/354.html
実名で、誰が地震評価の、津波対策の邪魔をしたかが記載されている。
「東京電力は福島の原発が津波に弱いことを知っていた。しかし、対策をしなかった・・・対策の延期を専門家の先生に根回しした。役所に延期を認めさせた」(まえがきから)
原子力ムラの策謀が浮かび上がる。衝撃!
汚染水に関する東電への質問
ドレンによる地下水の回収と汚染地下水発生の収支は整合しているのか。そもそも、炉心への冷却水注入量と回収量の差(それが圧力容器、核の容器からの漏洩分:注)はどのように見積もっているのか?
高温で溶融したデブリでは放射性セシウムは大気に揮発してデブリ中で枯渇したが、低温溶融では残っている。ストロンチウム90は全てのデブリに残留している。フクイチ構外の環境でストロンチウム90濃度が異常に低いアノーマリーはそのためか?
本当に10Bq/Lでよいと考えているのか。海水濃度が数Bq/Lの港湾内において時には1000Bq/kgを超える魚が捕獲されるが、その濃縮プロセスをどのように考えているのか?