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市民科学者国際会議

第6回となった市民科学者国際会議は
IEAEやICRP、WHO、福島医大や長崎大学の
御用学者や原子力ロビーの学者達が
結論ありきのお祭りをする
福島国際専門家会議に対抗するもので、
公平・中立、被害者目線で討議するもの。

二本松市で開催されたので4日間の会議に参加した。
フロアの多くの参加者の意見を取りいれる等、
民主的手法を取り入れながら進行。

小生もフロアから数回質問や意見を述べさせてもらった。
又質問用紙に書いた質問にも答えてもらった。

この会議としては4日間の議論結果をまとめ、
日本政府、ICRP、国連科学委員会等に提言する事となった。

栃木県北部の高線量地域は
除染も甲状腺がんの検査も無い。
宇都宮大学の准教授が市民と一緒になって
国や自治体へ除染やがん検診等実施すべきと
闘っている姿勢に頭が下がる。

この会議としては20mSvの高線量地域への帰還は反対の立場。
日本政府や福島県、原子力ロビーの帰還政策や健康調査、
賠償打ち切りの理不尽さを、参加者全員が共有した。
その具体的対応をどうすべきか、
最終提言に盛り込む事となった。
(1か月程度かかるか??)


小生の発言の要旨は以下

20mSv帰還を決定したのは当時の原子力安全委員会
内閣府は専門家の意見を聴き、この提案を妥当性として追随
原子力復興本部が特別措置法に反映し法制化。
現在原子力安全委員会は解散させた為
この20mSvに関しての責任を取る組織が存在しない
福島県にも責任部門が存在しない無責任極まりない実態

帰還を推進しているのは、この放射能被曝の安全性について
責任は持たない内閣府の避難者支援チーム。
彼らはこの特措法に基づいて粛々と帰還させる事がミッション
福島県の避難者支援課も粛々と帰還させる事に
専念するだけの組織・・・

県議会も多数を占める自民党、そして民主党すら反対しない
反対するのは共産党ぐらいと嘆かわしい・・・


詳細は内閣府との意見交換会の以下の議事録をご覧ください。

http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2016-02-01

http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2016-02-25

http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2016-02-26





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