秋の風景
ふるさと岩代の駅伝大会があった。
旧岩代町の東西約18kmを繋ぐ駅伝だ。
参加チームは一般、行政地区、中学生、そして小学生のチームだ。
富士山が見える北限の山がある日山のふもとから一斉にスタートする。
今回初めて応援(写真撮りが主)に行った。
最初は小浜中学校の選手が通過したが、その後2番手がなかなか来ない。
最初に通過した小浜中激走チームの選手
2分ぐらい後に通過した2番手
この場所は安達太良山と吾妻連峰が一望できる絶好のポイントだ。
このような絶景ポイントはいわしろにはいたるところにある。
安達太良山が左、吾妻連峰が右に望める
安達太良山を背景にコスモス街道を走る。
走っているランナーにはコスモスや安達太良山など見えていないのだろう。
小学生チームは男子と女子のチームが走っていた。
岩代には小学校が3校、中学校が2校ある。
中学生の人数もわれわれの時代の1/4~1/5程度に減少している。
生徒の減少に伴い、学校の統合化も進んでいる。
ビリから2番目を走る小学生の男子チーム
ゴールはここから2km程先のいわしろグラウンドだ。
ここで最終ランナーの写真を撮った後に車で追いかけ、最終ランナーのゴールを見た。
疲れきった小学生の女の子だった。
一位とビリでは30分程度の差があった。
小浜中の激走チームが一般男子を抑えて総合優勝。
2位の一般男子とは2分近い差をつけて優勝だ。
こんな子供達は地域の宝だ。
地域の宝を磨けば光る。
都会の人が人生の二毛作目でこの地に住み、自らの経験を生かした人材育成をしてもらえるならありがたい。
こんな人生後半の生き方も悪くは無いはずだ。
岩代には雑誌で全国的に紹介されたゆとりの”いわしろ図書館”もある。
こんな風景はいたるところに
田舎の子供はみな素直だ。
自宅の前は中学生の通学路だ。
中学生は誰にでも挨拶してくれる。
稲刈りは土、日曜日に実施
この子供達を磨く為には学習塾も必要だ。
この学習塾を立ち上げているのが、この地に伊豆から移住してきた某氏だ。
この学習塾の立ち上げには全面的に支援していきたい。
この学習塾が地域のコミュニテイに育っていくことも期待したい。
こんな事ができるのも田舎だからだ。
田舎での散歩は楽しい、空気もうまい
田舎には隠れた宝と隠れた可能性がいっぱいだ。
それを発見し磨き上げる事は地元の人には難しい。
いつも見ているから宝とは思えないからだ。
地域活性化には田舎のすばらしい”宝”と都会の人の新たな視点での発想との”融合”が必要だ。
コメント 0