紅葉の秘湯をめぐる

安達太良山と吾妻山の山腹には大小２０程度の温泉がある。
大きな温泉地としては岳温泉、土湯温泉、高湯温泉、白布温泉等がある。
一軒宿の温泉も多い。
温泉旅館の数は８０～１００はあるだろうか・・

いずれも車で２０分から１時間のところに点在している。
どこの温泉にも露天風呂がある。
ブナの原生林につつまれた秘湯とも言える幕川温泉に行ってきた。
樹齢８００年の檜をヒョ―タン型にくりぬいた露天風呂だ。
目の前に広がる吾妻の紅葉が圧巻だ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　最初は誰も入っていなかった。

この露天風呂は混浴だ。
入っていると、小学生の女の子とおばあちゃん、そしておじいちゃんが入ってきた。
露天風呂での地域の人との会話は楽しい。

５０歳代の物知りと意気投合。
時間も忘れて会話に夢中。
気がつくと２時間近く経過していた。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日本秘湯を守る会とある

秘湯を未来にしっかり残して欲しい。
安達太良山と吾妻山の山腹には秘湯がいっぱい。
いつもどこの温泉に行くか迷うほどだ。

野地温泉、新野地温泉、鷲倉温泉、幕川温泉、赤湯温泉、横向温泉、沼尻温泉、塩沢温泉、川上温泉、信夫温泉、新高湯温泉、安達太良温泉、微温湯温泉等一軒宿（数軒宿もあるが）が点在。

姥湯温泉、滑川温泉、五色温泉、大平温泉、新高湯温泉は吾妻連峰の山形県側にある秘湯だ。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　渓流沿いにある露天風呂

この檜風呂の後に渓流沿いある露天風呂”さえりの湯”につかる。
川音を聞きながら目の前の紅葉を独り占め。
秘湯の紅葉を愛でながらの露天風呂の醍醐味を満喫。
小雨がぱらついてきたので急いで上がった

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吾妻の山懐にある秘湯温泉宿

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　温泉宿の前の自然に囲まれた池

安達太良連峰の北端、吾妻連峰との境に位置するのが鬼面山。
この鬼面山は紅葉が真っ盛り。
これから登ろうとする女性２人組みがいた。
雨に当たらなければ良いが・・・

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　紅葉が真っ盛りの鬼面山