母校よ!
ゆとり教育の現場が見たかった。
学校教育に足りないものは何なのか?
ふるさとを救うのはこれからの若い人たち。
人材育成がふるさとを活性化させる。
そして日本を救う事にもなるはずだ!
卒業以来初めて母校の小浜中学校に入った。
当日に文化祭にあたる”あすなろ祭”が開催されることを知った。
午後もやっているか不安であったが、2時過ぎに訪問してみた。
新しく建てられた母校
校舎は我々が卒業してから新たに建てられた。
校門は昔のままだ。
しかし、場所は移動していた。
この校門の裏には寄贈した数人の名前が刻んである。
小生の母方の祖父の名前もあった。
裏に刻まれた名前を見る人はいない
体育舘にある校歌は今も変わっていなかった。
懐かしさが蘇る。
忘れかけていた校歌を想いだす。
懐かしい校歌
校舎の横に張られた”あすなろ祭”の幕
クラス対抗の合唱コンクールが開催されていた。
父兄と一緒に最後まで聴いた。
生徒達が洗練されている。
各クラスとも2曲歌う。
ピアノは全てそのクラスの生徒が2人で交代で弾く。
少人数のクラスであるが、どのクラスも生徒達が上手にピアノを弾く。
昔は先生が弾いてくれたものだ。
どのクラスの合唱もうまい。
洗練された中学生
(決められた席から撮ったのでピンボケ)
中学生のいる教室に入った。
教室に張られている時間割を見て驚いた。
授業数が極端に少ないのだ。
我々の時代と比較しても授業数が2~3割も少ない。
英語などは週3時間しかない。
子供達からの笑いを誘った先生達の合奏
(ピンボケしてしまった・・・)
小学生や中学生の理数科離れが言われている。
この時間数ではじっくり実験などやる時間もないだろう。
現在の裕福な日本があるのは、政治学や経済学を学んだ人達のお陰ではない。
(間違っていたらご容赦ください)
工学部や理学部の人達のお陰だ。
この人達は世界の開発競争の中で勝ち抜いてきた人達だ。
この理数科離れが日本の国を衰退させることは明らかだ。
ゆとり教育が日本国家を滅ぼさないかと心配だ。
世界との競争の中で、教育だけが世界との競争からかけ離れている。
学力テストの1点や2点の差で右往左往している学校と教育委員会。
教育に携わっている人達にはもっと世界をみて欲しいものだ。
国家のあり方があって教育があるはずだ。
学校教育にも競争原理を植えつけるべきではないだろうか?
世界はすべて競争原理で動いている。
競争原理を持たぬ国家は衰退する。
廊下に貼られた総合学習の成果
我々の時と比較して生徒数は1/4に減っている。
この中学生は金の玉子だ。
そしてふるさとの宝だ。
この”金の玉子”と”宝”を育て磨かなければならない。
育て、磨いてあげるのは我々の責任だ
荒廃した田舎の人材育成が地域活性化には欠かせない。
ふるさとを愛する、国際感覚もあり、そして理数科にも興味を持つ人材に育って欲しい。
田舎暮らしをしながら人材育成に携わっていく事も悪くは無いはずだ。
海外シニアボランテアに公募する人は多い。
社会での経験を生かした田舎での人材育成シニアボランテアはどうだろうか?
田舎暮らしで一緒に人材育成をやってみませんか?
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