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福島医大に抗議す!!

福島医大から70日後に届いた回答!
その回答内容に失望!!
医学者としてそして科学者として無責任極まりない!
モラルにも反する呆れた回答に憤慨し
以下の抗議文・再質問を送った!!

尚、福島医大からの回答は以下
【呆れた福島医大!】
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-07



     ーーー福島医大への抗議・再質問ーーー


福島県立医科大学
  放射線医学県民健康センター
  ××××広報部門長殿
    cc××課長殿


忙しい中のご回答ありがとうございます。


しかしながら、70日間も待った回答としては内容に乏しく
大変失望しております。
科学者や医学者として、その道の専門者としての回答としては、
その専門性を疑わざるを得ないような回答と言わざるを得ませんし、
その地域に貢献する医大としての責務を放棄したようにも
感ずるものです!!

この回答を見る限り、福島医大は低線量被爆に対し、過小評価し
甲状腺がん以外の疾患、特に後天性免疫不全症候群(心臓疾患等)
の疾患については、精神的なストレスとして片付けてしまうのではと
危惧するものです!!

『チェルノブイリの原発事故の放射線による明らかな健康被害は
小児の甲状腺がんの発症であると理解しております』とありますが
甲状腺がん以外にも多くの疾患がチェルノブイリで出ている事に
福島医大は研究・注力すべきです。
甲状腺がん以外の専門医を増やすべきです!!


病気に罹ってしまってからの体制強化ではなく、防護、予防医学に
もっと力を注いで欲しいのです。
既にチェルノブイリでの経験・知見をこのふくしまに活用・応用
して欲しいのです!!
もっと低線量被爆に危機意識をもった対応をお願いするものです。


質問した内容・項目にはほとんど答えてもらっておりません!!

健康相談会の回数や県民健康調査の『事象』についてではなく
その『内容と質』について問い合わせているのです!!
低線量被爆を軽視したICRPの基準を伝えるだけの広島大学や
長崎大学の福島県健康管理アドバイザーによる説明会を
期待しているものではありません!!


『ご提言に対する判断は県民健康管理センターが行う
ものではないと考えます。』とありますが、ならばどこが判断
するものかをご教示ください。
医学的根拠や検証結果を提示するのが、医学に関わる人たちの
責務であり、科学者、医学者としての倫理・モラルであるはずです。
その提示に基づき政治的に判断するのが、行政の役割である
はずです。
その医学的な根拠や検証の提示を示さないというなら、
医学者としての責任を放棄したものと言わざるを得ません!!
一体誰が医学的な視点で責任をもって提示するのでしょうか???
無責任極まりない回答です!!

又、ICRPの性格や活動について質問しているわけではありません!
以下の法律の附帯決議に対する福島医大の対応を質問しているのです!

原子力規制委員会設置法案に対する附帯決議の十四項に
『放射線の健康影響に関する国際基準については、ICRPに加え、
ECRRの基準についても十分検証し、これを施策に活かすこと』
とあります!!

【附帯決議】
十四、放射線の健康影響に関する国際基準については、ICRP(国際
    放射線防護委員会)に加え、ECRR(欧州放射線リスク委員会)
    の基準についても十分検証し、これを施策に活かすこと。
    また、これらの知見を活かして、住民参加のリスクコミュニケー
    ション等の取組を検討すること。

福島医大及び福島県のECRRに関する取り扱いについての公式な
見解をお聞かせください。


忙しい事は承知の上、真摯な対応での再回答をお願いするところです!
それぞれの以下項目に対し、それぞれご回答をお願いいたします。


チェルノブイリの実態と福島を比較し

1.甲状腺がん以外の疾患、特に後天性免疫不全症候群(心臓病等)
  の疾患

2.甲状腺がんの年を追うごとに増加した事実と1年毎の検査

3.子ども達への精神的なケア

4.以下の附帯決議に対するECRRの取り扱いについて
  原子力規制委員会設置法案に対する附帯決議の十四項に
  『放射線の健康影響に関する国際基準については、ICRPに加え、
  ECRRの基準についても十分検証し、これを施策に活かすこと』
  とあります!!

【附帯決議】
十四、放射線の健康影響に関する国際基準については、ICRP(国際
    放射線防護委員会)に加え、ECRR(欧州放射線リスク委員会)
    の基準についても十分検証し、これを施策に活かすこと。
    また、これらの知見を活かして、住民参加のリスクコミュニケー
    ション等の取組を検討すること。

  福島医大及び福島県のECRRに関する取り扱いについての公式な
  見解をお聞かせください。
 
5.子ども達の集団疎開(あるいは中期的な保養)の必要性
  (医学的な見地から)

6.内部被曝を少なくする為の医大としての対策・啓発活動

7.子ども達や住民を守る為に医大(県)がとっている対策



そして以下に関し是非実施していただく事をお願いするものです。


    【要請・検討事項】
  
8.ICRPに対し批判的で内部被曝に関し警告している学者や
  医師と、医大の医師との公開討論会を行う事ができないもの
  でしょうか?

9.医大の医師と県内の父兄や市民との公開討論会

10.昨年10月12日に東京で開催された『市民科学者国際会議』の
  会議録に対する医大の見解
  (必要であれば別途送付いたします)


以上よろしくお願いいたします。


ふくしまの子ども達を救う会 代表
ふくしま絆プロジェクト推進の会 代表
  二本松市  ×× ×



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