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真実を伝える事が再生への早道!

以下小生のメールの一部を掲載


小生の活動は住民と共に『真実を学び伝える事』
そして間違いを正して行くこと。
小生の活動は”今だけ”を生きる人にとっては好ましい事でないかもしれませんが、
未来のある 子ども達にとって、負の遺産を押し付る事にならないようにする為にも
必要な事と考えています。
放射能被害、そして原発事故が無かった事にされない為にも・・・。

この活動は真実を封印したまま被災者支援をしている方々にとっては、
やってほしくないと思うでしょう。
しかしそれは一時的な支援でしかありません。
長期的視点にたっての本当の支援とは一体何でしょうか?
日本社会を変える事、原子力のない日本に変える事、
ふくしまの被災と苦しみの真実を 覆い隠さず
日本人に、そして世界中に伝える事から再生・復興が始まります。
真実を知る事、伝える事を科学的論点無しに
政府、大臣そして権威者たちが力で自由な言論 を封鎖しようとする
今の日本の風潮に大きな失望と共に危機感を感じています。

いまだに、正しいとする科学的定説がないなら、議論を尽くす事が大事でしょう!
安全サイド、リスクを取る者を”悪”だと決めつける安全サイドや
権力側の人たちこそ、納得いく科学的論拠を示せないでいるのです。

ICRPにしてもいまだに小生の疑問やICRPに疑念を抱く他の科学者の疑問に
科学的には答えていませんし無視し続けています。
ICRPも科学的な矛盾を保有(気づいている)しながら、
それを是正できないでいるのです。
これは科学的よりも政治的な判断(IAEA等)がそこにあるのです。
又世界的な権威者や政府、一部の学会がそれに対抗する科学者に、
説得力ある学術的なデータで反論する事なく、
公開で議論する事を避け、単なる権力だけでそれを否定・無視
(言論封鎖)しているのが今の現状です。

これは、今の自民党政権が国民との対話を避け、
議論する事無く全て国民に押し付けようとする態度と合致します。

これはまさに3.11以前の原子力むらと同じ構図ではないでしょうか?
真実を封鎖するのではなく、公にする事、
真実や自由な言論を封鎖して再生・復興を形だけ急いでも
人間の心の再生・復興は絶対にありえませんし、
真実を知ろうとする人達からの共感も
支援も受ける事はできません。エートスは必ず失敗します。

真実を出す事が『悪』だとする発想を変えなければならない。
この問題は純粋な科学的・医学的論争にし、
政治的な論争は止めなければならない。
そして人格の否定は止めたいもの・・・

今、福島県民の人格権が無視・否定されているのです。
その復活を主張する福島県民に対し
妨害とも取れる事が権力(一部の県民も)によってなされている事を危惧しています。

権威ある学者や学会や国際機関が言っているから
それが正しいのだとする発想を変えませんか?
一般的には学者や研究者というのは政府(大学)や企業から
研究費をもらっている為に、どうしてもバイアスがかかります
(そうでない学者・研究者もいる事は否定しませんが・・)
これが御用学者です。

原子力村がそうでした!
病気の定義もそうでした。(高血圧の規準を最近変更しました)・・
すべて御用学者達が政治的・経済的な観点かた決めていった事です。
IAEAやICRPの規準には政治的なバイアスがあることは誰しもが認めるところです。

小生は大飯原発の再稼働に関するストレステストを経産省で傍聴し、
多数の原子力ムラの御用学者委員にし、
それに真っ向から反対する2名の委員を委員会から排除して、
委員会を再開させた現場を見て政府(役人)に大きな失望と危機感を覚え、
益々、小生の活動の必要性を実感したものです。
この事は小生の活動の原点の一つでもあります。

これが今まで(今も)日本が間違っていたにも関わらず
御用学者(有識者の名のもとに)が言っているから正しいのだと
政府が国民に押し付けて来た構図です。
この事に気づいてください!
未だに、その反省が無いまま、
再び同じ間違いを犯そうとする今の日本に危機感を抱いています。

今ここで論争している事も、
10年後には、どちらが正しかったのかが明らかとなる事を期待はしますが、
権力側(IAEAや日本政府)はそれをも認めず、隠ぺい、矮小化は起こるでしょう・・・・

このような議論をする事で、同じ福島県民同志が分断される事、
この事が今回の原発事故の最も大きな罪であり実害でしょう!

肉体的な健康被害と精神的被害、そしてこのような事に議論する時間的な被害、
人格への批判・無視、人間関係の分断・破壊、
今まで築き上げた来たコミュニテイまでもを分断しようする力等・・・
多くの事が失われていききます・・非常に残念な事です。


井戸川さんは自分の鼻血を出した写真をFacebookにも掲載しています。
この事実を何の根拠も無く否定する環境省や福島県、そして双葉町が
如何に理不尽かは国民の知るところです。
科学的・医学的調査もせずに反論するという事は、
単なる政治的あるいは井戸川さんへの個人攻撃と見られるでしょうし、
余りにもお粗末な対応です。
これではますます国民や他の被災した県民との乖離が大きくなっていきます。

そして、今回の鼻血論争は西尾北海道がんセンター名誉院長発言
(小生のブログに掲載 ;5日間で10,000アクセス)で
医学会でも大きな論争に発展してきています。
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-07

科学的・医学的論争で決着つけると事は
今後の日本の医学の発展及び日本国民の健康管理の為には重要な事です・・・・
一時的にはここでも派閥間の論争や分裂が起きるでしょう・・
しかし、数年後には何が正しかったのかが科学的・医学的に明らかになるでしょう。


以下がある方のコメントです。
『真実を語ることがかくも覚悟を必要とする国であること。井戸川さんが自らを投げ打って
伝えてくださるお気持ちを受け止め、シェア応援させていただきます。
井戸川さんが講演で何度もおっしゃった
「『双葉町のようにはなりたくない』と言わなきゃダメです」が頭から離れません。
くれぐれもご無理をなさいませんように。今後の日本になくてはならない方ですから。』


今の日本のこのような風潮に危機感をもっている事を事実です。
しかしながら、真実を伝える事はまさに国民や福島県民の為でもあります。
多いに論争させましょう!真実が何であるかを議論しましょう!
これが未来ある子ども達の為にもなります。
『真実』を封印する事は、将来の子ども達にとってはあってはならない事です。
それが罪の無い子ども達に被害をもたらしてしまった大人達の責務です。

みなさまからの忌憚のないご意見をお待ちしております。


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飯村行雄

真実が救いをもたらす。という信念はガンディーのサルボダヤ思想と通じますね。 私はインドでガンディーアンの人々と縁をもって、「サルボヤ」という月刊誌を購読しております。
 核の真実を求めて平和運動にも参加しておりまして、震災後は農家さんの支援をするプロジェクトに参加して福島に来て、今年で三年目になります。
 以前は健康の真実を追求する仕事をしておりましたが、そこから食の真実、農業の真実と繋がって、今はEM研究機構の臨時職員として福島市で研究をしております。
 これからも是非、福島の良心的な方々と協力して行きたいと思い、一度お訪ねさせて貰いたく思います。 
 宜しかったら連絡を下さりますよう、お願い致します。
by 飯村行雄 (2014-05-19 18:24) 

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