鼻血は放射能の影響!
原発事故後の鼻血が放射能の影響によるものかについて
肯定する立場(美味しんぼう)と否定する立場がネット上で大激論。
更に、環境省、福島県、双葉町、そして官邸や復興大臣
少子化担当大臣(この2大臣は福島県選出)までもが
放射能の影響では無いと言い出した。
しかしながら伊達市や双葉町始め関東地域までの
多くの子ども達が事故当時は鼻血やのども痛みの症状を出していた事は
国会証言や多くの学者達の調査でも明らかとなっている。
西尾正道北海道がんセンター名誉院長に質問したところ回答いただいた。
(ご本人の承諾を得て公開)
『事故後の状態では、放射性浮遊塵による準内部被ばく的な被ばくとなるり、
急性影響が真っ先に出ます。
放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて
広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な
鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、
影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません』
『非科学的なICRP信奉者は、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する発言』
御用学者たちをバッサリ!
3.11以降に実際に鼻血を出した多くの人達の存在に対し、
否定派は科学的な説明ができていない!
福島県民を愚弄しているか、無能の御用学者と言わざるを得ない!
本質と本丸を直視せず、風評被害に問題をすり替えてしまう事こそ遺憾だ!
真実を公にしない限り、ふくしまの再生はあり得ない!
『放射能と鼻血の関係』は以下(関連記事)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-07
ー ---西尾正道北海道がんセンター名誉院長からのご意見ーーー
鼻血論争について 2014年5月14日
北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道
巷では、今更になって鼻血論争が始まっている。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので御用学者は沈黙していたが、急性期の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する御用学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響を全否定する発言をしている。
しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない頭脳の持ち主達には、ICRPの基準では理解できないのです。ICRPの論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。
しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出したことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。またDAYS JAPANの広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実があるのです。
この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。
微量な放射線量でも極限で考えると、原子の周りの軌道電子を叩きだし電離を起こします。この範囲が広範であれば、より影響は強く出ます。被ばく線量もさることながら、被ばくした面積や体積がもろに人体影響に関与します。
事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。
また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められないが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。
受けた刺激を無視し、採血や肉眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化するICRPの盲信者は科学者としては失格です。ICRPの健康被害物語では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせずに、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する非科学的なICRP信奉者の発言の始まりでしかないと思います。
肯定する立場(美味しんぼう)と否定する立場がネット上で大激論。
更に、環境省、福島県、双葉町、そして官邸や復興大臣
少子化担当大臣(この2大臣は福島県選出)までもが
放射能の影響では無いと言い出した。
しかしながら伊達市や双葉町始め関東地域までの
多くの子ども達が事故当時は鼻血やのども痛みの症状を出していた事は
国会証言や多くの学者達の調査でも明らかとなっている。
西尾正道北海道がんセンター名誉院長に質問したところ回答いただいた。
(ご本人の承諾を得て公開)
『事故後の状態では、放射性浮遊塵による準内部被ばく的な被ばくとなるり、
急性影響が真っ先に出ます。
放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて
広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な
鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、
影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません』
『非科学的なICRP信奉者は、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する発言』
御用学者たちをバッサリ!
3.11以降に実際に鼻血を出した多くの人達の存在に対し、
否定派は科学的な説明ができていない!
福島県民を愚弄しているか、無能の御用学者と言わざるを得ない!
本質と本丸を直視せず、風評被害に問題をすり替えてしまう事こそ遺憾だ!
真実を公にしない限り、ふくしまの再生はあり得ない!
『放射能と鼻血の関係』は以下(関連記事)
http://nimosaku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-07
ー ---西尾正道北海道がんセンター名誉院長からのご意見ーーー
鼻血論争について 2014年5月14日
北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道
巷では、今更になって鼻血論争が始まっている。事故後は鼻血を出す子どもが多かったので、現実には勝てないので御用学者は沈黙していたが、急性期の影響がおさまって鼻血を出す人が少なくなったことから、鼻腔を診察したこともない放射線の専門家と称する御用学者達は政府や行政も巻き込んで、放射線の影響を全否定する発言をしている。
しかし、こうしたまだ解明されていない症状については、根源的に物事を考えられない頭脳の持ち主達には、ICRPの基準では理解できないのです。ICRPの論理からいえば、シーベルト単位の被ばくでなければ血液毒性としての血小板減少が生じないので鼻血は出ないという訳です。
しかしこの場合は、鼻血どころではなく、紫斑も出るし、消化管出血も脳出血なども起こります。しかし現実に血小板減少が無くても、事故直後は鼻血を出したことがない多くの子どもが鼻血を経験しました。伊達市の保原小学校の『保健だより』には、『1学期間に保健室で気になったことが2つあります。 1つ目は鼻血を出す子が多かったこと。・・・』と通知されています。またDAYS JAPANの広河隆一氏は、チェルノブイリでの2万5千人以上のアンケート調査で、避難民の5人に1人が鼻血を訴えたと報告しています。こうした厳然たる事実があるのです。
この鼻血については、次のように考えられます。通常は原子や分子は何らかの物質と電子対として結合し存在しています。セシウムやヨウ素も例外ではなく、呼吸で吸い込む場合は、塵などと付着して吸い込まれます。このような状態となれば放射化した微粒子のような状態となり、湿潤している粘膜に付着して放射線を出すことになります。そのため一瞬突き抜けるだけの外部被ばくとは異なり、準内部被ばく的な被ばくとなるのです。
微量な放射線量でも極限で考えると、原子の周りの軌道電子を叩きだし電離を起こします。この範囲が広範であれば、より影響は強く出ます。被ばく線量もさることながら、被ばくした面積や体積がもろに人体影響に関与します。
事故後の状態では、放射性浮遊塵による急性影響が真っ先に出ます。放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。
また咽が痛いという症状もこうした機序によるものです。この程度の刺激の場合は粘膜が発赤したりする状態にはならず、診察しても粘膜の色調変化は認められないが、粘膜の易刺激性が高まるため、広範な口腔・咽頭粘膜が被ばくした場合は軽度の痛みやしみる感じを自覚する訳です。
受けた刺激を無視し、採血や肉眼的な粘膜炎所見などの明らかな異常がなければ、放射線が原因ではないとして刺激の実態をブラックボックス化するICRPの盲信者は科学者としては失格です。ICRPの健康被害物語では現実に起こっている被ばくによる全身倦怠感や体調不良などのいわゆる「ぶらぶら病」も説明できません。そのため何の研究や調査もせずに、精神的・心理的な問題として片付けようとする訳です。今後、生じると思われる多くの非がん性疾患についても否定することでしょう。鼻血論争は、未解明なものは全て非科学的として退け、自分たちの都合のよい内容だけを科学的と称する非科学的なICRP信奉者の発言の始まりでしかないと思います。
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