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二本松市議の裏切り

二本松市議会が6月の定例議会で
『安全保障関連法案の廃案を求める意見書』に
賛成:11、反対:14で否決した。

反対したのは自民等系会派『市制刷新会議』、
『あぶくま会』、それに公明党議員らだ。

地方議会の役割は政府の行き過ぎた政策を監視し、
地方の意見を反映させる役割もある。

多くの憲法学者が集団的自衛権は違憲とし、
大多数の国民が反対している。
政府は「集団的自衛権は憲法解釈では不可能」と
過去の国会で何度も答弁している。
専守防衛の理念を掲げた「日本国憲法」には
「壮絶な覚悟」がある。

沖縄戦はじめ多くの戦死者を出した
過去の悲劇を思うと簡単に賛成はできない。

立憲主義を軽視する事は、
戦後の民主主義の根幹が崩れる。
国会審議を通じ政府の無理無体の姿勢が明らかとなり、
もはや安倍政権そのものが日本のリスクだ。

反対した議員は自民支持という理由で反対したとすれば、
投票で付託した市民を裏切り愚弄する行為であり、
法案賛成の理由を市民に説明すべきだ。

これは福島県議会にも言える。


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