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フクイチ2号機の危機を救え!

福島原発2号機の危機は去っていない。
目先の廃炉の日程だけを議論している福島県に対し
情報開示されていない多くに危機に対し国や東電に
対策の要請と情報開示をすべきと
福島県の担当主幹に依頼してきた。
福島県民や国民の命と生活を守る事が
福島県の原子力安全対策課の義務。



福島県原子力安全対策課
××主幹殿
cc ××課長殿


昨日はありがとうございました。

昨日お話しましたように、廃炉安全監視協議会で廃炉日程を監視する以前に
以下のような県民や東日本の国民の直面している危機をどのようにして解決するか?
もし以下の大事故が起こった場合に国民を如何にして救うかを本気で考えてください。
以下の大事故が起こった場合の避難先(西日本や北海道の自治体)を確保する為の
協定を締結したり、又海外(例えばオーストラリア)への避難先も確保する事を政府に
働きかける必要があります。

隠された90%の問題をほとんど討議せず、根本的な大問題に蓋をし、県民・国民
への情報を隠ぺいしている事は許されない事です。
東京オリンピックでうかれている訳にはいかなのです。

是非、福島県として専門家の知恵を借りて、問題点を東電、国に明らかにするように
要請ください。このような危機的状況にありながら、情報を隠ぺいし帰還を進める事
にも大きな問題があります。
この問題提起は貴課しかできない事です。

これは国家機密事項ですか?

---以下転載ーーー


損傷した福島第一原発二号機の格納容器内の放射能レベルは、専門家が信じていたよりも
格段に高いものであったことが、今や、明らかとなりました。

二号機の危機を前に、私は一つの恐ろしい記憶をよみがえらせています。
それは2011年3月の地震の後に福島第一原発四号機が引き起こしかねなかった大惨事です。
四号機は、ヒロシマ型原爆の14000倍に相当する放射能をその内側に蔵していたのでした。

二号機の危険性は今、私たちにいくつもの問いを持って迫っています。

次の大地震が起こる蓋然性はどれくらいなのか?
原子炉建屋の耐震強度はどれくらいなのか?
圧力容器の中にある放射性核物質がどこにあるか、どうやってわかるのか?
二号機建屋が倒壊した場合、適切な避難距離とは何キロなのか?
太平洋の生態系にはどんな損害が加えられているのか?
福島第一原発から大量の強烈な汚染水が太平洋に流れ出ている。
その影響を受ける北米西海岸に住む人々、とりわけ子どもたちに、どんな潜在的
リスクが生じているのだろうか?

--- ---

福島第一原発二号機による地球規模の大惨事の可能性
京大・大学院教授 竹本修三

2016年7月28日、東京電力(TEPCO)は、ミュオン宇宙線の透過を利用して、福島第一
原子力発電所第二号機原子炉の画像を公開した。圧力容器の下部に180トンから
210トン相当の物質の影が映っていた。
TEPCOの出した結論は以下のとおりである。
「二号機の核燃料は、そのほとんどが、圧力容器の中に残されていると推定される。
しかしこの推定は最近覆された。燃料は図のようにた、圧力容器から格納容器へ
メルトスルーしていることが分かっています。

福島事故が解決に向かっている、とは、とても言えない状況である。
二号機には、大量の核燃料が残されている。
ここから生じる問題は、特別に重大なものとなる。
第二号機の商用稼働は1974年7月に始まる。
2011年3月11日の事故において、建物の破壊なしに、二号機は高温と高圧という過酷な
環境の中で持ちこたえた。
しかしながら、長い間使用した原子炉である。長期にわたる放射線照射によって、
間違いなく圧力容器は劣化している。もし巨大な地震に見舞われたならば、二号機は
壊れ、内部に残されていた核燃料とその他デブリが拡散してしまうだろう。
その時、首都圏は居住することもできなくなる。
2020年の東京五輪など、まったく問題にならない事態がそこに予想される。

冷却用プールに格納されている核燃料棒の数は次のとおりである。一号機=392本。
二号機=615本。三号機=566本。通常であれば、電動ポンプによって冷却用の水が
送り込まれ、これらの燃料棒は冷やされ続けている。
もし、電力に滞りがあった場合はどうなるのか。あるいは、強烈な地震がこのプールを
破壊した場合はどうなるのか。
そうした場合、いったい何が起こるのか。そうしたことを考えるとき、私たちは不安に
満たされるのである。

2016年11月22日に、地震があった。震源は福島県沖であり、マグニチュードは7.4。
2016年12月28日に、地震があった。震源は茨木健北部であり、マグニチュードは6.3。
これらはすべて、東北沿岸地域沖で起こった2011年の地震の衝撃を受けた地域である。

この地域においてマグニチュード7クラスの地震がたびたび起こることを、私たちは
予期しておかなければならない。
つまり、震度6ないし7の地震によって福島第一原発が倒壊するという可能性はある。
このことを無視することはできない。その中でも二号機に起こりうることこそ、最悪の
恐怖である。
その圧力容器の中には巨大な量の核燃料デブリが封じ込められているのだから。

2011年3月の事故の中で、急激な温度変化と圧力変化があったが、二号機の圧力容器は
それに耐えた。
しかし、放射線照射を受け続けた結果の劣化ということをまじめに考えてみると、間もなく
起こると予想される新たな大地震によって、二号機は深刻な打撃を蒙るかもしれないので
ある。


詳細は以下ご覧ください。

http://akiomatsumura.com/2017/02/%e7%a6%8f%e5%b3%b6%e7%ac%ac%e4%b8%80%e5%8e%9f%e7%99%ba%e4%ba%8c%e5%8f%b7%e6%a9%9f%e3%81%8c%e5%bc%95%e3%81%8d%e8%b5%b7%e3%81%93%e3%81%97%e3%81%8b%e3%81%ad%e3%81%aa%e3%81%84%e5%a4%a7%e6%83%a8%e4%ba%8b.html



二本松市   
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