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危機管理に関する神奈川県への質問と回答

神奈川県から危機管理に関する質問に対する回答が届いたので掲載する。忙しい中での素早い回答(1週間以内)に神奈川県職員の今回の問題に対する真摯で前向きな姿勢がうかがえる。
尚、県職員は公職なので、回答者名をそのまま掲載する。


  ---以下質問と回答ーー

トンガで発生した海底火山(1月16日)に関するの津波情報に関するエリアメールが深夜から早朝にかけて20回も届いた。0時~2時の間は5~10分おき。沿岸から遠い横浜市内や川崎市内在住者市民の多くは深夜の睡眠を妨害された。ご配信との事のようですが以下についてご回答ください。

1.ご配信の原因。設定ミス?との事であるが、このような単純なミスがなぜ事前に確認していなかったのか?
【回答】
既にプログラムは改修作業を終えておりますが、県として、今回このような事態を引き起こした原因や対処内容をしっかりと確認するとともに、頂いたご意見についても参考にさせていただき、二度とこのようなことのないよう、災害情報管理システムの緊急速報機能の運用及び配信方法、プログラム構築時のチェック体制等について総点検を行い、再発防止を徹底してまいります。
なお、詳細情報については、原因の詳細等の公表を含め、検討してまいります。

2.津波警報時にエリアメールが届かない事はないのか?検証はどのようにしているのか?
【回答】
津波警報時の緊急速報メールについては、気象庁から直接、該当する市町村に配信されます。そのため、受信の検証については、気象庁にて実施しております。

3.津波情報の基準(津波の高さや対象とする市町村)について
横浜市や川崎市は海岸から遠く離れている地域もある。
【回答】
津波警報時における緊急速報メールは沿岸部の市町村を単位として配信をしております。

4.このご配信は当然市の職員にも届いていたはず。夜中ではあるが委託業者に連絡できたはず。最後の通知は7:31。なぜご配信を朝までに止めれなかっか?夜間の危機管理体制はどうなっているのか?
【回答】
配信主体の特定及びプログラムの改修作業に時間を要した結果、多くの方にご迷惑をおかけする事態となりました。なお、詳細情報については、原因の詳細等の公表を含め、検討してまいります。

5.地震、津波、洪水、大雨災害、土砂崩れ等が夜間に発生した場合の危機管理体制はどうなっているのか?
【回答】
県庁では夜間や休日等における不測の事態に備えるため、24時間365日、職員が対応できる体制を整備しております。

6.再発防止策はどのようにしたのか?
【回答】
災害情報管理システムの緊急速報機能の運用及び配信方法、プログラム構築時のチェック体制等について総点検を行い、再発防止を徹底してまいります。なお、詳細情報については、原因の詳細等の公表を含め、検討してまいります。

7.担当部門と責任者の責任の取り方
【回答】
原因や対処内容をしっかりと確認したうえで、頂いたご意見についても参考にさせていただきます。

8.県民への謝罪及び記者会見は実施しないのか?
【回答】
知事による謝罪会見及びHPでの謝罪をさせていただきましたが、頂いたご意見についても参考にさせていただきます。


神奈川県くらし安全防災局総務室
企画調整担当課長 青木

問合せ先 
情報通信グループ
山田(045-210-3441)

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