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環境省の大罪!

先日の報道ステーションの報道に対する環境省HPに掲載の見解(以下)について
環境省の責任者(参事官)に以下の如くTELにて質問した。
彼は小生の質問にまったく答えられない。
国民の命と健康を扱う組織の責任者としては無知・無能と言わざるえない!、
この環境省の見解こそ、国民の目を誤魔化そうとしている意識が読み取れる。
環境省は無知・無能なのか?それとも確信犯なのか?

環境省の見解は以下をご覧ください。
http://www.env.go.jp/chemi/rhm/hodo_1403-1.html


小生からは最後に以下のきつい言葉を参事官に言いましたところ、彼は黙って
しまいましたが・・・来客が来たと言ってこれ以上話したくないといった感じだった!
ここで電話を切ったが・・・


『20mSvまで安全だというなら、××参事官が家族を連れて、
そこに住んで実証して欲しい。
そうすれば、そこの住民は安心が担保されと思うはず。
しかし霞が関で全て決めて住民に押し付けるのは如何なものか・・
スリーマイル事故の時は政府高官がそこに住んで安全宣言したはずだ!
日本政府も見習うべきだ!』


以下の見解に対し小生からの【参事官への質問及び問題点】 と
→部の桐生参事官の回答をご覧ください。


【参事官への質問及び問題点】
①青森、山梨、長崎で調査した結果にがんに罹患している人は見つかっていないが
 これをどう説明するのか?
  →説明なし(福島医大の鈴木教授の見解を小生から説明したが・・・)

②福島県内の77例の患者の罹患比率は空間線量の高い市町村に多いが、
 この事に関する説明は無い線量値の低い会津地方も検査が終了する1年後になれば、
 その結果が判明するはずだ!
   →説明なし


③3月下旬の測定ではすでにヨウ素は消滅している時期でこの結果がヨウ素の
 内部被ばくがなかったとは言えない。誤解を招くものではないか?
   →説明なし


④弘前大学床次眞司教授の初期被ばく検査は住民の混乱を招くからとの理由で
  福島県から中止命令があった。
  従いサンプル数が少ない中で、この結果が直ちに正しいものとは言えきれないはずだ!
  (2月の放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップで発言・・・)
   →これは聞いていない。(聞き逃した?)

⑤WHOは甲状腺がんについての見解を出すことはIAEAから禁じられているはず。
 WHOには内部被ばくの専門家はいない、せいぜい2名程度だ!
 この見解はIAEAの見解であり信頼性は薄い。
 WHOが信頼できるというならその実態を国として調査すべきだ!
  →WHOの実態をまったく把握していなかった事に唖然!

⑥WHOもUNSCEARも日本ではまったく調査していない。
 彼らは福島県の健康調査結果をベースに判断しているに過ぎない。
 このデータが疑わしのだから信頼できるものではない。
   →反論なし。この実態すら知らないようだった!

⑦3月13日~17日頃までの空間線量は含まれていない。
  京都大の今中哲二助教の調査結果の約1/2の値。
 小生の調査・検証とは1/5程度。
 放医研はSPPEDIをベースに計算したとしているが、そのデータは公開していない。
 実効線量への換算係数の0.6も県民には説明されていない。
 ヨウ素の線量をどのように推定し、どのように外部被ばく値に反映させたかの詳細は
 まったく公開していない。
  →反論なし・答えられず

⑧WBC検査は事故後半年以上も過ぎてからで、甲状腺がんの原因となっているヨウ素は
 既に消えている。WBCの検査結果と甲状腺がんとの何ら無関係ではないか?
   →反論なし

⑨内部被ばくのBqをmSvに換算するICRPの換算計数は何を基に導いたのか?
 これは広島・長崎を基にしているとICRPは言っているが、65年も前の米軍の
 GHQが被ばくの影響を掩蔽していた時代であり、更にその当時の内部被ばく値を
 測定する機器も無かった時代に、この換算係数を出す事は不可能だ。
 ICRPも1980年代?の内部被ばくの検討は2年で中止したはずだ。
 又広島にある放影研は内部被ばくの研究はしていないと理事長?が公言している。
   →反論なし!この実態についてもよく知っていないようだった。

⑩換算計数ではECRRはICRPの5~10倍程度。
 必ずしもICRPが正しいとする根拠は無い。
   →ECRRの存在は知っても、その詳細は知っていないようだった。

⑪このような直接甲状腺がんとは関係のない情報を掲載する事こそ、
 環境省は国民に誤解を与えるものはないのか?
  →いろいろな意見をもっている方がいる事は理解している。




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