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廃炉オンラインツアーの欺瞞

復興庁がオンラインツアーを開催した。この様子をYou Tubeで観たが、内容は汚染水の安全性等を強調するのもので政府にとって都合の良い内容だけを税金つかって広報する企画で非常に違和感のある内容。

その記事は以下をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88c140a6cf9727a8c95f2693a1eb979111156d21?fbclid=IwAR3x3TZXZqdKG-Ynfu3cK6rt-hOQUKgtcoZ2rIlMu8q8xLuPxA2zVvisqS8

画像は以下をご覧ください。
https://youtu.be/7uZa8r5ps-8

このオンラインツアーの問題点は以下。

★経産省のいう『廃炉』の定義が明確に示していない。一般には廃炉とは更地にする事。しかし廃炉とはリスクを取り除く事との話には驚いた。リスクは人によって異なり、非常にあいまいな言葉。彼らの都合の良い解釈で三度、国民は騙される。廃炉には100年以上もかかるだろう。

★『風評被害』とか『風評加害』という言葉は東電や国の加害者を消費者や避難者、甲状腺がん患者に転嫁する言葉。この言葉は東電や国にとっては非常に都合の良い言葉。福島で起きた原発事故は『風評』ではない。

★汚染水の海洋放出については、①タンク内での有機結合型トリチウムの発生と②体内に取り込んだ場合の細胞レベル(DNA)への影響については一切触れていない。大型タンクへ取り換えや敷地拡大の検討についてもまったく触れていない。当初からの海洋放出ありきの結論に誘導しようとする不誠実さで、説明責任をまったく果たしていない。このオンラインツアーはあまりにも国民を舐めていないか??

★『ALPS処理水』の海洋放出に関する政治的な思惑のあるチラシが、全国の小・中・高等学校に都道府県や市町村の教育委員会を通さずに接配布された前代未聞の事件について、復興大臣あてに以下の質問と要請文を送信したので、エネ庁からも是非ご回答してほしい。

こんな事をやればやるほど経産省や復興庁への信頼はさらに低下する!まずは謝罪とチラシの回収を優先すべき。都合の悪い事は隠し通すというオンラインツアーで国民を欺いてはいけない!
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-02-15

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