SSブログ

福島県への緊急要請

福島原発事故に伴う喫緊の課題は
①震度6弱/強の地震で一号機原子炉の倒壊の可能性
②汚染水海洋放出の問題、
③原発復活加速の動きだ。

そこで当事県の福島県に自ら検証する専門家分科会の設立が急務であるとして、以下を6月8日に福島県庁を訪問し要請してきたが、念の為文書(メール)でも再要請した。

要請1週間後に進捗状況をTELで確認したところ、議会対応で忙しいとしているが、福島県職員の主たる目的は『県民の命と健康を護る事』『県民の生活と財産を衛る事』。議会対応よりも優先すべき重点課題のはず。しっかり対応(まずは検討)促進するようお願いした、

尚県職員は公人でもある為、課長以上は実名にした。

   ---以下要請内容(一部削除)ーーー

福島県原子力安全対策課
    伊藤課長殿
    ccM主幹、K主任、O専門職殿

 先日(8日)のM主幹と意見交換の時間を頂きありがとうございました。先日提案した以下の検証委員会(分科会)の設立の進捗は如何でしょうか?

原子炉倒壊問題と汚染水海洋放出問題に関し、廃炉安全監視協議会の傘下に福島県独自の検証委員会(分科会)の設立を早急にお願いいたします。東電の説明に対する質問は素人でもできます、

是非、自ら検証や提案のできる専門家6~7名で構成する分科会としてください。原子炉倒壊に関する分科会には森重晴雄氏の参加もご検討ください。


汚染水の関するIAEAについて以下の記事がありました。
https://japan.hani.co.kr/arti/politics/46875.html

IAEAが信頼できる組織で無い事は明らかです。

IAEAが実施している事は「原発汚染水の海洋放出を支援してほしい」日本の要請で始まり さらなる証拠で主張を補強する「裏付け活動」であり「検証ではない」。
『今回のIAEAの原発汚染水分析は、20217月に日本と合意した範囲内で進められてきた「ALPS処理水の取扱いに関する安全面のレビュー」の一部だ。当初、このレビューは「処理水(原発汚染水)が安全に海に放出されるよう支援してほしい」という日本政府の要請で始まった。はじめから中立や客観とはかけ離れていたのだ。
このような限界はIAEAが原発汚染水の分析を「裏付け活動」(corroboration activities)と称していることにも現れている。

科学で「裏付け」はさらなる証拠で従来の主張を補強することに焦点を合わせるもので、主張が事実かどうかを確認することに焦点を合わせる「検証」(verification)とは異なる。』

海洋放出に関する継続的な監視・検証の為の第三者機関※の設立も必須です。

※第三者機関の例:福島大学+東京大学+NPOたらちね+福島県漁業組合+福島県等で構成

以上早急にご検討ください。

【参考情報】
ALPS汚染水海洋放出に関する問題点と疑問」をまとめてみた。

前半:https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-06-12
後半:
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-06-12-1

同じく、原子炉倒壊問題に関しても廃炉安全監視協議会の傘下に、6~8人程度で構成した専門分科会の設立も要請している。







nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 2

コメント 0