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放射線防護の民主化フォーラム

【放射線防護の民主化フォーラム】
~UNSCEAR2020/2021報告書には100ヶ所以上の問題点~
 (問題点:被ばく線量の過小評価・矮小化・改竄等)

11月6~9日に東京で開催されるICRPの総会に対抗し、3~4日の2日間、福島市で『放射線防護の民主化フォーラム』が開催された。
その中で大阪大学名誉教授の本行忠志さんから国連科学委員会(UNSCEAR)2020/2021報告書には100以上の問題点(被ばく線量矮小化・過小評価、改竄、間違い等)がある事が報告された。

主な線量の過小評価は以下の通り。
1.甲状腺ヨウ素取り込み率を1/2にした
2.屋内退避効果を1/2にした
3.避難者の飲料水以外の経口摂取被ばくを無視した
4.プルーム(放射性雲)による吸入被ばく推定に用いたATDMは、2桁以上の不確実性を伴
5.推定値は平均値で表され、肝心の最大値が不明
今後、UNSCEARには2020/2021報告書に代わる科学的な改訂版の刊行を求めていく必要がある。350人もの甲状腺がん患者を原発事故による放射能被ばくでは無いとする訳にはいかない。UNSCEAR事務局長からは今後あらたな論文が出れば、改訂の可能性を示唆する回答を得ている。

今後UNSCEARにデタラメな2020/2021報告書を撤回させ、新たな報告書を刊行させるよう、UNSCEARに働きかけるとともに、日本政府にも働きかける必要がある。

★詳細は以下のブログをご覧ください。↓
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2023-11-04
★当日の資料は以下↓
http://www.ccnejapan.com/?p=14287
★大阪大学医学部・本行名誉教授の資料
http://www.ccnejapan.com/wp-content/3-1_20231103_Hongyo.pdf

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