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地球温暖化と原発

小出裕章さんが某雑誌に寄稿した内容を整理してツイートしたら、その一部が間違いだと言ってきた元気象庁のS氏(原発推進派)。それに反論(擁護)のツイートをしたら、予想はしていたが都合の良いデータだけを付けてきた。小生の疑問には直接答えるものではない。
どこまで行っても原発推進派とは科学的な議論はかみ合わない。

記録と記憶の為にも一部を転載しておく。温暖化により海洋へのCO2の吸収が減っているのは確かなようだが、そこが本質ではない。
 
【元気象庁のS氏】
★小出裕章氏『地球温暖化の原因はCO2ではなく、温暖化しているから海からCO2が放出され増えている。因果関係が逆だ』
だそうで。温排水が温暖化の原因と言ってる話を前に聞いたが何一つ理解できてないんだろう。本職?の原発問題の発言も信用できなくなるね。全部都合のいい解釈で構成してるんだろう。 twitter.com/tswaxaatkyosss…
 
【小生】
★小出さんは必ずしも間違っていない・・
『大気と海洋の間では常にCO2のやり取りが行われており、海洋全体で平均すると、海洋は大気からCO2を吸収。海洋には大気からCO2を吸収する海域と放出する海域が存在。地球温暖化が進行すると、海洋のCO2の吸収能力が低下すると予測』
 
【元気象庁の氏】
★必ずしもも何も、小出さんは地球温暖化の原因はCO2ではなく温暖化によってCO2が増えていると言ってるのだから明らかな誤りです。
海水温の上昇で海のCO2分圧が高まり現在の吸収能は落ちますが、CO2の増加は温暖化の原因であり結果ではありません。小出擁護が目的になって科学を歪めてはいけません。
 
【小生】
★1990年のIPCCの第一次報告には1000年~1350年までの中世温暖化と1400~1800年の小氷河が明示。しかしIPCCは中世の温暖化を下げ小氷河を消してしまった。世界中のメデイアが気候スキャンダルと報道。ほとぼり冷めた2021年の第六次報告書に再び登場。科学を否めるのはどっち?
 
 
★縄文時代中期は現在よりも地球の平均温度は3℃程高かった。地球温暖化の要因の一つは都市化のヒートアイランド現象。アメリカの48州の田舎に120年間の平均気温は変わっていない。八丈島の20年間の夏日の日数は減っている。但しIPCCや気象庁がデータを改ざん。その日本の手先が江守氏との噂も?
 
★但し『化石燃料の大量消費とCO2排出を抑えるべき』には異論はない。原発がCO2を抑えるという言説は間違い。コンクリートの大量消費、原発のライフサイクルでのCO2排出量は天然ガスのコンパインドサイクル発電の1/2程度。廃炉作業でもCO2排出。ウラン加工時や再処理時には膨大な放射線が放出される。
どこまで行っても原発推進派とは科学的な議論はかみ合わない。








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