甲状腺がんは放射能の影響(2)!?
若干わかり易く書き直してみた。
地元新聞の投稿欄に投稿し、掲載された。
甲状腺癌患者が138名となり、
0~19歳の甲状腺癌患者は通常100万人当たり2.5人に対し、
数十倍で多発と言える。
しかも2巡目に見つかった25名のうち
23名は1巡目では問題は無かった事から、
必要の無い検査により、多くのがん患者が見つかったとする
スクリーニング効果だけでは説明できない。
県は当時の飛散した放射性物質のヨウ素の吸入摂取と
食品からの経口摂取の初期内部被ばく線量評価が
不十分なまま『放射能の影響とは考えにくい』としている。
もし放射能の影響で無いとすれば、
他県でも多くの子ども達が甲状腺がんを患っているはずだが、
その事に対する説明は避けている。
今後がんは増えないとする国連科学委員会の報告書は
過小評価と内部からも批判され信頼性に欠けるが、
県の説明はこの報告書を理由の一つにしている。
当時、県が初期被ばく線量測定を不安を煽るとの理由で
止めさせた事が原因究明を困難にしている。
県は患者の初期内部被ばく線量評価の主導的役割を果し、
丁寧な説明会を県内各地で開催すべきだ。
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