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確信犯は高村教授か民報か?

長崎大学の高村昇教授の論文を
福島民報が大きく伝えた記事
『県内増加考えにくい』との見出し。
甲状腺がんはチェルノブイリの発症とは異なり
福島での増加は考えにくいとしたもの・・

取材した記者がいる福島民報の郡山本社にTELした。
どのように取材したのか?
本人にも取材したのか?
論文を読んだのか?
岡山大学の津田教授の論文は知っているか?
未だ5年しか経過していない段階で断言するのは如何か?
ヨウ素の初期被ばくについて、現在東大等のチームが検証中の段階で
このように断言する事は、ジャーナリズムとして検証したのか?
民報がジャーナリズムには疑問もつが・・)

チェルノブイリの事故での放射能は広大な土地を汚染したが、
汚染した土地ごと(汚染度)に甲状腺がんの発生数の分析を行われていないにも関わらず・・・
どうして増えないと言えるのか?

といった質問を矢継ぎ早にした。

そしてこの論文には福島で増加考えにくいとは一言もふれていない。
民報(郡山本社)に問題指摘すると、
日本語に翻訳された論文をもらったとの事。
原文とまったく違った内容が新聞社に配布されたとすれば
これこそ欺瞞として罰せられるべき。

最後に民報記者は十分に取材をしたと若干切れ気味の対応・・
自信過剰?の割には、全体が見えていないのが、地方紙の記者のレベル・・・

改めて民報・郡山本社に再度TELし、
論文読んだが『県内増加考えにくい』とはどこにも書いていないが、
どんな取材をしたのかと記者に問うと『高村氏からのコメントだ』と開き直
り。
これは民報又は高村氏いずれかが確信犯だという事。

一昨日の取材の正当性を主張し、若干キレ気味の記者は一転してこの態度・・・
但しこの記者が書いた本人なのかを問うたが、答えなかった。

これは大問題だ!と言うと編集部長に伝えておくと・・・・・
何らかの形で高村氏から書いたものが届いたものと推定
日本語翻訳文書をFAXしてくれと言うと拒否(当然か???)


論文は以下。
http://www.thelancet.com/pdfs/journals/landia/PIIS2213-8587(16)30112-7.pdf


坪倉医師の論文の問題を指摘した物理学者のコメントです。

『高村氏の論文には、
この新聞記事の最初のパラグラフにあたることが書かれておりません。
また、記事の、このパラグラフの内容は、前半と後半が論理的に整合していません。
前半では、チェルノブイリの事故後4年後以降のことをいい、
後半では、福島の事故後3年の間のことをいっております。
また、第2パラグラフの先頭にある、チェルノブイリでは25名中の4名が
事故時に5歳以下だったことも論文には文章として書かれていないことです。
高村論文の結論は、「福島での連続したスクリーニングは継続されるべきであり、
患者の年齢分布はチェルノブイリでの原型的な放射線誘発性パターンと
定期的に比較されるべきである。」です。

これは、「県内増加考えにくい」という新聞記事の見出しとは全くことなります。
多くの科学者の目に触れる論文では、批判の対象になりそうなことを書かずにおいて、
新聞記事で発表することは、科学者の倫理に反します。』


確信犯は高村教授か民報か???
今後も福島民報と高村教授を追及していく・・・


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