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避難者の子どもへのいじめ

5年前、福島県内から横浜市内に自主避難してきた
現在、中学1年生の男子生徒が、転校先の小学校でいじめを受けていたとして、
去年12月、教育委員会に調査を求めた。
教育委員会は第三者委員会を設置し、学校関係者などから聞き取りを行い、
今月、報告書をまとめた。

報告書によると、男子生徒は転校した直後の小学2年生のときに
名前にばい菌の「菌」を付けて呼ばれるなど、学校内でいじめがあったと認定。
また、男子生徒は5年生のときには「原発事故の賠償金をもらっているだろう」などと言われ、
遊ぶ金として5万円から10万円を合わせて10回ほど払わされたと証言.。

さらに、学校と教育委員会の対応について
おととしに生徒側から相談を受けていたのに、
適切に対応しなかったとして「教育の放棄に等しい」と厳しく非難。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161109/k10010762491000.html


本件について横浜市の人権教育担当の指導主事にTEL。

①まずは福島の現状、被曝の現状、悲惨さ、何故避難しているかの理由を
 教育委員会が学べ(まずはこの指導主事自身が)
②この問題を放置していた学校、教育委員会の
 村社会の問題点を洗い出し対策案を示せ
③教育委員会が各学校に対策を通達すると共に
学校長と学年主任に教育せよ(福島の現状を含め)。

本件について是非実行すると回答してくれはしたが
いつの時点で教育委員会が知ったのか?
いちの時点で学校長が知ったのかの質問には
答えられないと・・・

家を失い、土地を失い、コミュにても失い
今までの友達とも別れて
横浜市に避難してきた子どもが
避難先でいじめられていた5年間は
どれ程苦しかったであろうか?
この子どもの5年間の人生を返して欲しいと伝えた。

全国の避難者の子どもへのいじめについて
文科省は通達を各県に出すべきだ!

福島県教育委員会・義務教育課に電話し
福島県から文科省に上記の①~③を要望するように依頼したところ
今後開催される全国都道府県の教育委員会の会議で
この事を伝えてもらえる事となった。

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