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福島原発は、今後百年間 手が付けられない

【福島原発は、今後百年間 手が付けられない】         

東電も経産省も30~40年で廃炉といまだに言っている。彼らは30~40年で廃炉が不可能な事を知り?ながら、国民を欺いているという事。まさに『もんじゅ』と同じ構図。10年後にはさらに20年延びる。さらに10年後にはまた20年延びると言いだすだろう。いつまでたっても廃炉はできない。

デプリがどんな状況になっているかも不明で、廃炉の定義も不明で法的根拠すらない。再び太平沿岸に大津波が来る事が予測されている。その対策を早急にしなければならない。単純計算でも300トン以上のデプリを1日10kg取り出しできたとしても、100年はかかる。

★以下は某大学名誉教授のFBから転載
【今後も百年間 手が付けられない】
あれから今日で 11年経ちました。福島第一原子力発電所の1号機には今も約 77トンのウラン235(濃度 3~5パーセント)と核分裂生成物が溶け落ちています。その溶融物には百年後にも広島原爆約 400発分の放射能が残っていると考えられます。また、その溶融物は、形状と濃度によっては周囲の水の存在下で百年後でも広島原爆約 3,800発分の放射性物質を新たに生み出す能力をもっています。

それとは別に1号機の建屋三階の使用済み核燃料プールには 392体の核燃料集合体があり、その集合体には百年後にも広島原爆約 400発分の放射能が残っていると考えられます。
また、2号機と3号機にはそれぞれ約 102トンの未反応核燃料と核分裂生成物が溶け落ちています。また、2号機の使用済み核燃料プールには 615体の核燃料集合体が沈められています。
1号機から3号機まで建屋の中の核燃料プールを含めてすべて合計すると、百年後に放射能の量は、現在の約 10分の1の広島原爆約 2,400発分となりそうです。

建屋内部は放射線量が高く、現在は作業ができる状態でありませんが、百年後には放射線量は 10分の1程度になっていて、かなりの作業ができるものと思われます。 
そのためにも、1、2号機の建屋のコンクリート・プールの核燃料集合体合計 1,007体を次の大地震が来ないうちに、また、老朽化しないうちに早く取り出さなければなりません。プールが壊れて水が無くなると再び誰も建屋に近づけないくらいに放射線量が上がってしまうでしょうから。

★「テレビユー福島」から(3/11(金) 21:43配信 )
【福島第一原発 見えない廃炉の最終形 ロードマップと「法的責任」】
 https://news.yahoo.co.jp/.../88ce43bafb64410522be23b057b3...

どういう状態を廃炉の終わりなのか。その姿はいまも明らかになっていません。100年以上かかると指摘する専門家もいる。「中長期ロードマップ」は、そもそも廃炉計画ではない。

「政府や東電は廃炉を前に進めるために海洋放出だとか40年で廃炉だとか言ってきましたけど日本の法律上の廃止計画は、福島第一原発については提出もされていないですし、福島第一原発では廃炉は法的には行われていない」

福島第一原発は「特定原子力施設」として、一般の原発と異なる扱いとなっていることから、廃炉計画もなく、完了要件もないのです。つまり「ロードマップ」は、法的な責任がない廃炉計画と言えます。「最悪のケース」として、「自分たちのさじ加減で、自分たちのいま行っている工程を終了することができる。そして、そのいい加減な状態を地元に押しつけて、ある意味事実上撤退することが可能になってしまう」

事故を起こしたアメリカのスリーマイルでは、廃炉の完了を定めた法規則があり、国や事業者の都合だけでは、撤退ができない仕組みが整っています。 「スリーマイル原発事故は事故が起きて40年以上経つが、廃炉は終わっていません。



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