北東北と三陸の旅の7日目。北山崎の断崖等の三陸ジオパークを巡りながら、東日本大震災の大津波で壊滅した町の震災遺構を巡る旅。被災した住民の慰霊と鎮魂の旅でもある。
岩手県北部の田老町や田野畑町の海岸を訪れた。
田老町は17mもの津波が押し寄せ壊滅状態。たろう観光ホテルは4階まで浸水し、2階までは鉄筋の柱を除いてすべて流出。震災遺構として残している。その近くで小さなカフェが昼間だけ営業していた。この周辺は夜間は住めない。みな高台に家をつくるか、他の地域への移住を余儀なくされている。
【震災遺構となった、たろう観光ホテル】
ここの駐車場には、地震によってこの地が約2m程度移動した事を記していた。
昼間だけ営業しているカフェ(右側)
周辺には何もない・・・
田老町の北部にある田野畑町の海岸・明戸海岸の防潮堤も大きく破壊されていた。ここも完全に破壊尽くされて、今は公園になっている。多くの住民も亡くなった。(合掌!)
【破壊された防潮堤でさえずるイソヒヨドリ】
【今では植生も復活・オオマツヨイグサが咲く】
【海岸にはハマヒルガオも咲く】
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