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朝日新聞のUNSCEAR(国連科学委員会)批判記事

ついに朝日新聞もUNSCEAR(国連科学委員会)批判記事を出した。
【科学的か非科学的か 原発事故被曝の影響めぐり割れる見解】
:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASQB57VYKQ9GUGTB005.html

批判記事の内容(一部)が以下

国内の研究者らがつくるグループからは報告書の内容に疑問の声があがる。本行忠志・大阪大名誉教授は、「被曝に関する様々な要因に対し、推定しうる最小値かそれ以下の値を採用して(被曝線量の)大幅な過小評価をしている」と批判。

20/21年版で被曝線量の引き下げにつながった「昆布効果」の問題だ。報告書が裏付けデータとして挙げたのは、55年前にわずか15人を調べたもので「全く参考にならない」。直近では日本人のヨウ素摂取量は世界標準と比べて多いと言えず、評価は事実に基づいていないという。

また、避難中の食品による被曝についても、事故直後は汚染された野菜などが市場に出回っていたことが明らかになっており、本行氏は「不確実なものには最大値を採用する予防原則にも逆行する」と指摘する。

報告書で、がん多発の原因とされた過剰診断説についても「科学的に全く検証されていない」(岡山大学の津田敏秀教授)と、疑いの目が向けられている。

医師の種市靖行氏は、福島県では過剰診断を防ぐため、甲状腺がんの腫瘍(しゅよう)の大きさについて、厳格な基準に基づいて検査されていると説明。特に、5ミリ以下の結節を精査しておらず、命を脅かさない小さながんを見つけているとする過剰診断にはあたらない。

高感度の機器を使うことで、がんの詳細な形態がわかるようになり、手術に至る症例が減っているとの報告を紹介。「高感度機器は過剰診断を防いでおり、報告書は逆のことを言っている」と批判した。

NHK、東京新聞、福島民報、産経新聞(併記)、政経東北に続くUNSCEAR批判記事だ。
今後、更に河北新報や他のメデイアからも批判記事が出る事を期待したい。

今までに批判記事の概要はは以下のブログの後半部分をご覧ください。

【UNSCEAR2020/21報告書に日本側はどう関与したのか】
https://nimosaku.blog.ss-blog.jp/2022-09-24








 

 


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