日本100名城・仙台城
日本100名城の一つに指定されている、仙台城(青葉城)は中世の千代城を改修し、伊達政宗が2年余で築いた城。政宗は大規模な土木工事を行い、青葉山に石垣、土塁で防御した本丸を築いたが、天守は上げなかった。
伊達政宗は米沢城(続日本100名城)に生まれ、18歳で家督を継ぐと、わずか5年で南奥羽の覇権を握るまでになった。
伊達政宗は米沢城(続日本100名城)に生まれ、18歳で家督を継ぐと、わずか5年で南奥羽の覇権を握るまでになった。
豊臣秀吉の小田原攻めでは秀吉に従い、関ヶ原の闘いでは徳川方として戦った。その後仙台藩の初代藩主となり、それまで居住していた岩出山から領民を移住させた。治水工事や新田開発を進め、仙台藩62万石の礎を築いた。
政宗自身が遺言で墓所に定めた、伊達政宗が眠る霊屋「瑞鳳殿」が仙台城近くにある。政宗死後に殉死した家来たちも一緒に眠る。
伊達政宗は武芸だけでなく、和歌、漢詩、書、茶の湯、能、食べ物、海外の文化、桃山文化の建造物や装飾など、さまざまな事に興味を持ち、優れた才能を発揮した文化人でもあった。
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